「旧大蔵省時代を含めて、財務省が40年間布教を続けてきた
「財政均衡主義」という教義は、国民やマスメディアや政治家に至るまで
深く浸透した。
つまり、国民全体が財務省に洗脳されてしまったのだ！」
森永卓郎 ザイム真理教
ちょっとびっくりしたのが
森永卓郎さんが出ていることだった。
ほへ、こんな右寄りの保守系の番組に出て、だいじぶかな
右翼だなんだかんだと、言われちゃう。
この人は珍しく積極財政を、ずっとマスメディアで主張してきて
それでもしぶとく生き残り続けた経済評論家
立ち位置としては、左翼のとんでも経済言論人
だから、左翼に守ってもらえるので、生き延びてきた。
昔は、左翼しかいなかったようで
田原総一朗が討論番組の出演者に困ってしまって
故西部さんに依頼したら、出てくれて感謝したとのこと
藤井先生がマスメディアに出られるようになったけど
状況は、悪化の一途を辿っている。
それで何十年も、我慢してきたが、限界にきたのかもしれない。
やはり長年メディアに出てきただけあって
話がうまく面白い。
この人の財務省批判は、めっちゃ面白い。
あいつらは宗教、国会答弁を毎日書くのは写経
政教分離に反する、でも宗教団体じゃないから
解散命令が出せない、国税局は財務省の植民地などなど
でもポスト・ケイジアンと、かなり考えが異なる。
消費税増税がなければ、アベノミクスは成功して、デフレ脱却していたという
アベノミクスの主眼は、金融政策と構造改革であって
継続的な財政拡張を重視していなかった。
成長戦略は、デフレスパイラルを起こす構造改革
金融政策といっても、既に下限に張り付いていた。
金融政策は、俗に、ひもに例えられる。
ひもで引っ張ることはできても、押すことはできないと
金利が下に張り付いている状況で
どうやるのか、民間金融機関から国債を取り上げ
日銀に移しただけだった。
貨幣版セイの法則ってヤツで、その分、金融機関が貸出を増やす
典型的な誤解で、民間金融機関はみなさまの貯金を元手に
貸し出すという誤解から生じている。
いろんな中央銀行や実務家は、違うと言っているのに
主流派の経済学者は、ずっと間違った思い込みから抜け出せない。
その宗教を経済学部で学ぶために
これもまた完全にカルト化している。
田村は分かっていない、というか分かろうとしないから
どしようもないが、森永さんまで、こりゃ厳しい。
この話は、知らなかった。
買うかどうか悩む。
大阪の資産、「ネコ馬場」するためにも、緊縮財政は利用される
オラたちの税金ガー、国の借金ガー、どうしたもんかね、せ～の
