軽い気持ちで犬を飼うと悲惨なことに! 犬を飼う前に絶対に確認すべき5つのこと | 政宗のブログ

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今回は、『軽い気持ちで犬を飼うと悲惨なことに! 犬を飼う前に絶対に確認すべき5つのこと』についてです。

 

 

≪以下転載≫

 

軽い気持ちで犬を飼うと悲惨なことに! 犬を飼う前に絶対に確認すべき5つのこと
9/27(日) 15:10配信 いぬのきもちWeb編集室


新型コロナウイルスの自粛期間中、犬を飼い始めたという人も増えているようです。前々から計画的に飼うことを決めていた人、一時の感情で安易に犬を飼ってしまった人、様々だと思いますが、「こんなはずでは…」な事態が起こる可能性も。

この記事では、これから犬を飼いたいと考えている人が飼い始める前に確認してほしいことについて、いぬのきもち獣医師相談室の先生が解説します。

 


★犬を飼う前に絶対に確認してほしい5つのこと

 

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――まず、犬を飼う前に「これだけは絶対に確認してほしいこと」について教えてください。

いぬのきもち獣医師相談室の獣医師(以下、獣医師):
「大きく分けて5つのことを確認していただければと思います。それぞれ見ていきましょう」

 


①経済的な面を考えていますか?

 

獣医師:
「犬を飼うとなるとさまざまなことでお金がかかり、実際のところ犬を飼う費用の中でも病気の予防・医療費が多くを占めています。

たとえば、狂犬病ワクチンは毎年必須ですし、混合ワクチンやフィラリア予防、ノミ・ダニ予防などの費用も必要になってきます。

子犬の時期は病気が少なくても、年齢を重ねれば病気も多くなっていくでしょう。愛犬が病気になったとき、治療費が支払えるかどうかはとても大切なため、飼い主さんに経済的余裕がないと難しいでしょう」

 


②犬と暮らすための住環境は整っていますか?

 

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獣医師:
「いざ犬を飼ったときに、犬が安心して快適に暮らせる住環境かどうかも重要です。たとえば…

・これから犬を飼う予定の家が『犬の飼育可の物件』かどうか

 

・家から無理なく通える範囲に動物病院があるかどうか

 

・散歩できる場所があるかどうか

 

・家族や同居人が犬を飼うことに同意しているかどうか

 

などです。犬の飼育が不可の物件なのに隠れて飼ってしまう人もいるようですが、それでは犬も人もいい生活はできません」

 


③犬にはしつけや散歩が必須ですが、日々取り組むことができますか?

 

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獣医師:
「犬を飼うということは、ルールを教えることやお散歩なども必要です。

犬は従順でなんでも理解してくれると思うかもしれませんが、教えなければトイレでの排泄もできません。していいこと、悪いことも、教えていかなければなりません。犬とよりよい生活を送るためには、飼い主さんが根気強く教えていくことが重要なのです。

また、健康維持や気分転換のためにも、散歩は犬にとって大切なこと。犬に教えたり散歩に時間をかけることができない人は、犬を飼うことは向いていないでしょう」

 


④犬のことを学ぶ気持ちはありますか?

 

獣医師:
「犬を飼う前に、自分が飼うかもしれない犬種について知っておくことも大切です。犬種によって特性の違いもありますし、なりやすい病気などもさまざまです。どんな性格の犬が多く、どんな病気を発症しやすいのかなど、事前に学んでおく必要があるでしょう。

こうしたことを先に学んでおけば、そのコにどんな生活をさせてあげればよいかを考えられますし、いざ病気が発症したときにはいち早く気づき対処がおこなえます。

『かわいいから』といった理由だけで犬を飼わないようにしましょう」

 


⑤犬のお世話をする時間の余裕がありますか?

 

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獣医師:
「犬を飼うお金があり経済的には余裕であっても、現時点で自分に時間がない人は犬を飼うべきではないでしょう。

仕事が忙しすぎる人や、ふだんから家をあけてしまうことが多い人では、犬を充分にお世話する時間は持てないと思います。犬は飼い主さんのお世話がなければ生活ができません。

毎日のお世話やスキンシップの時間をとっていると、愛犬の些細な変化にも気づけるものですが、自分のことで精一杯の人はそうしたことも難しいでしょう」

――どれも犬を飼うにあたって大切なポイントですね。これを知らないで飼ってしまうと、犬はもちろん、飼い主さん自身もつらい思いをしそうですね。

 


★「犬を軽い気持ちで飼わないで」 獣医師が見たかわいそうな犬

 

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――「軽い気持ちで犬を飼うとよくない」という例で、先生が実際に見た「飼い主のせいでかわいそうなことになってしまった犬」の例があれば教えてください。

獣医師:
「飼い主さんから『室内でのいたずらや吠え』『噛む』といった相談が寄せられることが多いですが、それは散歩をしないことが原因であることが多いです。

たとえば……

・犬を飼ってはいけないマンションで飼っているために散歩ができない

 

・愛犬が散歩好きではない(そもそも散歩の練習をしていない)

 

・散歩する時間がない

 

など、さまざまな理由があります。そして、『うちの犬は賢くないから』と犬の責任にする人も多いです」

――犬の心身の健康のためにも、散歩に行くことは大切ですよね。

獣医師:
「そうですね。また、犬と暮らすと決めたにも関わらず、なぜか世話をせずに放置して、毛が伸び放題、狭いケージに閉じ込めっぱなしで保護されるケースもあります。

犬と暮らすことによって癒しを求めたいのかもしれませんが、反対に愛犬に対して癒しを提供する責任が飼い主さんにもあることを忘れないでほしいと思います」

 


★犬を飼うということは、命を扱うということ

 

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――それでは最後に、犬をこれから飼いたいと思っている人に先生から一言お願いします。

獣医師:
「犬を飼うということは、そのコの一生を預かることです。大切な命に最後まで責任が持てるかどうか、飼う前に自分自身に覚悟を問いかけてみましょう。

 


一緒に暮らすことで犬と飼い主さんがお互いに愛し、愛されて、限られた時間のなかで幸せを感じて過ごせるよう願っています」

 


(監修:いぬのきもち・ねこのきもち獣医師相談室 担当獣医師)
取材・文/sorami


いぬのきもちWeb編集室

~転載ココマデ~

 

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