ブログのやり方がよくわからない。

こんなんでいいのだろうか。

思ったことを書いておけばいいのかな。



なんか世の中がせわしない。

あんまり新聞とかテレビ見ないから世間の情報には疎いのだが、ネットのニュースくらいは一応見てる。

派遣社員が解雇されたりしてるらしい。

俺も一度は失業したこともあったが、幸いにして今は職にありついている。

会社は二社目だが、いずれも正社員だから恵まれているのかもしれない。


最初は無名の証券会社。

大学には行ったものの、レベルの低い学校だったし、あまり真剣に就職活動しなかったので、結局その程度の会社にしか入れなかった。

どんな職業に就いて、何をしたいという意識もなく、流されるままなんとなく『給料が良さそう』なのかと思って。

留年もしてしまったし、就職課も世話をしてくれそうにもなかったので、自分で20社くらい葉書送って、良さそうな返事をくれた会社に面接に行って、こんな俺でも熱心に誘ってくれたリクルーターにほだされて。

内定もらって気分良くしてたら、どうやら俺ばかりがチヤホヤされていたわけではなく、全員がそうだった。

よく氷河期世代から批判を浴びる、いわゆるバブル世代というやつ。

彼らには批判されるけど、俺自身それが良かったのか悪かったのか、わからない。

地方出身の貧乏人のコセガレが証券会社なんかに入ってしまうなんて世間知らずもほどがある。

10何年か勤めたが、あんな仕事は誰にも勧められない。

営業は精神的に耐えられなくなって3年で異動させてもらったが、その代わり人事評価は最低ランクをつけられた。

すでに30歳を超えていたが、給料は20万ちょっとで、残業代はつかない上に、ボーナスは30万もなかった。

つまり、30歳にして年収300万前後。

それでも甘い、といわれれば確かにそうなのかもしれない、今の時代の人達からしてみれば。

ただこればっかりは言っておこう。

証券会社のリテール営業の過酷さに耐えられる人間はそれほど多くない。

どんなにイキがってる元気のいい連中でも営業に配属された半数以上は5年ともたず辞めていく。

しかも簡単には立ち直れないほどの精神的ダメージを受けて。

数年ごとに暴落が来てリストラされる。

おそらく、今リストラされてる中にも昔の仲間がいることだろう。


リストラが地獄と早合点するのは甘い。

リストラはまだまだ地獄の入り口でしかない。

これまで偉そうに客に世界経済を語ってきたが、転職業者に相談に行けば、「ところで何か特別なスキルをお持ちですか?」と尋ねられて、答えに窮してしまう。

「これこれで社内表彰されました」、「管理職として何人かの部下を指導してきました」などと言ってみても、横を見れば、くたびれた中年の求職者も同じことを言ってる。

そこではじめて、自分の過去の実績が虚しいものであり、自分と同じような経歴を持っている人間が掃いて捨てるほどいることに気づくわけだ。

結局、ロクな仕事を紹介されず、肩を落として、しばらく派遣社員で食いつなごうと考える。

家族もいるし。

そのうち景気が良くなれば・・・と淡い期待をしつつ。


中にはそんな現実を受け入れられずに退職金で事業を始めようと考える人間もいる。

昔は証券マンを辞めてコンビニを始めた人間が多かった。

要するに、コンビニ会社にとってはカモなのだが。

ほかにもコロッケ屋、カレー屋、たこ焼き屋、ラーメン屋、なんとか食堂、弁当屋など等。

小銭を持った中年相手に夢を語る詐欺師が寄って来る。

何年か前に立てこもり事件を起こした軽貨急配という商売もあった。

で、彼らが語った夢のような説明通りには売上げが上がらない。

すでに店の改装費、新品の設備を買わされて貯金を使い果たし、借金だけが雪ダルマ状態。

景気のいい時に買ったマンションのローンもだいぶ残ってる。

こうなったらいずれ首吊るしかなくなる。

実際、何人かの先輩たちはそうなった。

管理職といっても大した管理能力もなにのに、少しばかり出世したからと内弁慶で威張り散らしていたが、気づけば自分がリストラ対象者になって、泣き叫んで辞めていったり、大層な夢を語りながら去っていった。

しかし、残念ながら、成功したという話を聞いたことがない。




自分を買いかぶらないこと。

現実から目を逸らさないこと。

本物はハッタリなど言わないものだ。



たとえ多少忙しくて毎晩遅くまで働いても、休日出勤させられても、そこそこの給料がもらえて、安定した生活と安定した精神状態が保てている今は幸せなのだろう。

ノルマに追い立てられる夢も見なくなった。