レバンガは、相性のあまりよくないハンナリーズとの２連戦、１勝１敗。
土曜日の試合は、３Qにつきはなされて完敗でした。いつものレバンガの負け方なので、これは２連敗必至と思って、日曜日も見ましたが、この日は逆に３Qで突き放して快勝。バスケットはわからないもんです。
素人の私としては、打ち合いになったときに相手チームは入るけれど、レバンガはことごとく落とすというところに一番難点を感じていましたが、試合後のヒーローインタビューで、チームとしては、得点が入らなくてもディフェンスを頑張ろうと言って試合前話し合ったと、桜井選手が言っていました。確かに、入らんもんをゲーム中にどうこうしようったって、頑張れば頑張るほど力が入って余計入らなくなりますやね。２戦目の１Qも劣勢でしたが、勝負所は突き放した３Qよりも、粘って１点差で前半を終えることができた２Qだったのかもしれません。
今年の外国人選手３人は頑張りますね。ラモスも入れると４人ですが、これだけ負けが混んでいて、もう次シーズンのことを考えてもいいようなところを、まあ、我慢してゲームに集中してやっていると思います。ウェルシュなんて、両肩テーピングしてけっこう体がボロボロなんじゃないかと思いますが。小野寺HCも、選手の特長が分かってくるにつれて、うまく使ってます。シーズン当初は、モータムのような感じで、ウェルシュにピックしたあとポップして３Pを打たせていましたが、３Pよりもフリースローレーンくらいのところからの２Pのジャンプシュートの方が高確率なのが分かってそこでボールをもらうように修正してます。反対に、ナントカジュニアは３Pが入ることが分かったので、島谷や寺園に切り込ませて、ナントカジュニアに外で待たせてキックアウトさせてます。
中野も、落とし続けてようやく昨日爆発しましたが、こういう形なら１００％入るというのを個人としてもチームとしてもつかみつつありますね。関野にしても、松下にしても、あいかわらず２秒狙わないと入らない３Pですが、反対から言うと２秒狙えば入るので、２秒狙って打てる工夫をすることが大事じゃないでしょうか。シーズン中にいきなり早いタイミングで入れられるようになるのは無理ですから。パスもらってすぐ、インサイドへのパスフェイクを入れるとかすると、ディフェンスはクローズアウトしに来にくくなるので、ゆっくり打てる。
ところで、Bリーグになって審判の笛はかなり向上したと思っていたのですが、久しぶりにひどい笛だったように感じます。土曜日はハンナリーズに、日曜日はレバンガに寄った笛でしたし、おかげでディアロが退場になってレバンガはかなり有利に試合を進められましたが、勝ってもあんまり気持ちはよくないですね。
観客も、土曜日は発表通り４５００入っていたような印象ですが、日曜日はあのガラガラの感じで本当に４０００人も入っていたんでしょうかね。３階まで開けていたというので、もしかすると画面に入っていない３階席が埋まっていたのかもしれませんが。チケットは買ったけど来なかったというのは考えられますが、それはそれで入場者に数えていいんでしょうかね。
さて、いよいよ富山戦です。レバンガにとっても、グラウジーズにとっても、天王山です（笑）。
B２に降格するのは１チームかと思っていたのですが、Bリーグのサイトで確かめたら２チームと書いてありましたね。富山が、ここに来て、川崎、渋谷と撃破してきています。なんでレバンガ戦の前に急に強くなるんだ（笑）。
もう一度確認しますが、茨城ロボッツ１勝、富山グラウジーズ３勝、信州ブレイブウォリアーズ４勝、レバンガ北海道６勝、京都ハンナリーズ７勝という順番です。一桁勝利はこの５チームだけで、シーズンはあと３０試合くらいですから、下位２チームに落ちる可能性はまだまだあります。富山も降格圏脱出の最大のチャンスですから、次のレバンガ戦は死に物狂いでくるはずです。両チームにとって、ぜったいに負けられない戦いですね。
昨シーズンも、半分過ぎてもう首脳陣の入替はないかなと思っていたら、年明けしてから佐古さんが辞めさせられちゃいました。今シーズンも、せっかくチームが機能し始めたところで結果が出ないと、またその二の舞になりかねません。昨シーズンは小野寺さんという代わりがいましたけれど、今シーズンは小野寺ＨＣが辞めさせられたらもうＢ２に真っ逆さまでしょうね。
私、下剋上球児は見ていませんでしたが、ネット情報では、主人公の監督さんが、「どんな汚い手を使ってでも勝て！」と言ったのが炎上していたとのこと（笑）。さすがに高校野球でそれはまずいですけど、富山との２試合は、そういう試合になるでしょうね、きっと。ケガしないように、両チームとも頑張ってください。