強風のせいで帰りの途中駅で電車が止まった
風はますます強くなるし、運転の再開見込みはなさそうに思えた。
少し高くつくけどタクシーで帰ろうかと思ったが、すでにタクシープールには行列が。
風雨の中、2時間くらい並べば乗れるかもしれん。
でも、バカバカしくてやってられない。
なので、とりあえず飯を食うことにして。
運転再開などするはずもなく、タクシーの行列は前より増えてる。
少し駅から離れて、途中でタクシーを拾うことに。
うまいこと拾えて帰ってきた。

電車の再開を待つ、振替輸送のバスに乗る、タクシー乗り場の行列に並ぶ、今晩泊まる宿を探す。
限られた中での選択肢はいくつかあったものの、どれを選択してもベストにはならないと諦めて、最悪のシナリオを避ける選択をした。
アンラッキーを嘆いていても仕方ない。
料金メーターは気になったものの、車中でウトウトできたり、それなりに快適に帰れた。
運転手にしても、いい稼ぎにはなったろう。
近場の客なら5回くらい乗せなきゃいけない。

出費はあったが、こうして、ゆっくりビールが飲めてるので、いい選択をしたのだろう。

こういうことに金を惜しむのはやめた。
強い風雨の中、ずぶ濡れになって歩いている若い人らもいた。
別に気の毒とも思わない。若いのだから。
無茶なこと無謀なことは、すでに若い頃に十分やった。
酔っ払った勢いで40キロ歩いて帰ろうとしたこともあった。
自分の限界を知るにはいい経験だった。(自分の馬鹿さかげんも)
残念ながら、もうそういった経験で何かを学ぶ年齢じゃない。
下手に無茶をすれば他人に迷惑がかかってしまう。

震災から1年が過ぎて、この暴風雨。
おそらく帰宅難民がかなり出たことだろう。








いろいろ考えてみると、やっぱり行き着くところの最大の問題は人口減少なんだろう。
分け合うパイが縮小してきて、分け前の分捕り合戦になってるし、こぼれた人らは不満を抱えてる。
福祉の充実だの耳障りのいい言葉や、嘘くさい優しい言葉を多用する政治家だけが、儲かる仕組み、身分が保証されるシステムになってしまっている。
庶民も感情に流されて、そんな政治家ばかりを当選させてしまっている。
仕方ないよ、マスコミがそう仕向けているんだもの。
インターネットが普及して、かれこれ17年くらいにはなるのだろうが、既存のマスコミとは違った切り口で書き込みしてた人らも去っていき、今や特定勢力の情報操作のツールに成り下がっている。
企業も悪口をもみ消す業者と組んで、悪い情報が流れないようにしてる。
そこまでするのは、かつては日本生命くらいだったのが、いつの間にか、どこもかしこも当然のようにやってる。
真実は封じられ、まったくのデタラメが真実であるかのうように膾炙されてる。
そんな情報管理社会、情報操作社会になってる割には、それを請け負う業者がそれほど儲かってるわけでもない。
仕事は沢山あっても、利益率は低い。
盤石なのは、巨大資金を持つ宗教団体を顧客に持ってるところくらいか。
当てずっぽうだが。

チャップリンが描いたモダンタイムスは、むしろ今のインターネット社会のほうがしっくりくる。
頭の中まで誰かに支配されてしまう。
政治家の頭の中ですら、誰かに支配されてしまってる。
官僚がそれをしてると世間は言うのかもしれない。
姿が見えない官僚組織に責任を押しつけるのは簡単だろう。
反論もせんから、その通りなのだと庶民は理解してしまっているが、それは真実なのだろうか?

なんとなく、人物、組織としての個体じゃないような気がしてる。
一貫した個人、組織じゃなく、僕らひとりひとりの観念が個人から離れて一人歩きしてるんじゃなかろうか。
それによって自分自身が苦しめられ、悩まされている。
そんな漠然とした想定をしてる。