クリムゾンの箱
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いつまで「第○波」を続けるつもりなのか…「高齢者を守れ」の大合唱を繰り返す国は衰退するしかない

高齢者を優遇し続ける衰退国家
そろそろ「コロナを気にするのはオワコン」という話にすればいいのに、波が来たら「マスクを着けろ!」「高齢者を守れ!」の大合唱。とことん学ばない国である。こうした意見がテレビを通じて流れると、日本人は一斉に信じてしまう。

2024年の出生数は日本総研によると70万人を割る見込みで、少子高齢化はますます進む。第2次ベビーブームのピークである1973年の出生数は209万人だったから3分の1だ。この世代が高齢者になるとき、とんでもなく少ない人数の現役世代が支えなくてはならない。つまり、子どもや若者の将来を鑑みるのであれば、少しでも日本の衰退を鈍化させるための策を打つことこそ、喫緊の課題ということ。そんな状況下で「コロナ治療に公費を」とはよく言えたものだ。

コロナ騒動をいつまでもダラダラ続けたい人々は、後進のことを考えていない老害だ。仮にいま30代、40代であっても老害である。

中川 淳一郎



ウォール街的頭の悪さを持つネオリベによる馬鹿記事。人を指して老害というが、有害なのはお前。

ネオリベは金のために市民の命を取捨選択する。見捨ててもいい市民を創り出し棄民政策を平然と行う。能力主義で弱者を見捨てるのは、「不用な人間は排除してよい」とするナチスの優生思想に通じるものがある。社会的なセーフティネットの削減は、結局自分の首を絞めることになる。

高齢者でない若い俺でもコロナに感染したくはない。コロナは風邪とは違い、繰り返しの感染は余命を短くするだろう。他者を思いやる姿勢に欠けているのは、ネオリベのお前だ。

「父親が誰かって、そんなに重要?」SNSで【托卵】を肯定するオンナたち…本気で「何が悪いの?」と発言か

 2024年7月から8月にかけて、X(旧ツイッター)では「托卵」というワードがトレンド入りするなどたびたび注目を集めました。妻が不倫相手の子どもを身ごもり、その事実を隠したまま出産して夫とともにわが子として育てることを意味する言葉ですが、この行為について「何が悪いの?」「父親が誰かってそんなに重要?」とする女性ユーザーたちの発言に注目が集まったのです。


夫の意見を尊重するべきで、妻が独断で決断していい事ではない。妊娠や出産はどちらか一方が勝手に決めつけ、相手に強制すれば、それは人権侵害だ。

財産や家族の地位が母系で継承される女系社会ならば、托卵も許容される可能性はあるが、日本は依然男系社会で、家を継承する跡取りが欲しくて結婚する男性もいることだろう。托卵は男性にしてみれば、自分の血がつながった子供を得る機会を損失することに繋がる。

それを夫に強制するのは、妻を強制的に妊娠させる行為と同じく人権侵害だ。子供を産む是非、誰の子供を産んで育てるかの選択は、夫婦両方の意志で決めることだ。夫が、妻が、独断で一方的に決めていい事じゃない。相手の都合や人生を考えろ。
 

メキシコ、女性の就労促進でGDP25%増も=米シンクタンク

米国のシンクタンク、ミルケン研究所は20日、メキシコで女性が男性と同じ割合で労働参加した場合、年間の経済活動が25%(3905億ドル)以上増加する可能性があるとのリポートを発表した。
リポートは、女性を労働力に取り込む鍵は育児サービスへのアクセス改善だとし、世界銀行のデータをもとにメキシコの労働年齢男性の就労率が77.5%なのに対し女性は45.6%にとどまると指摘した。



今の日本では、一部の保守が、女性の社会進出が少子化の原因だと言っているが、江戸時代は女性はみな働いていた。時代が違うので、単純に比較はできないが、仕事と家庭の両立の難しさこそが、少子化問題を引き起こしているだろう。家父長制と企業に都合の良い企業文化こそが諸悪の根源だろう。

フランスとスウェーデンは、女性の社会進出率が高く、労働参加率が高いけども、充実した育児休暇制度や子育て支援策など、女性が働きながら子育てをしやすい環境が整っているため、出生率が高い水準を維持している。フランス出生率1.83 人 (女性1人あたり)、スウェーデン出生率1.67 人 (女性1人あたり)
 

