家族である愛犬のための高度医療「二次診療」とは「獣医療の最前線から」 | 政宗のブログ

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今回は、『家族である愛犬のための高度医療「二次診療」とは「獣医療の最前線から」』についてです。

 

 

≪以下転載≫

 

家族である愛犬のための高度医療「二次診療」とは「獣医療の最前線から」
2020/5/4(月) 19:35配信 いぬのきもちWeb編集室


日本での人と犬の暮らしも、時代とともに変化してきました。その大きな要因の一つとして獣医療の進化があげられます。ここでは、メディアでも活躍、最近では「二次診療機関」としてより専門的な獣医療に携わりながら、その体制の確立を進めている獣医師・佐藤貴紀先生に、最新獣医療の課題について聞いてみました。

 


★より専門的な診療を行う「二次診療」とは

 

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獣医師になり18年目を迎えようとしています。現在は、専門を循環器(心臓病)として、二次診療という立場で診療を行っております。

 

二次診療とは、人の医療ではあまり聞きなれない言葉ですが、かかりつけの病院(一次診療)から紹介を受けて診療を行う、いわば大学病院のような立ち位置ということです。

 

ここでは専門分野に分かれ、症状や疾患、そして高度医療、CTなどの設備に応じて紹介される場所なのです。

 

そして、現在は救急も受け入れており、昼夜問わず診療を行う24時間365日対応を行っている臨床現場です。

 


★飼育頭数は減ったが、病院は増えた理由

 

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自分が研修医だったころとは、動物業界の動向も変わってきました。

まず、改めて感じることは、ペットの飼い方が変化がしたこと。

 

犬は外飼いだった30年前とは代わり、室内飼いに変化しつつある中、ペットの家族化という言葉も生まれました。犬や猫への医療も高度医療を求めるようになり、そしてペットフードなどもより体に良いものを与えるように変化していきました。

そして、保護犬猫の殺処分0を目指すという取り組みも行われて来ました。2019年6月の改正動物愛護法では、虐待・遺棄に対して厳罰化が進み、法律的にも「物」から、「いのちあるもの」になりつつあるのも記憶に新しいかと思います。

 

当たり前の成り行きに感じますが、ひとえに飼い主やそれぞれに立場の動物思いのみなさまの尽力によるものだと思います。

 犬や猫の飼育頭数は2008年のペットブームをピークとし、それ以降、犬の飼育頭数が減少傾向にある一方、実は一次診療である動物病院は徐々に増加傾向にあります。2019年現在の今でも微増ではありますが上昇しています。背景には、動物病院業界の雇用条件が安定していないことのほか、病院により医療への取り組みも様々なため、医師自身がやりたい医療ができず開業という選択しかない、という事情もあるように私は思います。

 


★あらゆる動物のあらゆる診療を行ってきた動物病院

 

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昔から一次病院では、犬、猫などの哺乳類から、鳥類、爬虫類など様々な動物を診療し、そして予防から皮膚病、さらには心臓病や腫瘍などの重症度が高いもの全てにおいて対応していました。

しかし、そのような体制で、果たして、全ての疾患をしっかり治せると言えるのでしょうか? 

まずは、動物により心臓や肺、肝臓などの形態が違うことや、薬の用量さらに動物によって使えない薬も違うためとても幅広い知識が必要です。

 

そして、動物医療に置けるエビデンスがまだまだ整ってない中で、それぞれどんな病気になりやすいか、なども理解する必要があり、膨大な勉強量が必要でありますが、全ての知識を持つことは不可能に近いと思います。

 

犬についても、犬種別の特性があり、「犬」というくくりだけでは到底くくれません。

以前に比べると、最近では獣医療にも、皮膚科や循環器科、外科など認定医や専門医制度ができ、より専門性の高い医療に変わりつつあります。

とは言っても、地域によってかなり格差もあるのも現状です。状況によってかかりつけと二次診療のの使い分けも必要になると考えています。

 


★室内飼いで増えた新たな疾患

 

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ところで、緊急医療も行う現場で感じるのは、ペットの家族化に伴い、室内飼いだからこそ、増えた疾患があります。

それは異物摂取です。

 

そのほか、消化しきれない量を食べられるだけ与えてしまって駆け込む飼い主さんもいます。

 

普段、食事管理をされている家庭犬は、大量に食べられる状況にないだけ。飼い主さんが目を離した好きに、食べれられると判断したものは全て口に入れる習性があるんです。
 当院でも、大量のジャガイモを目一杯たべてしまい、呼吸が苦しくなるほどもがいているワンちゃんが来院されました。

 

体重を測ると…なんと普段の体重の約2割の量のジャガイモを食べてしまったようです。そんなときは、内視鏡や緊急オペが必要なこともあり早期の対応が必要と言えます。

 


普段は問題を起こさないいいコでも、ストレスや体調不良により思わぬ行動に出ることもあるため、家の中で飼う限りは、異物摂取や食べ物の管理には気をつけてほしいですね。

 


文/佐藤貴紀
※写真は佐藤氏プロフィール以外「いぬ・ねこのきもちアプリ」て゛投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。

 


佐藤貴紀 プロフィール
獣医循環器学会認定医。麻布大学獣医学部卒業後、西荻動物病院、dogdays東京ミッドタウンクリニック副院長に就任。2008年白金高輪動物病院を開業。中央アニマルクリニックを附属病院として設立し、総院長に就任(現在は顧問獣医師)。動物病院のグループ化を進めるJVCC動物病院グループ株式会社CEO。東京都目黒に開院したJVCCグループ二次動物医療センター目黒病院のセンター長であり、自身の専門である「循環器」科を担当。愛犬はミニチュア・シュナウザーのまりもちゃん


いぬのきもちWeb編集室

~転載ココマデ~

 

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