小原保の母親役は岩崎加根子か?


仕事の成果報酬は仕事。

小さな仕事をきっちりやった人間には、前よりも大きな仕事が与えられる。

そうやってこつこつ階段を登って大きな仕事と大きな成果につながる。

小泉孝太郎だっけ、新聞記者役。

あんまり必要のない役のように思ったけど、他の記者と差別されるようになったのも、見えない陰の努力を平塚刑事が買ったからということを表現している。
なんぼ努力してもほとんどは徒労に終わる。
徒労に終わることを予想して、効率よく立ち回ろうとするのが普通の人間。
なんでもそうだ、徒労に終わることを厭うて実になる成果は上げられない。
他人より多くの犠牲を払った人間が他人より頭ひとつ抜け出るのは当たり前だ。

しかし、平塚刑事の裏取りっていうのはすごいな。
藁ぼっち、凍み餅。
地味な事実を突きつけて追い込む。
容疑者の辿った道と同じ道を辿らなければ真実が分からない。
普通は誰も楽したいと思うから、ここまでやればもういいだろうとなってしまう。
そこにギリギリの心理的せめぎあいがある。
家族も相当の犠牲を払う。

少し前にプロジェクトXが流行った。
一、二回くらいしか見なかったが、結構まわりの人間は見ていたらしい。
本人たちの熱意もすごいのだろうけど、家族も一緒に戦っていたというところがいまいち理解されていないような気がする。
おとうちゃん一人が苦労したわけじゃないだろう。
何かを起こす人たちは、家族だって苦労したのさ。

英語のことわざに、相手の身になって考えるという意味の「その人の靴を履く」というのがあるが、つまりは文字通り「その人の靴を履いてみなければ、その人の気持ちは分からない」ということなのだろうと思
う。

真にその人の身になって考える、俺は本気なんだよ、と相手に思わせなければやはり商売はうまくいかない。
高尚な理論を振りかざしてみても人の気持ちは動かない。

俺もいい年だし、若い頃みたいに屁理屈こねて人を屈服させようなどとは思わないようにしなければ。

今の俺も未熟すぎて笑えるが、昔の俺の姿を思い返すと恥ずかしくてどうしようもない。

理屈が正しかろうがなんだろうが、あんなものは意味がなかったのだ。

ま、青い若い人間がいないと組織は腐る一方なのだろうが・・・