しかしまた、タイミングよく、みずほ銀行でリアル半沢みたいな事件が発覚したもんだ。

反社との取引を、もみ消した副頭取は第一勧銀出身の上野徹郎という人だとか。

あまりにも予想通りに第一勧銀出身。

今にして思えば産業中央銀行・・・まるで「第一勧業銀行」みたいなネーミングだったな。

総会屋事件から体質が何も変わってなかったんだなー

第一勧銀は「金融腐蝕列島」のモデルになった。

「金融腐蝕列島」で銀行の不正を暴く主人公のモデルになった江上剛さん自体が、日本振興銀行の問題に手を貸すことになったのは笑えないアイロニーだけど・・・

ぜひ、リアル半沢ならぬ、リアル江上剛で、振興銀行の事件をドラマ化してもらいたいものだ。

水上勉か、松本清張か、池井戸さんじゃないと描けない。



話変わるけど、合併後に旧第一勧銀の本社だった内幸町の支店を訪れたことがあったが、1階は支店の窓口業務しかやっていないのに、体育館みたいにだだっ広いフロアで、入口を入ってからカウンターに行くまで、ものすごく遠かった記憶がある。

更に話変わるが、中央三井信託というか、当時はまだ三井信託だったのかな、日本橋三越の隣のコリント式だかイオニア式だかのギリシャ建築だかローマ建築だかの豪壮な建物の地階に入ったことがあったな。

あれはまだ30前後の頃か。

例によって例のごとく、億単位の振込なのに3時までの振り込み手続きに遅れてしまって、会社に急遽切ってもらった小切手を持って、警備員さんに非常口から特別に入れてもらって、三井信託の地下二階だったかの金庫室と同じフロアにある部署に届けた。
上司には怒鳴られ、経理部からも怒られ、心臓バクバクで自腹でタクシー拾って小切手を届けに行った。
焦りまくりで必死でタクシーを拾おうとするから、危うく車に轢かれそうになった。

その時まで知らなかったが、警備員さんが帰り道を案内してくれて、三井信託の地下一階だかは地下鉄の通路と繋がってることを知った。

それまで、証券会社によっては「ペラ」だの「ペロ」だの呼ぶ株の注文伝票は切ったことがあったが、営業から飛ばされてった部署で、いきなり経理の振替伝票だの仕訳伝票だの振込伝票だの、借方、貸方もよく分かってないのに、それやらされたんで失敗ばかりしてた。

ソルジャー採用でしかなかったんで、財務経理とかなんも教育なんかしてくれんかったし。

20代半ばから後半の営業マン時代は、簿記の勉強してることが上司に知れたら、「おめーよ~、いまさら簿記の勉強なんかしても、しょうもねーだろ?」とか、「なに、お前?まさか営業から逃げようとか思ってんじゃねーだろーなー!?」とか先輩が俺の肩にもたれ掛りながらネチネチと言われてイジメられるのがオチだった。

営業の頃は、これでもかってくらいに、とにかく体育会系の、プロレスみたいな、首締め、卍固め、羽交い絞め、カニ挟み、の理不尽極まりない連続技。

ま、そんな目に遭いつつも、涙を拭いながら、上司や先輩の言うことを聞かずに通してここまで生き残ってきたわけだけど。

あまりにもキツイ首締めで俺がマットをタップしてるのに、気を失いそうになるくらいまでやられた。

半沢ドラマは、半沢が上司から理不尽な目に遭って、上司に逆襲するのがウケたわけだけども、「欧米では理解できない」だとか、「なんで転職しないんだ?」とか好き勝手な論評してるけども、申し訳ないけど、金融の外資系は、結局のところ、なになに銀行出身者だの、なになに証券出身者が牛耳ってるわけで、外資に転職しても同じなのよ。

もしかして知らんかった?

「外資金融機関はボックスティシュ―を客に配らない」とかw

その、訳知り顔の解説も笑える話でな。

ここ最近は配ってないだけで、そのことを若造が知らないだけなんだけど・・・

2000年頃は、日本に進出するのが遅れた外資系金融は、自分とこのロゴの入ったマグカップだの、マウスパッドだの、ボールペンだの配りまくってたぜ。

プライベートバンクほど、配ってた。

ブルームバーグも金融機関の営業では粗品を配ってた。




同い年くらいの富士銀行の法人営業出身の奴が某外資に転職して、日系企業だとそこまで使えない接待交際費が、外資だと使いまくれて、30後半で年収が2千万になって、シボレーかなんかの特注のランクルを購入してたが、奴が言うには、「あと1回か2回、45歳までに外資系を転職できれば、いいほうかもしれない。とりあえず、それまで稼げるだけ稼ぐつもりだが、その先、どうしたらいいのか分からない」だもの。

外資の高給は麻薬みたいなもんで、不安を忘れさせてくれる一時の陶酔なのよ。

外資系が金融工学で顧客を掴んでるとでも思った?

