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今回は、『1日に何時間眠ってるの!? 猫の「睡眠」にまつわる4つのフシギ』についてです。
≪以下転載≫
1日に何時間眠ってるの!? 猫の「睡眠」にまつわる4つのフシギ
2020/8/12(水) 12:05配信 ねこのきもちWeb編集室
猫は「寝るのがシゴト」といえるくらい、よく寝ているイメージがありますよね! 今回は、そんな猫の「寝る」にまつわる4つのフシギについて、動物看護師の小野寺温先生に聞いてみました♪
★フシギ1:子猫がよく眠るのはなぜ?
A。眠っている間に体も心も成長するから。
「体の成長を促す『成長ホルモン』は眠っている間にも分泌されます。また、脳内の情報整理や、新しい神経がつくられるのも睡眠中なので、育ち盛りの子猫には長~い睡眠時間が必要。1日に20時間ほど眠ります」(小野寺)
★フシギ2:猫はずーっと眠っているように見えるけれど、どうなの?
A。実際は、1日に14~16時間は眠っています。
「狩猟動物だった猫の睡眠時間は、1日の2/3と長めです。これは、狩りや縄張り争いなどに備えて、ふだんは極力エネルギーを蓄えようとするためです。また、人と同様に、深い眠り(ノンレム睡眠)と浅い眠り(レム睡眠)を繰り返しますが、猫の睡眠のほとんどはレム睡眠。深い眠り(ノンレム睡眠)は1回7分、1日分でも60分程度です。その理由は、敵の攻撃にすぐに気づくためですが、襲われる心配のない飼い猫は、野生の猫よりも熟睡する時間が長いようです」(小野寺)
★フシギ3:シニア猫がよく眠る理由は?
A。加齢で活動量が減るから。
「早い猫では、7才を過ぎてシニア期に入った頃から睡眠時間が長くなります。これは加齢によって筋力が落ち、活動量が減ってくるから。眠っているというよりは、うとうとしていたり、浅い眠り(レム睡眠)の状態でいることが多いでしょう」(小野寺)
★フシギ4:猫は夜行性のはずなのに、家族と夜眠るのはなぜ?
A。飼い主さんが起きている時間にイイコトがあるから。
「たとえ夜行性動物であっても、起きている必要がなければ夜に眠ります。飼い猫の場合、フードをくれたり遊んでくれる飼い主さんが起きているときに、元気いっぱいに動けるほうが都合がよいので、飼い主さんに合わせて眠るのでしょう」(小野寺)
以上、猫の睡眠にまつわる4つのフシギでした! 猫がとろーんと眠っている姿には、癒されている人も多いはず♡ 愛猫を起こさないように、そーっと観察してみてくださいね。
参考/「ねこのきもち」2016年4月号『「寝るのがシゴト」の猫あるあるを解説 とろりん猫のフシギ』
(監修:帝京科学大学助教、動物看護師 小野寺温先生)
文/Honoka
ねこのきもちWeb編集室
~転載ココマデ~
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