‘運動’までお話ししました。
そう、今は取調中タバコ吸えないんだろうな。
当時は留置管理にタバコが預けてあって、‘運動’で吸う2本をセットしてもらい、
取り調べに行くときには刑事が持って調べ室行ってくれた。
もうここぞとばかり、気持ち悪くなるくらい吸ったもんだ。
当たり前だがタバコは自分の持ってる‘領置金’で買う。
刑務所じゃもちろん吸えないから今はもうやめちゃったけど、
当時LARKのメンソールを吸っていて、とにかく基本一日2本しか吸えないから、
1本は1本なんでみんなロングサイズ吸ってたのが面白かったな。
話を戻しますと、逮捕されたら48時間以内に検察庁に送られます。
弁録って言ったかな?簡単に調書をまいてから引き続き裁判所に向かう。
そこでまず10日間の拘留が決定され、留置場に収監されることになる。
ほとんどの犯罪で、その10日間の拘留期間が終わるともう一度検察へ行き、
さらに10日間の勾留期間延長が認められるというシステムだ。
あれなんでだろう?シャブなんて認めて調べ終わってんのに延長される。。
さっさと拘置所に身柄送致しちゃえばどんどん捌けると思うんだけどな。
しかしあの熊谷の検察、なんとかなんないかな?
いろんな警察署からきて、待合室に一度に15,6人入れられるんだけど、
2畳くらいの牢屋に手錠したまま6人くらい入れられてイスに座らせられる。
そっから一人一人検事に呼ばれて、これが時間かかるんだわ。
だからその牢屋で昼メシの仕出し弁当食うんだけど、片手錠で食うんだよ。
人数多く、一人に時間かかっちゃうと一日仕事になることもある。
留置場の晩メシに間に合わないヤツいたもんな。
あっ、そういえば俺が逮捕されてだいぶ経った3月頃か?
検察のシステム変わって、大きめの犯罪は全部さいたま市の本所になったんだ。
だから熊谷警察管内で逮捕されても、検事調べとか弁録はみんな浦和でやる。
2時間くらいかかるんで、そいつだけ先起こされてメシ食って出されてた。
逮捕されて翌日はまず指紋とDNAの採取をする。
指紋は、フツー人差し指一本とかで押すものですよね?
それが犯罪者の指紋採取はすごいです!
全部の指及び手のひらをガッツリとられますから。
それをコンピュータ処理して警察庁のデータベースに送られる。
DNAは、綿棒で口の中の粘膜から採取します。
そしてドラマとかでも見る、名前の書かれたプレートを持って写真撮影。
正面と横からも撮られます。
それを一つの部屋でやるんだけど、あんなボロい熊谷警察でも立派な機材でした。
それが済んでようやく本格的な取り調べに入ります。
留置場出るときに紐付きの手錠されて、調べ室入ったら手錠は外して、
ヒモを座ったイスかテーブルに縛っておく。
調書はさすがにパソコンに打ち込みます。基本一対一でやりますね。
留置管理の関係で、必ず一旦は昼メシ前に終わり留置場に戻されます。
絶対にカツ丼とか出たりしないですから…
メシの話は改めてするとして、取り調べがせわしないのは最初の一週間だけ。
途中、引き当てといって犯行現場に行きます。
俺一人に対して決まりなんだろうけど、刑事が6人付き添います。。
犯行現場、物証を買った店、物証を捨てた場所等々行って確認をする作業。
これ、現場遠いと大変らしいです。
管轄外でも関わりがあれば、他県まで行かなくちゃいけないそうです。
我々はいい時間潰しになるし外の景色見れるからいいんだけどね。
現場では、ここで何しました、ってことを示すために必ず指さして写される。
時として犯行再現したシーンを写真に撮られることもある。
俺は人目につかない場所だったからいいけど、街中でやらされるのはイヤだね。
引き当ても、刑事によってはコーヒーやお菓子食わせてくれるそうだ。
俺はなかったけど。。
ではまた。