「現実と理想とを最終的に分類し、ラベル付けできるような

絶対的な視点などというものはないのだ」

There is no absolute point of view from which real and ideal 

can be finally separated and labelled

トーマス・スターンズ・エリオット

 

 

 

 

 

ブッシュではなく、ゴアだったら。

 

ロシアのハッキングによって、

米露関係が良くなるという声が一部にある

 

 

 

米国を、イラク、シリア、イランとさせたい計画は、

クリントン政権時代から出てきていた。

 

 

1996年にレーガン政権の国防次官補リチャード・パール、

子ブッシュ政権の国防副長官ポール・ウォリフォリッツ、

国防次官ダグラス・ファイス

 

 

この3人が、イスラエルにとって利益になる

「クリーン・ブレイク」(レポート)を

ベンジャビン・ネタニヤフに出した。

 

 

1997年イラクのサダム・フセインをやっつける法案が通過、

ビル・クリントンはこれにサインし、ヒラリーも賛成。

 

 

(伊藤貫さん曰く、ヒラリーほど腹黒い女はいない、まだトランプのほうがまし)

 

 

安全保障補佐官のメンバーでもあるポール・オニールの回想録

2001年1月最初の安全保障会合、最初の議題

「イラクにどういう風に戦争を仕掛けるか」

 

 

オニールは、アルミ会社大手アルコアの会長なので

まったく分からなかったという。

 

 

1996年にマドレーヌ・オルブライト国連大使(当時)が

CBSの番組で、クリントン政権が非常に厳しい経済制裁、

 

 

特に、医療品を出さない政策をやっていて、

イラクの子どもが50万人死んでいた。

 

 

それは、イラクをやっつけるために、価値あることだと言い放つ。

1998年国連の人道救済部隊の隊長ハリディは、

こういう過酷な制裁はやめてくれ、と辞表を出している。

 

 

2000年には、後任のフォン・スポディックも、同じく辞表、

1995年~2000年、イラクの子どもが80万~90万人亡くなっている。

 

 

今でも続いていて、シリアの軍事介入にヒラリーはすごく積極的、

ゲイツ国防長官、パネッタCIA長官、バイデン副大統領

オバマも、消極的だった。

 

 

ヒラリーだと上記の3か国へ軍事介入

ウクライナ問題も、こじらせる可能性があった。

 

 

クリミアとウクライナでロシアと揉めるのは、

米国自身の国益にならない。

 

 

 

米国の国務省の役人(どこにでもいる、まったく)

 

民主党と共和党と差がないとは思わない。

オバマケア、温暖化、LGBT,イラン・アフガニスタン戦争の中止など

 

民主党でないとできない、

共和党は全部、反対

 

 

 

リビアのカダフィーを殺す時、3人の女性サマンサー・パワー国連大使と

ヒラリー、スーザン・ライス、やっちまえ、いけいけと

 

 

ゲイツ国防長官、パネッタCIA長官、バイデン副大統領は、

やった後、何が起きるかわからないから、止めた方がいいんじゃないか。

 

 

オバマは3人の女性の意見に従い、カダフィーやっちゃう。

30~40万人亡くなって、アルカイダ、ISみたいな連中出現

 

 

オバマは、そこまで介入主義的ではなく、

マケインとかだったら、背筋が寒くなった。

 

 

オバマケアについて

 

他の先進諸国では、GDP11%が医療費に使われている。

米国では既に18%、だが3~4千万人が医療保険を持っていない。

 

 

米国人の平均寿命は、先進諸外国より短い。

米国の保険会社は、保険費の22~23%受け取っている。

 

 

国民皆保険制度のある先進諸外国は2~3%

オバマは大統領選では公的保険制度だと訴えていた。

 

 

しかし補助金を出すから、民間の保険を買えと言いだす。

なんでこんなことになったんだと聞いたら、

 

 

数百万ドル、数百万ドル、が政治に入ってくると下院議員が叫んで

実は、国民皆保険制度を作った方がいいと思ったけど、

 

 

ラム・エマニュエル(オバマの最初の首席補佐官、シカゴ市長)が

とにかく国民皆保険制度は作らせない、

 

 

補助金出してでも、民間の保険を買わせるほうがいい

数百万ドルの政治資金が動いた

 

 

オバマケアは、最初の1~2年は金額が低かったが、

毎年50~60%上昇していく

 

 

どんなに貧しくても、最初の5千ドルか6千ドルは自腹

それを超えると、保険が適応される

 

 

オバマケアは、世論調査によると

選挙でマイナスに働いた

 

 

 

(どれか忘れた、詳細に書いてある、ちょっい盛り?)

