今夜はやけに月がでかい。
こんな夜は、やっぱエレカシの渾身の一曲だ。


エレカシにはハマれなかったが、
この曲には、やたらハマった。



昨夜の月は、手ごろな大きさで、
バタバタもがきまわっている自分と、
対照的な静けさと荘厳さを強引に対比させ、
くだらねえ、と思わず呟きながら、帰途にした。


今日は、早めに終わらせることが出来たが、
その分、早い時間帯に、月を見てしまった。


でかく煌々と輝く月に、少々げんなり。


やはり、月は、かぼそく、つたなく、
淡い輝きを放っていて欲しい。


それを手繰り寄せて、自分の下へと、
歪で斜めに歪んだ闇を運んで欲しい。