原爆投下日や終戦記念日は
何度かブログに記していたけれど。
沖縄慰霊の日
あまり注視してなかった。
反省。

6/23付けの朝日新聞、天声人語に79年前、
沖縄本土に米軍が上陸した次の日に起きた
惨劇を紹介している。

チビチリガマの洞窟に隠れた住民たちの中に
日本軍が中国人を虐殺したのと
同様に、
今度は自分たちが
米軍に殺される。
とかつて中国戦線に立った経験のある方が、
そう考えて、火をつけたとか。
そのほかにも
敗戦国の女性がどんな扱いを受けるか、
と口にする旧満州から引き上げてきた女性も
いて、自死を勧めたと言う。

天声人語の中では
『日本の兵隊が中国で行った残虐な行為が、
裏返ってガマにいた人々の恐怖心につながり、
自決を促していた。』
と表現されていて、
廻り廻った因果に切ない思いが…

戦争と言う狂気の中で残虐性が表れるのは
生存欲と紙一重なのかな?
あとは優位性の満足感?

いずれにせよ、
誰かを殺すことは禍根を残し、
次の"殺"に繋げてしまうのでは、
とも思う。

惨劇を学んでも、
繰り返される惨劇。

加害者側から被害者側になった人、
被害者側だけの方、
加害者側だけの方。

知性を持っているはずなのに、
欠如してしまうのは所詮は動物ゆえ、
何ですかね。。

最も自分がそんな中に投じられたら、
どんな考え方をし、
聞いた話から何を判断し、
行動していくのかはわからないかな。
自陣の残虐性や弱さが
どのように露呈されるのだろう…ショボーン

改めて犠牲となった方々へ心より
合掌🙏