この2、3週間、「ああでもない、こーでもない」と議論ばかりやってて、一向に論点の分析が進まない会計士と財務の連中の話を横で聞かされてて、さすがに、これじゃ、いつまで経っても先に進まないと思い、昨日、片手間で作った総勘定元帳の会計データをまとめた集計表を、今日、会計士に見せたら会計士が驚愕してた。

彼にとっては、自分が作れなかったポイントを押さえた集計表を、俺が他の仕事をしながら片手間で作ってしまったことが驚きだったようらしく、また、多少、プライドが傷ついたらしく、「参考にさせていただきます」と一応は引き取りながらも、全面的に納得するわけにもいかないので、「念のため確認だけはしたいのでデータを下さい」と言ってた。

元データは会計士本人が作ったものなので、なんら俺が数字をいじった訳じゃないから、確認しても同じ結果しか導き出せない。

確認の結果、「間違っていない」というお言葉を会計士から、いただいた際、「この人、何者なの?」っていう顔をしてた。

膨大な数字のデータを扱うのは、もしかしたら、俺のほうが会計士よりもずっとやってきたから、データ集計の落とし穴も知っているので、つまらない間違いは犯さない。

今の会社はExcelしか普通の社員には使わせてもらえないので、大量のデータを集計して、「何がポイントなのか?」を念頭に置いた表にまとめようとすると、多少は手間取るが、簡単なExcel関数とピボットテーブルを組み合わせた集計を何度か繰り返せば、できないことはない。

前の会社ではExcelでは行数が足らなくなるくらいのデータを扱っていたので、Excelで収まる程度のデータ量であれば、集計自体はそれほど難しいとは思わない。

今はCPUも高度化したので、多少、大きなデータのExcel操作をしている間にスタックすることもない。

定型のデータ集計をするだけの仕事であればマクロを組んでどうとかするのが効率的なんだろうが、俺らの仕事は何度も何度も繰り返し使う定型の仕事じゃない。

「二度と使わないようなマクロを組む暇があったら、とっととやれよ!」と怒鳴られて終了。

金融機関で使う会計システムの開発の、どっかのプログラマーとも10年以上前に何度も議論したりしたし、所詮、事業会社の会計データなんで、そこそこ大きな企業の会計データでも、大して難しい話にはならないと思っている。

金融機関のデータ量は、日々の金利計算とか時価評価とか、株取引の損益計算とか、日々の入出金のデータ量は、事業会社の比じゃない。

原則、一個でもバグがあるようなプログラムは使い物にならない。

事業会社の、のんびりとしたシステムと違って、リアルタイムで間違いなく安定的に稼働しなければいけない。

だから、その辺のポッと出のシステム屋さんとか、SIなんか使わない。

税務、法務、会計、金融実務、それら全部をクリアしてないと使えないので、そういうことを理解していないシステム屋さんは、最初から門前払いになる。

で、唯一というか、旧つばさ証券のシステムの構築に関わった斉藤さんがカブドットコムを創業できたわけだけど、ただ、やっぱり、カブドットコムの基幹部分のシステムは、最早、それほどには先進的でなくなってしまった。

当時は、確かに先進的ではあったんだけども。

ま、今は、自分とこで証券会社を運営してるので安定稼働が最優先で、下手に実験的なこととか、巨額の開発費用のかかることはなかなかできないんだろうけど。

最近は統計学ブームらしいけど、「じゃあ、何をどうしたいのか?」という目的無しの統計学はあまり意味がない。

なんのために統計を取るのかが漠然としたままでは、何の意味もない。
標準偏差がどうとかこうとか、関係ないやん、あんたらの仕事は。
少し言い過ぎか。

「プログラムの不備でゲーム課金の金額計算を少し間違いました。すいませんでした」では済まないのが金融機関。

1円の間違いも許されない。

ただ、ここ最近は通信トラフィックの量が昔とは格段に違うので、しかもハッキングのアタックがすごいので、なかなか難しい時代にはなってきたのかもしれない。

ま、僕らはプログラミング云々じゃなしに、Excel程度をそこそこ使いこなせる程度で構わない。
若い子らが、Excel関数もピボットテーブルも使えない現状は、「さすがにどうなのよ?」とは感じる。
おそらく、手作業の集計とかをやったことがない世代なんで、集計とか計算の構造とか、基本の原理を考えたことが今までなかったんだろう。

知らなかったけど、「ビッグデータ」っつーの?そもそもデータを活用するにはロジックを考える頭がないと、折角のデータも無用の長物になってしまう。