セブンイレブン炭火焼き牛カルビ弁当
明治ブルガリアヨーグルト
明治おいしい牛乳 1000ml→900ml
プリングルス 180g → 140g → 134g → 110g
ニュービーズ
雪印6Pチーズ
よくまあ・・・・ちゃんと写真に撮っていてくれたもんだと感心。
ヤフーの記事のトップにも上がっていたので、やっとかと思ったが、
読んでみると、おいおいってな感じ。
https://news.yahoo.co.jp/byline/inosehijiri/20171120-00078375/
第一生命経済研究所の永濱利廣・首席エコノミストは、
「日本は現在、少子高齢化を原因とする働き手不足で人件費が上昇しており、
企業としては人件費の上昇分を製品価格に転嫁したいのが本音。
しかし、個人消費が低迷するなか、安易に値上げすれば消費者が
敏感に反応して売り上げが減少するリスクが大きい。
したがって、価格はそのままにして容量を減らすという、実質値上げだが、
値上げであることがわかりにくい方法をとっている」と解説する。
これだけでもツッコミどころ満載で、為替の影響をまったく無視している。
アベノミクスというリフレ派の馬鹿げた経済政策がもたらしたもので、
単純化して、80-120と一気に円安になれば、メーカーは単純に言っても1.5倍のコスト増となる。
デフレ経済の中で、メーカー側が好き好んで、
内容量を減らしたり、価格を上げたりしているわけではない。
バブル崩壊以降、本格的にデフレに突入して、
家計を預かる主婦は、必死で切り詰めている。
安くて、たくさんの美味しい料理を子供や旦那に食べさせたいと願い、
極めて、合理的な行動を起こすことをメーカー側が熟知していないわけがない。
リフレ派がまだ主張して止まない金融政策の成果とやらの結果なのである。
人手不足なのは確かだが、それはこの何十年かの経済政策の失敗によって
人為的にもたらされ人口構成が歪になったこと、勤労者の雇用環境が激変させ
安くこき使える日本人を消費しきってしまい、代わりがいなくなってきたことなどが主な理由である。
>ベンチャー企業ナウキャストの広瀬健取締役CSO(チーフストラテジスト)は、
「小麦やマグロなど一次産品の国際価格が中国の経済成長の影響で上昇傾向にあり、
それが日本の食品メーカーの原材料調達コストにも響いている」と指摘する。
>「シュリンクフレーションが起きているのは、日本企業が昔のように儲けを
二の次にして生産拡大を追求するのではなく、利益の確保を重視し始めた表れ」と話し、
シュリンクフレーション自体は現在の日本経済にとって悪い面ばかりではないと強調する。
上は、また為替レートを無視しているし、
日本のデフレ経済状況を分かっていない。
下は、お話にもならない。
意図的にメーカーに責任転嫁していることが異常だ。
超緊縮財政、有害な異次元緩和、デフレ期にインフレ抑制政策である構造改革、
この3点セットのせいで、国民経済が破壊されているだけ。
自然発生的に起きているのでなく、
アベノミクスという経済政策上、当たり前に起きることが人為的になされているにすぎない。
国が亡ぶということは、こんなもんかなと
マキャベリを思い出して、考えさせられた。