歩けないボケ老人との奇妙な生活が始まったが、

今のところ、問題なく過ごしている。


困るのは、忙しくて考えにふける間がなく、

こなさなければならないことに追われてしまっていることだ。


それ以外は、さして問題がないようだ。


父は、母がいなければ、借りてきた猫のようにおとなしく、

病もちであるオレを気遣うことまでしてのける。


オフクロもメールを見れば、北海道旅行を満喫しているようで

つつがなく過ごしている。


今日は、仕事が昼から出て、深夜に及ぶために、

心配していたが、帰宅すると、グースカ寝ていた。


オレのたてる物音に目覚めたが、

大過なく過ごした模様。


オレが、やらないといけないのは、明日の献立と、

面接の志望動機を仕上げてしまわないといけないことだ。


どうにも、ひっかかる箇所があり、

そこを直さないことには、相も変わらず、

夢に出てきて、いつもの悪夢に教われそうだ。


ここのところ、この悪夢というやつには、

慣れっこなのだが、いざ試験というやつになると、

どうもいけない、本能的な恐怖がオレを襲うのだろう。


今日、ほとんど完成した院試の面接用や試験用の英文などが

今夜も、オレに襲い掛かる。(゙ `-´)/