白ごまさん #白ごま #おもしろ #ひろゆき #Simejiスタンプ ...

 

 

よく知らないのだが、論破王とかなんとか。

おそらく単なる論理のすり替えであったり、藁人形論法などかな。

 

 

こうした詭弁術は、二千年以上前から発達していて

現代では、もっと巧妙である。

 

 

例えば、こういう言い回しがある。

 

 

目は、目を見れない。

意識は、背後に回れない。

 

 

これらに対して、論理的な反駁は難しい。

なぜなら、主観ー客観がキレイに一致することは不可能だから。

 

 

そしてそれは、極めて単純な背理法(帰謬法)によってなされる。

これを覆すことは、従来の認識論では不可能だ。

 

 

他の方法はあるが、それは難解なため展開することも難しい。

またそれも、確立された認識論ではない。

 

 

 

しかし、「それって、あなたの感想ですよね」と言われたら

そこまで、難しい話ではない。

 

 

実際に、成田悠輔くんが池戸万作さんに用いていたので

どう返せばいいのか、書いてみる。

 

 

ほんとは、ちょち気が重い。

なぜなら、朝、すずめさんがちゅんちゅんと鳴いて五月蠅いから、

ちゅんちゅんと言い返す人はいない。

 

 

ワンコがワンワンと吠えるから、

ワンワンと吠え返す人もいない。

 

 

カラスがカーカー鳴くから、うるせーと思って

カーカーと鳴き返して、反論する人もいない。

まあその程度の話なのである。

 

 

 

じゃあ、現実に「それって、あなたの感想ですよね」と言われたら

そう思うこと自体、「あなたの感想ですよね」と言い返すのも芸がない。

 

 

だって、お互いに「それって、あなたの感想ですよね」と言い返すだけになり

同語反復(トートロジー)なるし、TV受けもよくない。

 

 

と思います、といった瞬間に、いつでもその問いを発することができ

使ったが最後、思います、という術語が使用不可にもなってしまう。

 

 

 

 

じゃあ、どうすればいいのだろうか。

まず問題になるのは、その問い自体である。

 

 

一体、いかなる根拠を持って、その問いを発しているのかということであり

問いを問わねばならない。

 

 

 

私は、かくかくしかじかの仮説を立て、根拠を明示し(過去の数値をグラフ化し)

やはり私の仮説は、正しい〈的中している〉のではないかという意見である。

 

 

それを「それって、あなたの感想ですよね」と問うということは、

みなが納得せざるを得ない、確たる証拠や根拠がなければならない。

 

 

それを誰もが、納得えざるを得ない形で出しては頂けないだろうか。

その問いは、絶対的に正しい足場を持っていなければ、出せない問いだから。

 

 

 

認識論的には、こういう形での質疑になる。

まあでも、TV受けしないかな。

 

 

 

この問いは、暗黙の前提として、完全な主観ー客観一致の構図があり、

それに則って、どんな人であれ、絶対的に正しい足場が必要になる。

 

 

 

神ならざる人の身で、それが可能となれば

哲学史上、いやそれどころか、人類史の中で初めての人になってしまう。

 

 

 

なんとも馬鹿げた問いだし、普通は相手にするのもアホくさいだろう。

しかし、「ぐぬぬ」となってしまう生真面目な人向けにぶってみた。

 

 

 

ひろゆきや成田悠輔くんなどは、率直に言って幼稚園か小学校低学年

よくいっても小学校高学年、それが受けるということは、

 

 

日本人は、だいぶ知的レベルが下がっちゃったんじゃないかな

としみじみ思わされてしまう、けふこの頃なのである。