依頼を最初聞いたとき非常に奇怪な思いをしました。 これは本当なのか
それとも冷やかしなのか? はたまた何かの陰謀なのかとも?
 
依頼の内容はフェニックス血盟の持つオーレン城の「防衛依頼」なのですが
血盟主のリリミアさんが「引退する」「クランを解散する」といった放送
を自分もギランでよく耳にしておりオーレンは放棄するものと思っており
ました。 その中での防衛依頼・・・・・
 
依頼者はフェニックス血盟メンバー

個人依頼です。
 
血盟が城を保有している場合血盟の解散は出来ないそうで、解散を免れたい
思いでのメンバーの依頼の様子。 しかしながら荘園が稼動していないなど

の現状があったりしていたオーレン磯。
しかも今回の依頼は血盟主の意向では無い・・と複雑な様相と呈しています。
 
更に困ったことには防衛ですがリリミア城主が「防衛承認」をしないだろうとの

事なので「攻撃登録」での防衛になりそうです。
 
小さな勢力のもつ居城が半放棄状態ですので布告が集まるのは間違いありません。
そうなるとワンチャンスを狙う全ての血盟・同盟を敵に廻して攻撃防衛をする
という難しいミッションになります。
 

コチラも城主同盟の元関係者を通じて全く反対の攻めの依頼もありました。
 

ただこちらは城の受け皿になる同盟がおらずに最終的な契約の段階までは

行きませんでしたが・・。

同じ同盟からの攻撃と防衛の依頼・・・なにやら複雑な事情がある様子。

傭兵屋は戦闘だけを請け負うのでこの辺の事情は深く聞くことも無く依頼として

受領する事になりました。

 
荘園稼動がしていない城の防衛

攻撃登録、城主未承認の防衛作戦

当日戦場に来る全て勢力を敵に廻す可能性
 
「ああ、久しぶりに悪役になる仕事なのかな」
 
とちょっと腰が重たい気持ちがオイラにはありました。
 
布告を済ませるとやはり結構な数の血盟、同盟が参戦しています。

あららLTもオーレンなのか?

防衛かなぁだったら楽できるんだけどなぁと淡い期待。
かなりの数が攻め登録、これは・・・キツイな。
 
布告後、依頼者に当日に行動を共にできる協力クランがあるのかを確認。

帰ってきた答えは「応援はまったく無し」との事。
ただ最後の抵抗はしたいとの意思をしっかりお伺いしましたので、傭兵屋として
ベストを尽くすしかありません。
wis  
雇い主の方もちょっと弱気になっておりますが

もうやるしかないでしょう!!!!。
 
 
 
こうしてオーレンへの攻撃防衛が始まりました。
 
 
 
オーレン村付近で部隊を集結編成を行います。編成の完了後エンチャ開始とほぼ
同時に21:00の開戦時刻となりました。
 
内部を強化していないだろうと予想していましたので即戦場に突入します。
 
「土曜会はオーレンの防衛です。」と幻蝶がシャウトで宣言。部隊を突入させて
入口付近に部隊を展開します。 戦場に侵入する中小の団体をまずは撃破して
陣地を構築。 伝令側から進入しようとすると同盟と衝突開始してコレを排除
します。
 
城の各方面に偵察を配置、自分も名指しされ城の南へ出動命令が出ます。
陣地を離れて城の南部へ歩をすすめると前方に相当の人数が見えます。
 
「あ、LTだ!」
 
城の南部、崖を背にした所に布陣しています。 一番厄介な団体が登場。本隊に
もどって攻撃に備えます。 そしてすぐにLTから攻撃を受けることになり戦闘
開始。 城の南方向ににらみ合う形で両者ヒットアンドアウェイの刺し合いが
続きます。 この日印象深かったのがLTのタンカーとシンガー。 囮になり
弓の攻撃を受けて後方への攻撃を逸らします。 共に強制攻撃の制限の中ですの
でスリープ、ルーツ、キャンセルなどが使えず前衛を打ち崩すのに決め手を欠き
ます。 ナイトの壁が崩せないので一歩先のヒーラーを止める事が出来ずに膠着
が続きます。
 
そして膠着中にもっとも恐れていた事が発生しました。 先に排除した攻め側の復帰
と姿を現していなかったelysion同盟が戦線に参戦。 南北を挟まれる事になります。
 
部隊を二分して土曜会は北と南に応戦。高レベルストライカーのいる部隊をLT
との対応にあたらせ他部隊は突入を試みる攻め側と激突。
戦場の全ての勢力を敵に廻した形の闘いになります。
どっかとの戦闘  

あふろとの戦闘

Gとの戦闘
(いっぱい攻めてキタ! 入口担当だったので南のLTの写真が全然撮って

るヒマなかったデス・・orz)
 

 
南のLT対応部隊が苦しい中膠着を作っていてくれている間に、北からの攻撃側
の全てを撃退に成功。 残りはLTになります。LTはゴーレムを出して壁の破壊
を試みている様子。
ここで部隊を2つだけ残して正面対応。 残りの部隊は全て城の反対側を時計回りに
迂回してLTの背後を突きます。
 
