台風6号ノロノロ 沖縄や奄美は長時間荒天 線状降水帯の恐れ 暴風 ...

 

 

 

 

 

 

数年前に気づいて、ずっと考えさせられていた、台風

進路がどんどん変わってきている。

 

 

日本列島は、台風の通り道で、

右下からやってきて、日本を襲う。

 

 

日本列島を縦断するのか、と思わせて、右横にそれていく。

それは大陸から、常に強い風が吹いていて、進路を変えてきたせい

 

 

そのジェット気流が、弱くなっているか

あまり吹かなくなっているのか

 

 

台風が変な進路を取っている。

お盆は、広島に上陸か、って報道だったのに、関西へ

 

 

大陸からのジェット気流が、台風を押し返さず

まっすぐ北上してくる。

 

 

 

 

子どもの頃、読んだ本で、台風が産まれたての時に

原爆で潰したらいいのでは、という議論があったという。

 

 

今、思えば物騒な話だが、実際に議論され

どれぐらい原爆が必要か計算された。

 

 

どれぐらい必要か忘れちゃったけれど

めっちゃ必要で、産まれたてでも物凄いエネルギー量らしかった。

 

 

子ども心に、自然が生み出すエネルギー量は

人間が生み出せるエネルギー量なんて、お話にならないのかと思ったものだった。

 

 

 

その本には、同時に、日本には台風は必要で

理由は、雨をもたらしてくれるからとあった。

 

 

日本が水に恵まれているのは、台風のおかげもあるという。

台風がもたらす災害は、年々ひどくなっていくが、ないと困るようだ。

 

 

 

昔は、この自然災害大国で公共工事は必須と見られ

年配の人は、公共工事のお陰で、ずいぶん助かったと考えている。

 

 

それがいつの間にか、無駄になり

公共事業悪玉論が展開されるようになった。

 

 

土木学会の人びとを始め、そうした学者などの専門家は

ずっと警鐘を鳴らし続けてきた。

 

 

 

しかし日本の戦後左翼は、奇形種なのか

人の命を守る公共事業に反対し、跋扈する新自由主義に同調した。

 

 

公共事業は、日本経済全体の需要

もっと言うなら、貨幣供給量を増やす。

 

 

公共事業を削減すれば、日本の総需要、実体経済における

貨幣供給量を減らしていくことになる。

 

 

それを日本の戦後左翼は、政治闘争に使い

何の勉強もせず加担、デフレを放置・加速、デフレスパイラルを招く。

 

 

戦争反対、9条を守れ、原発反対、なんでもいいのだけれど

公共事業も無駄だ、無駄だと加担して、今日の脆弱な日本にしていった。

 

 

もちろん一番悪いのは、竹中平蔵さん一味なのだけれど

日本の戦後左翼も同じ穴の狢なのである。

 

 

 

政治家がゼネコンと癒着して、賄賂を取っていたからといって

人の命を守る公共事業まで削っては、単なる人殺しにすぎない。

 

 

政治腐敗は法でもって争うのが本道で

それとこれとは話が違うのに、すぐに単純化する。

 

 

もうあまりいないだろうけど、9条を守れば平和ならば

年がら年中、戦争をしている米国、超限戦を行っている中国共産党

 

 

現在、米国と戦争をしているロシアなどに押しつければいいのだけれど

なぜか敗戦後、まったく戦争をしていない我々の国に文句を言う。

 

 

核兵器廃絶を言うのはいいが

持っていない安全な日本で叫ぶ。

 

 

核保有国、特に危険な北朝鮮や中国共産党に行って

核兵器廃絶を訴えて、北朝鮮や中国で逮捕された左翼を知らない。

 

 

日本の原発事故で大儲けした左翼活動家が

日本の処理水でまた大儲けをしようとしているのか分からないが

 

 

日本の処理水で大騒ぎするくせに、

垂れ流しまくりの中国に行って、命がけで抗議した例を知らない。

 

 

中国共産党がシルクロードのローラン付近で

数え切れない核実験を行ったが、それを止めに行った活動家を知らない。

 

 

福島の原発事故で、どれぐらい儲けたかは知っている。

東電宝くじという言葉がある。

 

 

現地では、近ければ近いほど賠償金がたくさん出た。

どれぐらい儲けたかと言えば

 

 

高級住宅街に現金一括でお家一軒

高級外車も現金で一括払いで乗り回し

 

 

朝からパチンコ屋に、その高級外車で乗り付け

一日中、打っていられるほどだった。

 

 

そのおかげで、福島のパチンコ屋は大繁盛

その一方、線量区域から外れた人びとは、何の保証もされず

 

 

その人々からは、「東電宝くじ」に当たったのだと言われている。

その人々は、日々の暮らしの生業から逃げることはできない。

 

 

それなのに、バスツアーでやってきて逃げろ、逃げろ

と騒ぎ立てるが、一銭もあげない。

 

 

風評被害だけもらって、お金は出ないから

逃げろ、と言われても行き先がない。

 

 

 

それだけお金をもらっておきながら

まだ足りないといって、しょっちゅう裁判を起こして

 

 

それらの人びとから呆れられている。

左翼というものは、社会的弱者の味方との思い込みが崩壊した。

 

 

思えば、フランス革命を賛美する人が左翼

2700万人のうち200万人以上がなくなっているのに

 

 

 

公共事業は悲しい運命を背負っている。

自然災害でひどい目に合えば、必要だと分かるが

 

 

自然災害がやってこなければ

無用の長物に見えてしまう。

 

 

簡単な事例を挙げれば、非常時に備えて、道路は2本はいる。

それを鹿や熊しか通らないと揶揄される。

 

 

しかし自然災害がやってきて、1本の道路が使えなくなれば

無駄だと揶揄された道路は、文字通り命の道路となった。

 

 

 

新自由主義者が、無駄だ、無駄だ、と攻撃してきた時

左翼は一緒になって攻撃、日本のインフラはボロボロになった。

 

 

 

こうやって台風の季節になると、いろいろ思うことがある。

だいぶズレたが、台風の進路が変わってしまったことだった。

 

 

こんなことが起きた理由は、たった一つ

中国の経済発展で、大陸の気象が変わったからとしか考えられない。

 

 

人民服を着て、自転車に乗ってくれていた時代には

このように台風は、進路をとらなかったはず

 

 

なのになぜ日本の戦後左翼は、中国に行って

中国共産党に、昔のように、人民服を着て自転車に乗る生活に戻ってくれ

 

 

そうでないと地球環境の危機だとか、地球温暖化の危機だと

大声で騒ぎ立てないのか、非常に不思議である。

 

 

日本人はどんどん貧しくなっていいのに

中国人はどんどん豊かになっていい、とすると

 

 

環境問題や人権問題についても

齟齬をきたし、主張が矛盾だらけになる。

 

 

維新スピリッツが持つ極左の人しか

日本にはいないんじゃないかとすら思えてしまふ。