このブログは、もともと株のトレードのために書くことがきっかけだった。

ほんとにふとしたきっかけだった。


しかし、読むという作業がとても好きだったために、

この書くという作業もとても好きになった。

書くことは楽しい、そして書きたいことは山ほどあって尽きない。



多くの書物を読み漁って、いろいろなことを考えては、

泡のように消えてゆき、また、一から考える。


こんなことをしなくていいようになった。

自分が学びたいものは、整理して書いておくと

全てではないが原核のようなものが、手に残る。



単なる自分のつぶやきのようなものが、

人様に読んでいただけるのは気恥ずかしい。


でも、ほんの少しでも読んでくれる人がいて、

この活字が敬遠される時代に、嬉しいなと心底思う。



そして、どんな人が読んでくれたのか、

どんな検索に引っかかって、こんなところに来ていただいたのか、

少しは気になる。


便利なもので、そういうことがわかるツールがあって、

カウンターだけではなく、解析してもらうこともできる。

もちろん無料でやってくれる。



それで見てみると、日本語ばかりではなく、

いろいろな言語の検索にかかっていることがある。


英語は、そのテーマがあって、ごくたまに書くから

ヒットするとは想像がつくけれど、他にも、

フランス語、ロシア語、中国語、韓国語、スペイン語

といろいろヒットするから、ネットの世界は広大だなと

よく思っている。



今日は、その中でもびっくりする言語があった。

題のとおり、カタラン語でヒットしていた。


さすがにカタラン語というのは分からなくて、調べてみた。

カタルーニャ語のことだそうで、それなら少々知っている。


スペイン北東部のカタルーニャ地方の言語で、

有名なのは、サッカーチームのバルセロナがあるところだ。


かつては、クーマン、ロマーリオ、最近は、ロナウジーニョが

世界中のサッカーファンを熱狂させた。


カタルーニャといえば、スペインの近現代史には欠かせない。

2次大戦の前哨戦であったスペイン内戦を思い出す。


フランコ将軍には、ヨーロッパの左派知識人たちが、

こぞって反対の意を表明していたという。


実際に人民戦線側について戦った人では、

ヘミングウェイ、マルローなどがいて、

当時のマルキシズムの熱狂を見ることができる。


また、人民戦線が当初、圧倒的優位だったのに、

フランコに敗れ去ったことは、マルクスの思想を

信奉するものたちの狭き世界像を見て取ることもできる。



カタラン語という表示を見て、スペインという国に

思いをはせると、スペインの近現代史を知りたくなる。


そしてスペイン、歴史的に意義の深いあの国に

行きたい気持ちになってしまう。


カエサルは、あそこの属州総督になったのは、

確か、38歳だった。