成田悠輔氏「なぜ人は戦争には無関心なのに有名人の不倫は叩きたくなってしまうのか」論文に意欲

成田氏は「『なぜ人は戦争や虐殺には無関心なのに有名人の不倫や暴言は叩きたくなってしまうのか』という論文を書きたい」と記した。


民主主義社会においては、労働者は日々の労働に追われているので、政治の知識が乏しい上に、個人主義になりがちだ。個人主義が強まった結果、共同体や社会全体の問題に対する関心が薄れる。共同体の結びつきが弱まり孤立した市民の心細さが原因で、多数派の専制が横行するようになる。

多数派の意見がメディアや社会全体に大きな影響を与えるし、メディアが取り上げることで、さらに市民は影響を受ける。そのため、心理的距離が近い身近なスキャンダルやニュースに注目が集まりやすく、政治や社会問題に対する関心が後回しにされる。

 

民主主義社会における平等の追求が、個人主義を強化し、社会的な結びつきを弱める。このような社会では、個々の出来事やスキャンダルが大きな注目を集めやすくなる。

女性嫌悪、過激主義として取り扱いへ 英内務省が戦略見直し

英内務省は18日、労働党新政権による戦略見直しの一環として、過激なミソジニー(女性嫌悪、女性蔑視)を過激主義の一形態として取り扱うと発表した。

この戦略についてクーパー内相は、「過激派の傾向を把握し、監視する」ことで、人々を過激派から遠ざける方法を探ると説明。「有害で憎悪に満ちた信条や暴力を押し付ける人々を取り締まるために、既存の政策にある穴を特定する」と述べた。

何年か前から、「インセル文化」と呼ばれる、主に若い男性たちのオンライン活動が懸念されている。インセルはインボランタリー・セリベイト(Involuntary celibate、不本意の禁欲主義者)の略語で、自分たちの問題を女性や「アルファ男性(女性が魅力を感じる男性)」のせいにするインターネット上の男性グループを指す。


インセル文化が生まれた理由は、グロバリによって能力主義や自己責任論や個人主義が蔓延した結果、孤立したうえにポリコレの救済対象ではない若者が多くいるのだろう。過激な思想や行動が社会に与える影響を抑えるための戦略見直しだそろうけども、同時に、孤立している若者を救済すべきだ。

インセル文化が生まれた理由は、グロバリが流布した能力主義や自己責任論によって、若者は成功や魅力が強く求められる一方で、期待に応えられない者たちは、自分が劣っていると感じ、自己評価が低下する。その上、個人の成功や失敗がすべて自己責任であるとする考え方も押し付けられる。

グロバリの波に乗れるのは、高い教育を受けた者ばかりで、低学歴の者はグロバリの波に乗れず、経済格差が広がる。若者は経済的な不安や社会的な疎外感を感じるが、昨今のポリコレは、救済対象を女性と少数派に絞り、男性は救済対象から外れている。

SNSで似た境遇の若者同士が集まり、エコーチェンバー効果で互いの考えを強化し合い、過激な思想が広がりやすくなる。社会の安定を守るために、過激な思想が社会に与える影響を抑えることも重要だが、孤立している若者を支援することとも両立できる。むしろ、抑えるだけでは、より過激になるだけだ。

「統一教会に救われている人もいる」日テレ系・ザ!世界仰天ニュースの放送内容が物議、TVerは配信終了で憶測呼ぶ

番組内では教団が起こした霊感商法などの問題を取り上げつつ、司会の中居正広(51)が「宗教によって本当に助かっている団体もあって、人たちもいるんですよね」と発言。ゲストのヒロミ(59)も「それは間違いなくいると思うし、今でも統一教会でも、別にそう思っている人がたくさんいるんだろうし」と語った。ヒロミの発言部分には「教団に救われている人もいる」とテロップが入った。



