「同じ投資をしても、利益の増加分がだんだん小さくなる状態」

収穫逓減

 

 

たとえば、やせた土地に肥料を与えると、

土が肥えて農作物の収量は増える。 

 

 

だが、一定水準以上の肥料を与え続けると、

肥料を購入した金額に対して収量が見合わなくなる。

 

 

 

 

 

1.究極的には、物的資本を増やし続ける経済成長は天井に突き当たる。

 

 

2.物的資本を増やしすぎれば国民を貧しくしてしまう可能性がある。

 

 

 

 

 

 

 

ソロー・モデルの経済産出量

(「生産」もしくは「GDP」と呼ばれる)

 

 

1.労働(人的労働成果)

 

2.物的資本(機械、建物、乗り物など)

 

3.「全要素生産性」(TFP)と呼ばれる謎の量。

通常は「A」と略されるが、人によっては技術と紐づけている。

 

 

 

ソローのモデルでは、物的資本がどのように機能するかについて、

3つの非常に合理的な仮定を置いている。

 

 

 

1.貯蓄と投資によって、より多くの物的資本を投入できる。

 

2.物的資本は時間とともに(一定の割合で)減価償却(価値が低下)する。

 

3.物的資本は、それだけを増やしていけば収穫逓減(リターンが減少)する。

 

 

 

最初の仮定が実は一番怪しい

基本的な洞察となっているのは、

 

 

毎年のGDPから一定額を確保して、

それを物的資本として投入できるとしている

 

 

物的資本とは、何かを作ったり、

経済的な価値を生み出したりするのに役立つもの

 

 

工作機械、工場、オフィスビル、配送バン、

高速道路、港湾インフラ、列車など

 

 

物的資本で最もイメージしやすいものは工作機械

ソローがモデルを作ったのは1950年代

 

 

先進国経済も共産主義経済も、

工場やインフラなどに大きな投資をしていた

 

 

 

例えば、農家が来年の作物を植えるために、トウモロコシの年間収穫量の

一定割合を作付け用トウモロコシとして蓄えるようなケース

 

 

でも、現実の物的資本のほとんどは、作付け用トウモロコシのように機能しない。

ミシンを使って、新しいミシンを作ることはできない。

 

 

ソローが実際に想定しているのは、金融収入の一定割合を確保し、

それを資本を増やすために人々への支払いに当てる、といったケース

 

 

ミシンなんかのあらゆる種類の資本が価格によって

市場化されていることが基本的に仮定されている。

 

 

 

2番目と、3番目の仮定は非常に単純

経済に資本が多くあれば、その資本の一部は毎年消耗するし、

 

 

交換しなければならない(ソロー・モデルでは、

毎年消耗する分は5%とか7%みたいな、一定のパーセンテージになっている)

 

 

 

最後に、資本はそれだけを増やしていけば

収益逓減(リターンが減少)していく。

 

 

従業員数を一定に保ったまま、機械や建物なんかを増やしても

生産量は増えないということ

 

 

1人の人間が100台のミシンを

同時に操作することを想像してみてほしい。

 

 

1人で1台のミシンを操作するのと比べると、

生産量が100倍には絶対にならない。

 

 

物的資本がどのように機能するのかについてこの3つの仮定を置けば、それが

経済成長にどのような影響を与えるかについて多くの結論を導くことができる。

 

 

労働者数を一定

物的資本と経済産出量との関係は以下

 

 

 

 

 

赤い線は、資本が毎年どれだけ減価償却されるか

青い線は、経済が生み出す総生産量

 

 

人の数が一定であれば、物的資本を投入していけば収穫逓減となる

(リターンは減少していく)

 

 

資本を追加投入するごとに、前の追加投入よりも

少しずつ追加的な産出量は減少していく。

 

 

緑の線は、新しい資本を投入するのにどれだけの生産が必要か

算出の内から投資された割合

 

 

(新しい資本として投入するとか、

古い資本を維持するために振り分けられた割合)

 

 

投資も産出量から回してこなければならないので、

これも収穫逓減となる。

 

 

 緑の線が、赤い線と交わっている箇所(星印を付けた箇所)は、ある種の均衡を意味

投資によって経済に入ってくる新しい資本の量と、

 

 

減価償却によって経済から出ていく古い資本の量が同じになる箇所

この箇所が、こうしたモデル化された経済の最終的に落ち着く資本の水準

 

 

そのすぐ上の青い線の箇所(ここにも星印を付けている)は、

この資本水準で実際にどれだけの経済産出量が生み出されるか

 

 

(余談だが、ここでは労働量は固定されたものと仮定して無視している。

しかし、ある程度の割合で労働量が増えると仮定し、

 

 

一人当たりで上のグラフを計算しても、同じ結果が得られる。

つまり、労働者一人当たりの資本量は最終的に均衡に達する)

 

 

経済がどのように成長するかについて何を教えてくれるのか

減価償却と収穫逓減によって、

 

 

国は無限に高い生活水準への道を築くことはできないってこと

もしどんどん〔資本を〕投入し続ければ、

 

 

ある時点になれば減価償却に圧倒されて、

もう投入できなくなってしまう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

19世紀で頭の中が止まっているんじゃないか

と思わせてくれるほど、典型的な限界効用論者

 

 

ツッコミどころ満載の分析を用いて

中国経済を、この後、語る。

 

 

 

限界論者たちは、満腹の時の食事と

お腹ペコペコの時の食事を比較する。

 

 

限界効用理論においては、あらゆるものが最適化行動をとり

その手法は、数学を用いることで、いかにも客観的であるかように見せる。

 

 

 

1人1台と1人100台のミシンを比べて100倍にならないだって

ミシンぐらいの性能なら、人間いらない時代なんだよなぁ

 

 

 

19世紀の人が、現代社会なり現代経済について語るのを見ると

現代では、経済学部へいくと、多くが浦島太郎になっちゃうのかなと思う。

 

 

「ノア・スミス」、「タロー・ウラシマ」

う~む、似ているっちゃあ、似ている気がする。

 

 

 

 

 

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