8kmか10km歩いてきた
歩くのが一番のダイエットになる。
走るよりも効率的なような気がする。
ジョギングとダイエットは別もんだね。
暇人やランニングマニアじゃねえんだから、そんなに時間作れねえけど、歩くのは、毎日、20分かそこいら時間作ろうと思えば作れるから継続できる。
期待もせずに、地下鉄の駅を二駅くらい歩いたり、節電のこのご時世、極力、階段を使うようにしてただけで、この2ヶ月で、なかなか落ちなかった体重が急激に落ち出した。
あまりに缶詰状態が続くものだから、運動不足を考慮して意識してやり始めた。
この効果はある意味、予想外だった。
筋力が落ちるのを心配して始めたのが、意外にもダイエット効果をもたらした。
体重が落ちないと、もっと負荷をかけないといけないのかと思って無理してたのに、なんのことはねえ、ただ歩きゃいいんだ。
今日は背筋を伸ばしながら歩くことを意識した。
気持ち悪いくらいに姿勢良く、まるで競歩みたいに歩く中年夫婦とすれ違ったが、あれは俺の趣味じゃない。
続かないことをしても仕方ない。
それで、考えた。
二足歩行してるのは人間だけじゃないかと。
四足(よつあし)の動物と比べれば、二足歩行はバランスが悪い。
悪いバランスを取ろうとするから、自然と脳幹が鍛えられる。
歩行に使わなくなって退化した前足は、細かい作業ができるようになり、なおさら、脳を刺激する。
四足動物らは、前足を歩行のために使い続けなきゃいけないけど、人間様だけは、ほかのことに前足を使い始める。
脳みそは、不自由な状態を改善しようとあれこれ考える。
悔しいと思うことがたくさんあったんだろうな先祖も。
不自由だからこそ、それまで手に入れられなかった無限に広がる可能性を、脳みそが探してくれる。
なにせ悔しさがバネだ。
何事も決めつけないことだ。
自分の脳みそを信じよう。
ココロとカラダ、信頼関係は大事だ。
郵便配達員だった中年の男が、TOEICで高得点を取るようになったとかいう話。
考えさせられた。
自分とこの会社が、「英語出来る人」の求人員出してるのを見て、このままでは自分の身分が危ういと思って、お金かけない方法で英語の勉強をしだして。
たしか50代の男だった。
職を失う恐怖から始めただけだったのに。
あまりに高得点を取るもんだから、周囲が放っておかなくて、郵便配達を辞めて、英語教育の仕事に携わるようになったのだと。
別に俺も今の仕事に不満があるわけじゃないが、第二の人生というのか、考えないでもない。
俺としては、既に転職して、第二の人生を歩んでるから、第三の人生なのかな。
昔あったパチンコの梁山泊の動画見てて、サラリーマンじゃない人生を選びたいというので、梁山泊のメンバーになった若い人のインタビュー見て、10数年前の自分のというか、当時の世の中の流行を思い出した。
梁山泊が話題になった頃、就職難が言われてた時代、既に社会人数年になってた。
ビートたけしとか、これからは職人の時代だとか言ってた。
俺も、なれるもんなら、職人の道に進みたいと真剣に思った。
なんせ、転職したいのに、どこも相手にしくれん。
20代後半だった。
資格取るしかねえかと思って、長くは続くなかったが専門学校に通い始めたり、いろいろやってみた。
やってみてから思ったが、仕事しながら、学校通って資格取るってのは正直難しい。
精々、社会人、2、3年目くらいまでだな、純粋に勉強に実を入れられるのは。
それ以上経つと、雑念が多くなってどうしようもねえ。
なんやかんや考えてしまって、割り切れなくなってくる。
勉強も、割り切りが大事だ。
割り切れない奴は、中途半端になっちまう。
それで挫折した。
人事異動もあるから、物理的に学校に通えなくなったりする。
社会人の大学院とか、高尚なとこに通ってんなら別なんだろうけど。
社会人大学とかって選択だってないわけじゃなかったにしても、学費がな。。。
そこでも金かよ。
金に余裕があるやつはやればよかろう。
金のない奴ぁどうすればいい?
仕事に実を入れるしかなかんべえ。
30代の大台が見えてんのによ。
そんで一旦、あきらめた。
年齢的なもので。
異動もあったし、一から出直し気分で。
そして、見事、出直したよ。
我ながら。
そして、10年頑張った。
なのに、あの仕打ち。
泣けた。
本気で泣いた。
10何年働いて、あれか?
そりゃさあ、俺も、我ながら不真面目な社員だったと思うよ。
でも、それはねえべ。
それまで努力したのに、軽く、左遷人事するんか?
ああ、これはもうダメだと思ったね。
借金はあるし、辞めてどうする?っては思ったけど、でも、これはもう辞めるしかねえべ、と決断した。
40目前にして。
40だよ、40。
終わってんじゃん!
でも、考えようじゃん?
あと20年あるんだぜ。(途中で死ななけりゃ)
ほとんど博打だ。
40で博打うつ人間なんかいやしねえ。
あんときゃ博打打つしかなかったんだ。
で、こうなった。
よかったよ、あんとき博打打っといて。
こんな僥倖はねえ。
おかげで、第二の人生は、
苦労も多いけど、別人の人生を歩んでる。
別人なんか、なりたくてもなれねえ。