近年、サッカー人口がずいぶん増えて、

サッカー経験者も多くなった。


昔は、ほとんどサッカーを見ることが出来なかった。


ワールドカップは、NHKが深夜に、

セリエAは、WOWOWで、といった具合に。



しかし、ここ十年ほどで、様変わりした。

サッカー番組が増えて、海外の一流のプレーヤーの

ダイジェストシーンまで、見れる環境になった。


その卓越した技術が日本に流れ、

十年前に比べ、格段に、サッカーをする子どもが増え、

そしてその技術は、比べ物にならないぐらいに高くなった。



これは、サッカー人気の先駆けとなったカズ、

そのお陰であるといっても過言ではない。


その彼はいまでも現役を続けている。

たいへんに素晴らしいことで、

サッカーを心から愛する彼らしい行動である。



しかし、この「サッカー」、子どもの人間形成にとって、

きわめてキケンな要素を含んでいると断言できる。


一流のプレーヤーはもちろん、サッカーの持つ魔性に、

引きずられなかった人々も当然多くいる。



だが、サッカーの魔性に引きずり込まれて、

帰って来れなくなった子どもや元・子どものほうが、

おそらく圧倒的に多いかもしれない。



サッカーの持つ魔性とは、幼児的な万能感のことで

これから永遠に卒業できないほどの魔性である。


こういう類の人々は、常に、言い訳ばかりしている。

よく嘘をつき、ばれても、平然としている。


自分の責任を自分で背負わずに、人に擦り付ける。

そして基本的に、中田英寿のようにバカである。



彼らがよく、はくセリフは、


「本気出したら!」



子育て中にこの言葉を聞くと、

たいへんにキケンな兆候と言っていい。



それならなぜ、始めから本気を出さないとは、

ウチの女子の見解である。


なんて、スルドイんだろ。

やっぱ、オンナは賢い。(゙ `-´)/