続編
主流派・供給側の経済学では、供給を伸ばせば需要が伸びる、
セイの法則が軸になってしまっているので、仕方がないのかもしれない。
因果関係が、と彼が言っていたので、もう一度
GDP＝個人消費（C)＋民間投資（I)＋政府支出（G)＋（輸出Xー輸入Y）
に戻って、考え直してみよう。
GDPとは、国内総生産のことである。（頭文字をとっている）
三面等価の原則（生産＝支出＝分配）により、国民所得Yとされる。
Y＝C＋I＋G＋（XーY) （数式だと落ち着く）
池戸さんの主張
①Gを継続的に拡大
②国民一人１００万、もしくは月１０万
（これは、れいわ新撰組の公約になった）
Gの継続的な拡大が、Yを増やさないかもしれない理由を
成田くんは、述べていないので、類推するしかない。
CとIは、増えるが成田くんのために考えない。
残るは、（XーY)になる。
日本の経常収支を見てみよう。
黒い折れ線が、経常収支で、なぜこっちかというと、
日本は生産、輸出という構造ではなく、
海外に生産拠点を移し、国内へ輸入という構造が多い。
海外投資によって、第二次所得収支が圧倒的、ていうか
ほとんどになってしまっている。
上のグラフのように・・・となると、
もはや算数の足し算ができれば、Yは必ず増えなければならず、
池戸さんの主張①は、確実に成り立つ。
②はすべて貯蓄に回る場合が想定される。
しかし、そんなことがありうるだろうか。
日本の貧困問題を見てみよう。
絶対的貧困
１日２１０円未満 0.5/100
１日３５２円未満 0.7/100
相対的貧困 15.7/100
６人に１人が相対的貧困
あーもうめんどいわ。
証拠はなんぼである。（専門家呼んで聞け）
このような状況下に置かれている人々が、
全てを貯蓄に回せるだろうか、ありえない。
②はＣを確実に増加させる、よってＧを②で増やすと、
ＧＤＰは、確実に増加する。
池戸さんの主張は①，②ともに成立するので、正しい。
成田くんの主張
⑤韓国の事例、３を考えてみよう。
３ 政府支出増→GDP増と経済成長に疑念
これは、ＧＤＰの公式を否定できるか。
Ｇの増加以上に、（Ｘ－Ｙ）これをＸ＞Ｙでなければならない。
もしくは、１＋１＝２ を
否定しなければ成立しない。
数学の世界では、１＋！＝２，などの四則演算の例外は認められない。
これを、閉じていると表現する。
当然、数学の世界には、入ってこれないので、
数学の世界に間借りしている経済学派は、
全て無効になってしまう。
当然、ドーマー条件は使えない。
発散か収束か、という議論にも参加してはいけない。
ひつじさんも１匹、２匹と数えてならない。
現代世界の数学を使うあらゆる行為も、許されることはない。
昔の羊飼いのように、小石を積むことは許される。
後は、Ｇの増大以上に、（Ｘ－Ｙ）これをＸ＞Ｙでなければならない。
これが可能かどうかの証明と、
ＧＤＰの公式を否定できるかどうかになる。
これは、成田くんが独力でやるしかない。
ここまでの結論
⑤韓国の事例３に疑念を持つための条件
ＧＤＰの公式を否定するか。
肯定するならば、
Ｇの増大以上に、（Ｘ－Ｙ）これをＸ＞Ｙでなければならない。
これを証明しなければならない。
もちろん、実現不可能な事例を使うことは許されない。
上を極端な事例を用いず証明できなければ、
足し算以前の世界で暮らさなければならない。
⑤ 韓国の事例
１ 政府支出１０％→２．５％経済成長に疑念
２ サムソンとBTS→税収増→政府支出増→経済成長
３ 政府支出増→GDP増と経済成長に疑念
つまり、これでさえ矛盾だらけの仮定でしかない。
②③⑤は、矛盾だらけの仮定であり、矛盾をさらに広げている。
④は、設定のすり替え、万引きみたいなもの。
おまけに、①も詭弁術の一つなので、
到底、議論とか以前であって、
こんな発言をして、大丈夫かいな、
言質とられて致命傷になる類。
これ、放送事故じゃないかと思ってしまった。
ふう、
中野さんが言った「封建主義者だから、という言葉を
思い浮かべると、人類の歴史は２千年以上この繰り返しであった。
それにしても、物凄い人が出てきた。
高齢者の一件でやばいらしいけど、
こんな面白いおもちゃは、なかなか、見つからない。
消えずに、どんどん経済議論番組に出てほしい。
テキトーに書きなぐり、推敲もしてないので
誤字、脱字、駄文、ご容赦ください。
あと、池戸さんの宣伝も。
ゆーちゅうぶ
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ライブ放送もされています。
こんなんで、いいのかな。