“I remember as a little boy I ate one meal a day 

and sometimes slept in the street.

 

 I will never forget that and it inspires me to fight hard,

stay strong and remember all the people of my country

 trying to achieve better for themselves.” – Manny Pacquiao

 

 

自分が小さな頃、一日一食しか食べられなくて

道で寝なきゃいけなかったことをを未だに覚えている。

 

 

それを忘れることはないし

それが未だに一生懸命戦う原動力をくれる、

 

 

だから強くなれるし一生懸命に生活をしている

自分の国の人たちのこと想うことができる。

マニー・パッキャオ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

井上尚弥選手をくん呼ばわりしていた、改めて謝罪

 

 

そこそこボクシング好きで、経験者だが、

彼の試合は一度ぐらいしか見ていない。

 

 

スーパーフェザーまできたか、今回は見ようかなと確認したら

スーパーバンタム、これを金を払ってまで見たいだろうか。

 

 

スペンスとクロフォードは金を払っても見たかった。

この違いは、非常に簡単である。

 

 

試合を始める前から、井上選手がKOで勝つことが決まっている。

何ラウンドで倒すかだけのゲームになっている。

 

 

スペンスVSクロフォードは、どっちが勝つか分からない。

実力拮抗する両者の対決は激熱で、今年一番の好カード

 

 

しかもウェルター、これがボクシングの面白さ

フルトンは確かアウトボクサー、そして当日計量ではない。

 

 

減量のやり方は進んでいて、今は水抜きまでやる。

当日はどれぐらいか分からないが、最低でもスーパーフェザーかな

 

 

フルトンがどれだけ戻すか分からないが

アウトボクサー、階級差、KO勝ちは決まっている。

 

 

 

ボクシングは、軽量級・中量級・重量級で

だいたい戦い方は、決まってしまっている。

 

 

井上選手は、かつて強いヤツとやりたいと言っていた。

パッキャオが、階級差という絶対的なものを壊してしまった。

 

 

それでてっきり、階級をどんどん上げていくと

勝手に思い込んでいた。

 

 

ファンとは、ほんと勝手なもので、パッキャオがやって

カネロが真似ているとなると、そうするものと思い込む。

 

 

でもさすがにバンタムはない。

少なくともスーパーフェザーじゃないと、これからの日本人ボクシング界がきつい。

 

 

いやライト級かな、そうじゃないと軽量級の意味がない。

大人の事情があるので、井上選手を責めることはできない。

 

 

しかし現在、がんばっている軽量級の選手たちはやりきれない。

これからの選手たちも、相当きつい。

 

 

軽量級は、世界レベルになると、ごり押しKOとはいかない。

高い技術、スピードなどのハイレベルの攻防の勝負である。

 

 

しかし見ている人は、そうした高い技術のことなど

分からない割合が、圧倒的に高い。

 

 

好まれる派手なKOシーンは、軽量級には少ない。

塩試合と酷評されるのは、そのせい。

 

 

でもKOがあんまりない分、ボクシングの技術というものが

凝縮されている側面があり、知っていると楽しい。

 

 

 

 

 

 

スーパーフライ級だが、この一戦はとても楽しみで

田中恒成選手のスピードは凄くて

 

 

こんな早い相手を、井岡選手がさばききれるのか

田中選手が圧倒するんじゃないのと思っていた。

 

 

 

それが、高い技術、豊富な経験値が上回って見せた。

田中選手のファンなのだけれども、凄いもんだと思わされた。

 

 

サッカーだと少々の技術差など、スピードで埋めてあまりある。

ボクシングは、やっぱ技術なんだよね、と軽量級だから分かる。

 

 

 

バンタムなら世界レベルとやっていたから分かるけれども

頭一つ以上違うので、もらってもほぼダメージがない。

 

 

そういう階級で、凄まじい減量によって、常にKO

現在、戦っている軽量級の選手も、これからの選手にも大きな影響が出る。

 

 

大人の事情で仕方がないけれども

これからも危険なカードは組まれない。

 

 

すべてKOで無敗のまま引退が、決まっている。

ほんとの軽量級の人たちも、KOを余儀なくされる。

 

 

日本経済が終っているから、どうしようもないけれども

日本のボクシング界も、これから非常に厳しい。

 

 

ボクシングでは稼げないどころか、飯を食っていけない。

米国で戦うなら稼げるけれども、それは難しすぎる。

 

 

米国で戦うなら中量級以上は必須

日本を含めアジア圏では、やはり軽量級中心

 

 

井上選手が必ずKOで勝てる試合しかやれなくなった。

塩試合と呼ばれるような試合は、だいたい軽量級

 

 

日本でボクシングをやる人は、これからもっと激減するだろう。

減量モンスターにはなれないもん。