Never Never Love は、何故か好きだな
今日もやってきたさ仕事を
いい気持ちの五月晴れだったのに。。。。4
恨みというほどのことはないけど、行楽には、さぞいい日だったろう。
すぐに梅雨になり、長い梅雨が明ければ、いきなり猛暑
また昔話でも書くか
山一證券が潰れた日のことでも
あんときも、休日出勤してた。
自主的に。
すでに三洋証券が潰れてて、そのときの混乱の二の舞をしないように、休み明けの対応の準備をするためやらなんやらをしないといけないと考えてのことだった。
ニュースじゃ大騒ぎになってるから、みんな会社に出勤してるかと思いきや、誰も出勤してなかった。
あの拍子抜けといったら。
もう、新光になってたんだったか、まだ、新和光だったか覚えていないが、証券会社が潰れた時に、投信がどうなるのかの文書をFAXで送ってきてた。
あれで、信託法とかが、どうなってるか知ったんだった。
投信法では、まだちゃんと、法的に保全されるかどうか、はっきりと整理されていなかった頃のことだ。
日興とか、どこだかもいろいろFAXで送られてきてたけど、あんま大したことが書かれてなかったので、あの和光の説明は参考になった。
数社の通知を自分なりにまとめて、休み明けの準備を整えて帰ったのが夜の10時半。
結局、俺一人しか出勤しなかった。
そして休み明けの朝、出勤すると、部長の周りを取り囲んで、対応を協議してるところだった。
「大変だ、大変だ、どうしたらいい?」と、ああだこうだ協議やってたみたいだった。
俺みたいな下っ端の出る幕じゃないから、いつも通りのルーチンワークに取り掛かりながらも、なんやかんや話が聞こえてくるし、なんとなく部長が俺の方に視線を向けながら、助けを求めてるような感じに見えた。
そこで、やおら、前日に準備してた文書を持って部長の所に行き、「全店に送る通知文書の案を、自分なりに用意してみました」とやったもんだ。
みんな、唖然とした顔してたね。
課長やらなんやらが、今から文書を作るとなると、支店からぎゃんぎゃん来てる問い合わせに対応できないとかなんとか、部長に言い訳してたところに、信託法では、こう解釈されるだとかを盛り込んで、営業の現場向けの、顧客対応の説明用の通知文が、すでに用意してあったんだから。
すぐさま、それを全店通知しろという指示が部長から出て、ほぼ8時に支店に通知したら、なんのことはねえ、あれだけ、ぎゃんぎゃん現場から来てた問い合わせの電話が、ピタリと止まった。
「本社は、いつも対応が遅い!だからダメなんだ」だとか、いつも現場から来るクレームの電話も一切なし。
もう14年以上も昔の話だが、あんときの快感は、今でも覚えている。
あれから、部長の懐刀になった。
困ったら、あいつに言えば、なんとかする奴。
あいつなら、先回りして事前に考えて、すでに何か腹案を用意してるだろうと思われるようになった。
そうなれば、上司としては、もう手放せない。
会社のリストラがあろうが、こいつだけは残してくれとなった。
常に一歩先を見ながら、あらゆる可能性を排除せずに考えておくというのは、結構、骨の折れることではある。
しかし、これは、上から指図されてやってることじゃないから、逆に、仕事に面白みが出てくる。
命令されたことだけやってるのは、ロボットと同じ。
ロボットには面白みを感じるという感性はないだろうし、前例のないことに対して、それを解決するアイディアも持たないだろう。
労働価値説みたいな権利意識だけが強い労働者になったら、生き物としてのビビットな感性を持ち合わせてない、つまらない人間になってしまう。
こういう人間に、市場価値は生まれない。
価値があるとしても、労働者としての価値も景気動向に左右されてしまう汎用品の「コモデティ労働者として」ということになる。
それだと、ヒューマンビーイングとして、どうなのよ?ってことになる。
人間らしさを自分から放棄してどうすんのよ?
それだと、わけのわかんねえ、扇動者に、いいように利用されるだけじゃん。
あらゆる分野で活用できる汎用品として、まあ、20代、30代までなら、それでもいいさ。
少なくとも40以上では、それじゃ通用しない。
体力が落ちてるのに、20代の連中と、まったく同じことができないと価値がないことになる。
同じ会社にずっと勤められてた時代か、運良く、そういう環境でいられるならば。
運が良けりゃな。
やっぱ、何かをクリエイトする側でいたいと俺は思う。
新しいことをクリエイトする側にいないと、いいように扱われて、あっさり捨てられるような気がするんで怖いし。