やっぱ一流企業は全然違うんだな。
同じ27才でも年収200万円台と700万円台
それが人間の価値の差だとされてしまうときついな。
当然、俺は200万円台の人間だったが。
年収200万円台でどうしろってんだよ。
夢も希望も人格も粉砕された。
今は食っていくには困らない程度は稼いでいるけど、若い時分に出る芽は完全に摘まれてしまった。
新入社員があちこちに集団でたむろしている姿を見るけど、彼ら彼女らが集団で集まっているのは、本能的に自分らが弱い立場で、不安だから集団を形成しているのだ。
半年もすれば、あれだけ「一緒に頑張っていこうね」と誓い合った仲なのに、会社から優秀だと見込まれた人間は選別されて集団から離れていく。
気がつけば、自分一人が誰からも声を掛けられずポツンと取り残されている。
その時になって、仲間の言葉を信用した自分が馬鹿だったことに気づく。
残念ながらそうなったとしても、それはそれでもうどうしようもないし、嘆いても仕方ない。
一つ賢くなったと思うしかない。
それで、1年経ち、2年経ち、3年経ちし・・・数年の間しばらくは、冷や飯を食うだろう。
怒り、失意、虚無感に苛まれ、死ぬほど悩み、自分を恨みして、徐々に大人になっていく。
雑草のように強くならねば。
踏みつけられ、誰にも顧みられず、報われもせず。
それでも、頭上の石を割ってでも芽を出す努力を続けなきゃ。
気の遠くなる地道な努力だが、それを愚直に、し続けるのだ。
そうやって、過去の恨みも、嫉妬も忘れた頃に、ふと、周りを見渡すと、かつて自分が嫉妬した相手ですら、遥に追い抜いてしまっていることに気づく。
人間には、その価値をなかなか見出してもらえない存在なのが雑草かもしれないが、神様から最も愛されている存在は、もしかしたら雑草なのかもしれない。
大器晩成という言葉もある。
伊達にそういう言葉が昔から言われているわけじゃない。
きっと、人間の営みの歴史の中で、的を射てる事実があるからそういう言葉が生まれ、何度も再確認されて現代にも生きた言葉として残っているのだろう。