国民的な通過儀礼が、明日、行われる。



自分は、常に民主党に投票しては、

悔しい思いをしてきたが、

このブログを書き始めたとき、数年で

このように情勢になることは、予測していた。



民は食えなくなれば、抗う。

百姓一揆、打ちこわし、など歴史が証明している。



しかし、時代は進み、日本は暴力的な装置では、

既存の腐敗に満ちたシステムを、破壊できなくなった。



小泉改革以降、痛みに耐えかねた人々は充満している。

衣食住を容易く奪われるご時勢となった。



その以前は、いまだ地縁共同体が維持されており、

それがセーフティネットになっていた。



そのセーフティネットは、限界値に達している。

富裕層に関しては異なるが、わずか2%ほど以外の層、

つまりほとんどの日本人が、そのセーフティネットに

完全にすがることはできなくなっている。



これは、将来、その崩壊が低減することはありえない。

急カーブを描いて、上昇することがあっても。



一つには、自由、という概念の読み違えがあるだろう。



民が、大衆が苦しむ最中には、大衆政党が勢力を伸ばす。

そして、大衆政党として、民主党は受け皿になっている。



だが、この芽はまだ非常に弱く、

彼ら自身では、発育していくことはできない。



彼らが大衆政党という覚悟を持ち、

まずは、失業対策に取り組むことから、

スタートしなければならない。



そうすることで、本当に大衆の支持を得られるだろう。



そのために、我々に何が必要なのか、

それは、政治に対する忍耐である。



日々懸命に暮らし、彼らの働きを横目で見る。

期待値をほぼ0にしながら・・・。