 

 

 

トランプの時代はどのような形で締めくくられ、

あるいは継承されるのか

 

米国の階級社会をどのように改善できるのか、できないのではないか。

 

 

 

トランプは一過性の現象かもしれないが、

米国史の歴史の転換点かもしれない。

 

 

トランプは言いだしたら聞かない男だから、加速する。

トランプ、バノン、セッションズの3人がやりたいことは、

 

 

移民が大嫌い、以前の厳しい規制に戻したい、つまりほぼ白人だけ

自由貿易も大嫌い、重商主義者で、

保護主義に戻したい、国益になるときだけ良し

 

 

ウィルソンより前は、そうだった。

1880年に経済規模が、世界一になる。

 

 

そのころまでは、重商主義であり、保護主義で、

国益になるときは、自由貿易をやった。

 

 

過去200年、大英帝国も米国も、自由貿易をやると、

世界における経済規模の割合が小さくなる。

 

 

生理的に、1945年に作った同盟関係制度が嫌い。

中国を封じ込めたかった。

 

 

民主党は弾劾を開始し始めていた。

マスコミ人は、96%がヒラリーに投票、トランプには1%

 

 

共和党で本気でトランプを支持している人でさえ

4年後には生きていないだろう、と

 

 

トランプは、日本の石原慎太郎か。

石原慎太郎みたいなイカサマなヤツじゃない。

 

 

トランプは、織田信長

予備選の時、言った言葉

I want to live as a lion for one day 

rather than to live as a sheep for 100 years 

(間違っていたら、ごめんなさい)

 

 

羊として100年生きるよりも、ライオンとして1年生きたい。

マスコミ、それって、ムッソリーニが言ったことじゃ、

 

 

ムッソリーニが言ったことをオレが言って、どこが悪い、と

平気でいって、ケロっとしてるヤツなので、

4年後のことなんて分からない。

 

 

 

アホな発言者(さすが慶応)

愚衆は、難しいことは分からない。

トランプは本音を、恥ずかしげもなく言ったが、米国人の本音

 

 

尖閣問題について

 

日本の保守を猛烈に批判、西尾幹二、岡崎久彦など

 

 

トランプの生い立ち

 

父は億万長者、運転手付きのリムジンで小学校に通う。

小学校5年ぐらいからグレ始め、近所の治安の悪いところへ、

 

 

ポーランド系、イタリア系などの庶民の愚連隊みたいな子供と付き合いだし、

毎日のように喧嘩して帰ってくる。

 

 

中学になると、革ジャンパーを着て、ポケットにナイフ、

マンハッタンのスラムに行って、喧嘩して帰ってくる、

何の理由もなくてもわざわざ喧嘩ふっかけていく性格

 

 

この子はそのうち傷害事件を起こし、少年院に行くと危惧、

父は、一歩も出れない軍隊の学校に閉じ込める。

 

 

そこでは、学校の成績も抜群で、野球部のキャプテン、

フットボールの選手になり、大行進で先頭に立ちサーベルを抜く人になる。

 

 

庶民の気をわざわざ引いているのではなく、

本音で、庶民が好きと思われる。

 

 

尖閣、5条に義務はない。

開戦は、大統領ではなく、議会が決める。

 

 

オバマが、シリアに爆弾を落とそうとしたが、

議会が反対をしてできなかった。

 

 

軍事予算は、もう中国が上で、キッシンジャーの側近の

軍事学者デイビッド・ゴンバースが不可能と断言

 

 

5条があるから、議会の反対でできません、で終わり。

 

 

 

米国の民主主義は、ある意味、機能した。

非常に悲観的になるが、希望はあるのか。

 

 

トクヴィルの2冊目はあまり売れなかったが、

ミルは、いい本を書くと売れない、と

 

 

そこには、民主主義に悲観している。

民主主義と外交政策は、相いれない。

 

 

 

 

と、まあ、こんな内容で、質疑応答というが、

質疑者の知的レベルの低さが目立った。

 

さすが、慶応緊縮大学である。

 

こんな学校に行かせたら、どんな賢い子でも

アホになっちゃうじゃん、と感じてしまった。

 

きっと、福沢諭吉は泣いているだろう。

 

特に、経済学部は、終わっている。

だって、教科書が間違っているんだもん。

 

 

愚衆より、愚かな大衆(オルテガ)が、教えているしねぇ。