背後に回った部隊が特攻開始! 完全に挟み撃ちに成功します。
 
「LT陣地破壊」別働隊が陣地の破壊に成功。
 
この報告と共に全軍突撃開始。 一気に距離をつめて押し込みます。 陣地を失い
挟撃されてLTの部隊を壊走させます。

ここでもLT側はナイトがしんがりをして仲間を逃がすムーブをしているのには脱帽しました。

 
北側に陣地を作成してゴーレムを召還している団体も現れましたがこれも一撃して
壊走させ完全に戦場を支配します。

 
精も根も尽きるとはこの事か、ヒーラーだけではなくアタッカー達もほぼMPが枯渇。
 
とりあえず攻撃側の団体とひととおり当たってこれを全部壊走させることには成功し
ましした。 正直な所ここまで戦場を維持できるとはは思わなかったです。
 
 

 

 
そして各個撃破された事で攻撃側の作戦が変更されたようです。全攻撃側と思われ
る団体が戦場入口に集結します。 どうも一斉にリングインを狙っている雰囲気です。
 
集結中に奇襲をかけたかったのですが先の戦闘でMPがほぼ枯渇しており集結中の
所を奇襲したくても出来ません。 ここは陣地に座ってただ回復を待ちます。
 
そうこうしているうちに集結が完了してしまったようでLTを先頭として一斉に
攻撃側が戦場になだれ込んできます。 今度は北側にいっきに抜けて布陣する様子。
側面攻撃にて相手の数を減らして見ることを試みます。
 
先に抜けたLTがヒットアンドアウェイで戦線を膠着させ。その間に他の血盟がどん
どん北に抜けていきます。 門を挟んでの刺し合いが続きますがコチラから見ると
目の前の人数はどんどん増えていくのがわかります。
 
くるな・・そろそろ来るな。 そして開戦から1時間経過。
 
LTメンバーだけが応戦に当たっていた前線に一気に他の攻め側が加わって特攻を
かけてきました。 
 
あっという間に人数の波に飲まれる土曜会、陣地は一瞬で消し飛び応戦するも戦線
は全壊します。 土曜会だけで支えた戦場も一斉攻撃には木っ端微塵でした。
 
 

象牙に撤退  

再集結をすぐに果たしますが、強化を施していないに外門、内門はあっというまに
砕かれます。 我らも戦線に復帰。 途中の相手には目もくれずに交換部屋に突入
を目指します。 正面門まで来たところで「落ちた」との報告があり部隊の足が
止まります。
が戦場外に飛ばされることも無かったのでまだ落ちていないと判断して交感部屋に
突入。 交感台を射撃しはじめたと同時にブラックアウト。
 
オーレンが落城します。
 
落としたのはLoveTranceです。 落城の際の奪還はしないとの雇用主からの意向も
あったので落城後、幻蝶にすぐに「依頼解除」の報告が入ったようです。
 
 
ミッションは失敗で終了。
土曜会が駆逐されてからあっという間の落城。
ちょこっと支えられる門の強化があったら・・・・
入口を封鎖できる人数が防衛いあってくれたら・・・
と思いますがやむをえません。 それを承知で受けた防衛作戦。
残念ながら開始1時間ちょっとで失敗となりました。
 
 
現地雇用もなんか無い様子。・・・むぅ。
 
 

 

 


しかし何かこのまま帰るのは面白くありません。 こちらにて完封したLTが落城
させてしまったのもなんかこう・・頑張ったコッチとしても面白くない。
ミッション終了でフリーになったこともあり一気に落として見ようじゃないか!
 
ウチらが城を撮るわけにも行かないのでどっかの応援に周る事になります。
 
「さて、どうしよう。 どこに落としてもらおう」
 
んじゃG-SPEEDに落としてもらおう!と決定。
 
「クリム、向こうの代表に連絡とれるか?」 
 
ほいさ了解!

 
「只今よりGの加勢を致します。 無論 タダ!ですw」
 

「ありがと~ 2Fをお願いします」
 
承認も取れたので一斉に内部突入。 ELYSION側にもタイミングを合わせて貰おうと
思ったのですが敵対兵力との交戦で陣地が破壊されていたりいた様子で土曜会突入後
の城内に味方となるELYSIONの人数が見えません。 2Fの狭い入口を利用してLT
側が応戦をしてきます。 大きな被害をだしつつ、これに何度か突入を繰り返して
徐々に防衛側を討ち減らして行きます。
 
なかなか見えないelysion側、2Fを制圧するもこのままでは時間切れになりそうな
雰囲気でした。
 
「まだ来ないのか、はよ来いと伝えろ」
 
「了解」

攻撃命令  
残り10分で大挙してelysionの突入が始まります。 若干の乱戦はあったものの
ほぼ抵抗勢力は排除済みです。
 
そして再度の落城。elysion同盟の卍血盟が再奪取に成功します。
 
土曜会はこの後門の前に展開して門の防衛・・・・そしてタイムアップ。
 
2時間留まることなく戦況が動き闘い続けるオーレンの戦争でした。
ギランもこの日落城。 また二城の所有者が変わる混沌模様でした。
 
撃って、撃って、撃ちまくって
殺して、殺して、殺して
走って、走って、登って、降りて
死んで、走って、突っ込んで
 
へっとへっとでしたが、バックボーン、戦況、戦術、転回、すごく面白いオーレン
の攻防戦でした。 色々な条件で戦える兵隊達を心強く思えた日でもあります。
 
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アデンの王女リリミアさんもこの度の土曜会の働きに痛く感動された様子。
リリミアシャウト  

ボーナス
終戦後、幻にどうしても受け取れと寸志を下賜していきました。