奴隷にされても救われる人がいると言っているのと同じだ。

本人の了承があれば、その人を奴隷にしても良いというのはおかしいし、奴隷にされた本人が「救われた」と思っているからと言って、本当に救済されたとは言えない。その信者の幸福感は教団にマインドコントロールされた結果だからだ。このヒロミの発言は奴隷制度を肯定するのと同じ。
こんな連中の保身から出た発言が横行し、大勢の市民が教団に奴隷化されたら、日本は地獄だ。こいつは小心者のチンピラだ。

 

サルバドール・ブラセンシアの「紙の民」。

作者と作中の登場人物たちが戦争をしているメタフィクション。読者もその戦闘に巻き込まれ、本の一部が読めなくなっている奇抜な作品。しかし、ストーリーと描写は素晴らしく、感動した。破壊と再生の物語。我々は皆、紙の民なのだ。

作者も作中の登場人物も皆失恋している。タイトルの「紙の民」は、作中に紙でできた人造人間が登場するんだけども、紙は作りは脆いが、端は鋭いので用心しなくてはいけない。紙は物語を記録する媒体でもある。その脆弱さや儚さ、創造性こそが、我々自身の人間性にも通じる。

破壊と再生をテーマに深みのあるラブストーリーで感動した。自分が何に感動したのか、正確には理解できないけども、魅力のある文学作品。

「愛は永遠に続ける必要はなく、紙がくすぶる間だけ続けばよいのである」

愛は一時的であっても、その瞬間の価値や意味を大切にすることが重要だ。
 

小池百合子知事、朝鮮人虐殺の追悼文を8年連続で送らず 式典主催側は抗議のかまえ

実行委の宮川泰彦委員長は取材に「大法要を理由にしているが、追悼式典に追悼文を送るのは二度手間ということなのか。震災全体の犠牲者ではなく、人の手によって虐殺された朝鮮人らの存在に明確に言及した上で、追悼の意を示してほしい」と話した。



非道な歴史修正は市民を分断させるぞ。

歴史を修正したところで、事実は消えないので、その事実を忘れられない善良な市民との間に分断を生じる。異なる意見や視点を持つ人々の間で対立を引き起こす。それに都合の悪い歴史を修正することで、市民の政治家に対する信頼が損なわれる。

更には、過去の過ちを認めないことで、同じ過ちを繰り返す可能性がある。歴史から学ぶことができなければ、未来に向けた改善ができなくなる。歴史修正なぞ幼稚で有害な手法に他ならない。長州の安倍晋三じゃあるまいし、まともな政治家がすることじゃない。

ウクライナの越境攻撃は、ロシア軍の後方をかく乱し、補給路も寸断し、兵力を分散させたりしつつ、ウクライナ軍の士気を高めたり、ロシアへ政治的圧力を高めることが目的だろうけども、作戦の持続可能性の問題がある。よく情報を収集して、迅速な行動をすべき。ささっと目的を達成して退くべき。ロシア国是の国防戦争に発展する可能性がある。

この作戦が長期化し、ロシア領内での軍事行動がエスカレートすると、ロシア市民の被害は増え、国際的な支持を失うリスクがあるし、ロシア国民全体を敵に回せば、プーチンですらロシア市民の意思を無視しての独断ではウクライナと和平が結べなくなる。

「洋楽離れ」実は世界規模で進行中…!スマホ・サブスク時代が変えた音楽業界の構図

ほぼすべての国が、ヒットチャートにおいてアメリカとの共通している曲が減少しているというはっきりしたトレンドが現れており驚きました。ラテン音楽が強いスペイン語圏や、ボリウッド映画音楽が強いインドなどはある程度想像がついていましたが、「洋楽」の「洋」に元々含まれているであろう、西洋の欧州でも現象が起きています。


音楽や芸術は、アイデンティティを表現する手段の一つだけども、グローバル化が進むと、異なる文化が混ざり合うことが増え、その結果、自分たちの独自性を保ちたいという意識が高まってんだろうな。自国の文化や音楽に対する誇りが高まっており、これが洋楽離れの一因となっている。

それに、ストリーミングサービスのアルゴリズムは、ユーザーの好みに基づいて音楽を推薦する。しかも、そのアルゴリズムは地域のトレンドや人気アーティストを考慮することが多い。このエコーチェンバー効果によってユーザーは新しいジャンルに触れる機会が減り、発見の機会は減少する。