(=゚ω゚)ノ にゃにゃにゃ~~~す

 

さて、今回は「らんまん」のお話しを。

万太郎と竹雄は無事に長屋の下宿先を見つましたね。

 

このシーンに注目です。

⇒この小屋は厠(かわや)、共用トイレと思われます。

特徴は戸の上の部分がなく、もう、丸見えなんです。

 

ところで、トイレの前に鳥居がある意味とは?

まさか、トイレの神様。

水曜どうしてでしょうか?(´-ω-`)

 

 

長屋のトイレは井戸の近くにあるんです。

井戸は炊事や洗濯、洗顔や行水、飲料水にも使います。

長屋の人が集まる場所であり、元祖、井戸端会議の場所。

そんな近くに共用トイレ。

それも戸の上半分が無いという悪夢のような史実。

 

追加画像

万太郎が紹介状を持って東京大学を訪ねる日。

十徳長屋の人が集まりガヤガヤと。

その時、厠から長屋の住人、東京大学の堀井丈之助が

出てきました。

戸は開けっ放しで万太郎の所へ。ヾ(ーー )

左にあるのは手を拭く物ですかね。

これは井戸の横にあった方が良いと思うが・・・

彼は拭いてなかったけど。ヾ(*`ω´*) 

これも共用ですね。ヾ(-ω-;)

 ↑これはごみ捨て場ですね。

 

個室が二つありますが、隣に入って、仕切りに穴を開けて

覗く輩もいたそうで、大家さんが見張りをしたとか。

大家さんも大変ですな。

 

しか~し、

トイレの物(ぶつ)は肥料として下肥(しもごえ)買いが

長屋を訪ねて買う。そして、農村へ運ばれました。

この収入は大家に入り、かなりの収入になったと言います。

 

つまり、プラマイゼロ(*´▽`*)

子供の頃、蔵米ゼロと思い込んでいたことはここだけの話し。

 

歌川広景作「妻恋ごみ坂の景」

こんな所に厠。今でいう公衆トイレのようです。

道のすぐ脇に作りますか。

丸見えですがな。

拡大しないと分かりませんが、男が踏ん張っている前の

壁には相合傘や顔の落書きがあります。

今も昔も変わりませんね。

戸の紙には「あけはなし たれかけ 無用」(^-^;

 

ごみ坂の場所について詳しい考察がありました。

 

 

ところで、ごみ坂46っていたら、応援しますか?

 

歌川広景の浮世絵は面白いよ。

葛飾北斎のパロディ作もある。

 

 

 

次は先週のらんまん。

寿恵子が読んでいるのは南総里見八犬伝。

 

「桃園の義を結びぬ?はぁ~なにこれ?現八と信乃尊い!

 馬琴先生、天才すぎる~」

 

そのオタクぶりが話題になりました。

 

 

曲亭馬琴(滝沢馬琴)が28年を費やして執筆した大長編小説。

オタクの寿恵子がその本に囲まれて読むという気持ちは分からぬこともない。

 

 

さて、八犬伝といえば、子供の頃に見た「新八犬伝」だ。

名作でした。

 

 

1分ほどの動画です。

新八犬伝の雰囲気が分かりますよ。

最後に登場するのは「我こそは玉梓(たまずさ)が怨霊~」

でお馴染み?の玉梓。

操演も含めて良く出来た人形で怖いですね。

 

 

NHKにテープはほとんど残っていません。

音声のみ。冒頭だけでも聞いて欲しい。

「我こそは玉梓が怨霊~、(台詞続く)」は迫力がありすぎ。

プロのお仕事です。酸欠になり、血管ぶち切れてそうと思ったら・・・

 

声担当の阿部寿美子さん。玉梓の台詞の演技は大変に体力を消耗するもので、体調の悪かったときには貧血で医務室行きになったこともあったという。

これを聞けば分かりますよ。

 

玉梓の声は夏木マリさんがしても違和感はないと思う。

 

 

と前振りをしておいて、実は

1983年の映画「里見八犬伝」で玉梓を演じているのが

夏木マリ。

 

 

色っぽいですにゃ。(/ω\)

 

 

最後はしっとりとした曲で終わります。

 

 

いよいよ、万太郎は東京大学へ。

どうなりますことやら、

本日これまで