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今回は、『理解したうえで検討したい!「猫を飼うと大変なこと」5つ』についてです。
≪以下転載≫
理解したうえで検討したい!「猫を飼うと大変なこと」5つ
2020/9/1(火) 12:05配信 ねこのきもちWeb編集室
猫を飼う前は、楽しい猫との生活を思い描いている人も多いはず。でも実際には、楽しい中にも大変だと感じることもあります。この記事では、猫を飼う前にぜひ知っておきたい「猫を飼うと大変なこと」について、ねこのきもち獣医師相談室の先生が解説します。
猫を飼うと大変なこと5つ
猫を飼って特に大変だと感じることには、以下の5つが挙げられます。
①お金がかかる
猫を飼うには食事代、トイレの砂代、健康管理のためのワクチン接種、避妊手術や去勢手術、ノミ・ダニ予防などの各種予防料金など、さまざまな費用がかかります。また、病気になったときも、病気の種類によっては思ったよりも費用がかかる場合も。
②とてもきれい好き
猫は、とてもきれい好きです。特にトイレは常に清潔にしていないと、そのトイレで排泄をしてくれなかったり、別の場所で排泄したりといった行動をすることがあります。
③病気になることがある
ずっと健康でいてくれればよいのですが、猫も病気になることがあります。老齢になってからの腎不全は、猫にとても多くみられる病気です。
④長期の旅行などに行きづらい
長期の旅行などで家を空けなければならないときは、知り合いや親戚にお世話をお願いするほかにも、ペットホテルに預けたり、ペットシッターさんなどに頼んだりといったことが必要になることがあるでしょう。
⑤爪とぎ、尿スプレー
猫のマーキング行動である爪とぎや尿スプレーなどにより、悩まされることがあります。飼い主さんは、猫の習性をよく理解することが必要です。
★猫を飼うのに向かない飼い主さんの傾向は?
猫を飼うのに向いていないタイプの人は、次の2つに当てはまる人かもしれません。
①猫にしつけをしたがる人
主従関係を基礎にする犬と同じように、しつけをしっかりとして、飼い主さんの号令や指示に従わせるような生活を望む人には、猫を飼うのはあまり向いていないでしょう。
飼い主さんがしつけに従ってほしいと思っても、猫はそれに必ず従うタイプの動物ではありません。
どちらかというと、しつけは猫が危険な目に遭わないため、「人と猫が快適に生活をしていくために作られたルールのようなもの」にあたると考えてください。
②猫の爪とぎや狩りのような遊びなど、猫の性質を好まない人
また、猫の性質としての爪とぎや、高所を好むこと、狩りに似た激しい遊びなどを好ましく思わない人も、猫向きではないでしょう。
★猫を飼うときに必要な「心構え」とは
猫を飼うと決めたならば、最後まで責任をもって飼うことが大切です。
猫は、自分で飼われるお家や飼い主さんを選べるわけではありません。
猫を飼うことは、1つの命を預かるという責任も生じるのです。飼い主さんが思い描いていた理想の猫との生活が、必ずしもできるというわけではありません。
時には、猫との関係がうまくいかずに悩んだり、病気になったりすることもあるでしょう。もちろん猫には寿命があり、人よりも先に亡くなることが多いでしょうから、最期まで見届けてあげる覚悟も必要です。
猫と一緒に生活をすることは、1つの命と向き合うということ。このことをしっかりと考えたうえで、猫をお迎えできるのであれば、飼い主さんは猫といい関係を築いていけることでしょう。
(監修:いぬのきもち・ねこのきもち獣医師相談室 担当獣医師)
取材・文/雨宮カイ
ねこのきもちWeb編集室
~転載ココマデ~
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