梅雨入りしたのか

世間の奴らが、だんだん貧しくなってるのが分かる

雨の日の駅までの送り迎えの車を見てたら、ふと実感した



向かいの家の旦那の姿を見かけない。

駐車場から車も消えたままだ。

奥さんは休みの日もパートに出ているようだ

こんな雨の日なのに






通勤電車の、くたびれたオッサンでも、もしかしたら勝者なのかもしれない。
いつの時代も、20代、30代は、それなりに電車に乗ってる。
おっさん世代になると、比率はだいぶ下がる
結局、消えてんだ
うまく行ってそうに見えてても
そうだよな、俺の周り見たって、サラリーマンで居続けられてるのは半分以下だ。
証券会社だけじゃなく、銀行もだ。
証券会社の奴らは、半分とか3分の1とかいうレベルじゃなく、10人に1人いるかいないかのイメージ
銀行でも5分の1くらいか
経営不振で合併繰り返して20年勤めきれない
信金もそうだし
昔は金融機関と言えば、安泰イメージがあったのに
デリヘルの送迎とか、詐欺のテレアポとかやってるのもいるんじゃないか
どっかの子会社で営業部長なんかやってるのは、かなりマシなほうかもしれん

就職する際にリクルーターで俺を誘った人は、当時、42、43くらいだったのか。
今の俺より若かったんだな。
今は60過ぎか。

「一流銀行に30年勤めて、その後、脱サラして成功を収めて、今は悠々自適」などと、高校の同窓会で言ってるらしいが・・・

真実は、地方銀行の中堅どころに就職したものの、20年でバブルに湧く中小証券会社に転職して、俺らの採用やった後、不景気でリストラに遭って、職を転々として・・・が正しい。

俺らの憧れの人だったが。
最後は、リストラの一環で、銀行出身なのにリテール営業に回されて、毎日、年下の上司に説教されてる姿が、俺の胸をえぐるくらいに痛々しかった。

「これが世に言うところの、リストラというものなんだな」と実感させられた。

俺らを採用したころは、本当かどうか知らないが、年収1500万はあるような話をしてたような気がしたが、あれもどこまで本当の話だったのか。
この世界なら一発逆転もあり得るのかと信じてしまった浅はかな自分が痛い。

スカイラインGTを乗り回してたとか、友人たちとクルーザーを所有してるとか、白馬のペンションの会員になってるとか、俺にとっては夢のような話をしてくれて。
多少は斜めに構えて聞いてたけども、夢に乗るのも悪くないかなと思ったさ。

90年代の終わりころ、リストラの一環で神谷町の出向先に行ってた時も、訪ねて行った。
イギリス帰りの社長を紹介されたりして、たまたま出向させられてるだけで、この人は、まだまだ終わってないと思ったのだったが。
単に俺らに対して見栄を張ってただけというのは、後から知ったことで。

過酷なリストラの場面とか目撃して
会社に出勤すれば、嘘みたいに、毎日、毎日、上司から肩を叩かれながら、「そろそろ、気が変わったんじゃないのか?このまま会社に居続けてもいいことないよ~」と言われてさ。
俺らの憧れの人が、肩叩きに遭ってる光景なんて、信じられん光景だった。

あれから、自分のこととして恐怖に苛まれるようになった。
「絶対、この会社を、こっちから辞めてやる!」というのが、毎日、呪文のように唱えるようになった。
肩を叩かれて辞めるのじゃなく、こっちから会社を捨ててやると。



自分に合わなくなったら、会社を捨てるは有りだと思う。

脱皮と同じだ。

古臭い殻を自分から破って、殻を捨てて飛び立つ

それまで育ててもらったという意識は俺にはない。
そんな感情を持つだけ、あの会社にはもったいない。
途中までは一方的に、こっちがいいように利用されるだけだったが、途中からは、逆にこっちが利用してやった。

もういいかい?

まあだだよ


時々、自分に問いかけて、自分の本心が、まあだだよ、と答えたら、まだ準備が整っていないということ。

環境が変わることに恐怖するのは、当たり前
しかも自分で、変えようというのだから、恐怖はものすごい
100回も1000回も、自分に問いかけてから決断すべきかと思う。






俺の直属の上司は、リストラされて今はミュージシャンやってる。
もう50じゃないか?
ハードコアパンクだかなんだかの。
日本じゃウケなくても、ヨーロッパやアメリカの海外じゃウケるらしい。
所詮はライブハウス専門だから、ウケるといっても食うのはしんどいようだが。