http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110910-00000650-yom-pol



鉢呂経済産業大臣辞任のニュース。

この人の発した言葉のかけら、

なんだ、このバカは、と思う人がほとんどだろう。



それよりも、不思議なのは、なんでこんなバカが、

間接民主制のおける日本の代表者なのか、

ということに尽きるだろう。



このバカだけじゃなく、いぱーい

バカが、国会にいる。



いや、バカではない人を探すほうが、

難しいといっていいだろう。



バカと言っても、べつに微分方程式を解けとか、

ラカンについて述べよ、なんて期待しているわけではない。



ごくごく当たり前の常識人が、いないのだ。

毎日、必死こいて生きてる経験がない、

ノータリンが、ウチの国の代表者なのである。



こういう国会議員を生み出してしまう土壌については、

いろいろな考えが出されてきた。



例えば、2・3世議員について、

問題提起がなされてきたことが、

この問題の本質に非常に近い。



多数の合意形成という原理自体は、

けして間違ってはいない。



戦後を通じて形成された感のある、

一種の身分制のようなものが、

現在の日本にあり、それが問題の本質なのだ。



メリトクラティカルな社会、

それは理想だが、戦後の短期間は、

それが行われていたのだ。



しかし、今はそれが固定化してしまった。

そして、細分化され、巧妙に見えないように、

してしまっている。



だからこそ、国会議員の質の問題は、

厄介であり、容易に向上するとは思われない。



もちろん、新旧メディアも、戦犯である。