いやいや、日本企業じゃ考えられないくらいの接待攻勢で顧客を強奪してるだけなんよね、ほんとは。

GSとか、無茶苦茶な接待交際費を使いまくって、目茶目茶、体力勝負の体育系のノリ。

BCGとかの外資系コンサルも同じ。

もしかして、それも知らんかった?

この時代になっても外資系に対する幻想を抱いてるとか、アホちゃうか。

法人営業の営業マンの1か月の交際費の予算は30万とか平気だから、外資だと。

それも一人の営業マンの。

「もう少しで客を落とせそうです」となれば、上司が出張ってきて100万くらい接待に使う。

高級ビジネスバッグとか贈ったり、大画面のテレビを贈ったり、高級ソープに行ったり、下手すりゃグアムに接待ゴルフに行く。

日本の銀行は接待交際費にうるさくなったので、大した接待をしてくんないところに、外資系が無茶苦茶な接待攻勢をかけるもんだから、地方の役人だの、メーカーの購買部長さんとかは、もう骨抜きになる。

接待してる側も、「接待される側は、たまにだから楽しいかもしれないが、接待してる側としては、こんな生活してたら体ボロボロになる。やめられるものなら、やめたいのが本音」と思いつつやってる。

彼らの本音は、「半沢直樹みたいに、正当な仕事をして成果を出したい」のだと思う。

プレッシャーがかかって、接待や不正に手を染めてしまう俺は、「なんて弱い人間なんだろう?」とか思いつつ、ドラマを見てたんではないか。
最初は、取引先との話題作りのために見ていたつもりだったのに・・・

ついつい感情移入してしまう。

大和田常務や岸川部長にもシンパシーを感じてしまう。

そんな人らが、安堂ロイドなんか見る訳がない。

東洋経済の半沢ドラマに対する分析は、全然なってない。

なんがグローバルエリートや。

「お花畑頭は、どっちか?」って話やど。

所詮、新卒で外資に入って、いきなりロンドンに研修に行かしてもらったりして、勘違いしてしまった奴らの戯言だろ?

あれは、洗脳の研修ってか、とりあえず、本国に送って研修でもすりゃー、学校出たばかりの頭でっかちのこいつらも、現実を分かるのかと思って送ってるだけなんよね。

その大多数は、変に勘違いしたまま帰って来るのが多いんだけども。


東洋経済より週刊ダイヤモンドのほうが信頼できる。

東洋経済より赤旗新聞の方がまだマシ

で、俺も春先に3回くらい書いた油公が行政処分をくらうとか。

助言資格しかないのに、実際は勧誘までやってた。

そりゃ、処分を喰らうわな。

それでも、アブラハムは、この期に及んでも頓珍漢な主張を繰り返してるらしい。

商社出身の社長が、よほどトンチンカン野郎なんだろう。

ま、覚醒剤で往っちゃってるようなトンチンカンじゃねえと、できねえビジネスだけども。

幻想でも見てるんだろう。

もう、ついてけないと思った部下は離れていくだろう。

社長の私利私欲のために、ついていく理由はないからな。

商社出身の連中が金融に来た90年代後半でも、彼らがタックスヘイブンを使った商品ファンドをいくつも作ったが。

商品ファンドwww

結局、商社が扱うゴールドと、ゴム、アズキ、原油とかの商品先物のハメ込み用のものだった。






そうか、サイケは、サイコだったのか。

今、気づいたわ。

現実世界では、半沢も「サイコ野郎」として組織に抹殺されてしまうのだが・・・







先週は内定式が多かった。

やはり景気が良くなったみたいで、チャーターバスを連ねて内定した学生様を接待してたな。

バブル当時となんも変わらん光景やった。

それに嫉妬するよりも、バス会社も儲かって、廻りまわって世間に金が流れるなら、「それも有りか」と感じた俺は、年を取ったせいかもしれん。

ここまで読んでくれた人、ご清聴ありがとうございます。