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今回は、『気遣いはNG!? 「猫のため」と思って与える食べ物で注意なもの』についてです。
≪以下転載≫
気遣いはNG!? 「猫のため」と思って与える食べ物で注意なもの
2020/4/10(金) 12:05配信 ねこのきもちWeb編集室
近年、猫の食べ物は、総合栄養食のフードだけで充分と認知されてきました。でも、じつは「猫の健康のため」「愛を伝えたい」と、積極的に人の食べ物を与えてしまう人も多いようです。積極的に人の食べ物を与えている人は、約4割にも!
©ねこのきもち グラフ:「ねこのきもち」2017年2月号特集より
この記事では、「ねこのきもち」に寄せられた実際の体験談を例に、その食べ物が猫にいいのか悪いのか、高円寺アニマルクリニック院長・高崎一哉先生がチェックします!
★①マグロ
©ねこのきもち グラフ:「ねこのきもち」2017年2月号特集より
愛猫の誕生日には、加熱したマグロを与えています。
「毎年、まろの誕生日には、おめでとうの気持ちを込めて、レンジでチンしたマグロのお刺身を半切れくらいプレゼントしています。しかし、まろはそれほど好きではないようで、与えてもあまり食べないこともあります」(三重県 Mさん 愛猫・まろちゃん<メス・2才>)
先生のジャッジは……「○」
たまに&少量なら、タンパク質も豊富なので○
「マグロの赤身には、猫に必要なタンパク質が豊富に含まれています。ですから、このくらいの量なら、多くて月1回程度までなら与えても問題ないでしょう。ただし、細菌などのことも考えて、生で与える際は必ず『刺身用』をチョイスして」(高崎)
②イカ
©ねこのきもち グラフ:「ねこのきもち」2017年2月号特集より
元気がないときに、ゆでたイカをちぎって与えています。
「乱はイカが大好き。元気がないときは、何も食べてないよりはいいかと、ゆでたイカを手でちぎって、10切れ程度与えています。与える際は、内蔵や皮はすべて取り、柔らかい胴の部分だけにしています」(佐賀県 Hさん 愛猫・乱ちゃん<メス・15才>)
先生のジャッジは……「×」
ゆでてちぎっても、消化には悪い!
「ゆでイカということで、中毒を起こす危険は薄まっているでしょう。しかし、柔らかい部分を与えているとはいえ、イカは決して消化のいい食材ではありません。乱ちゃんは高齢で、消化機能も落ちているので、今後は与えないようにして」(高崎)
生のイカや貝類は、猫に絶対に与えないで!
©ねこのきもち グラフ:「ねこのきもち」2017年2月号特集より
生のイカを猫が食べると、皮膚炎を起こしたり、中毒症状で下痢や嘔吐をすることも。貝類は、内蔵に毒素を蓄積していることがあります。その毒素を猫が口にすると、耳などの皮膚が薄いところにかゆみが生じることも。少量でも、猫に生のイカは与えないで!
③小松菜
©ねこのきもち グラフ:「ねこのきもち」2017年2月号特集より
便秘に効くと聞いたので、素ゆでにした小松菜を食べさせています。
「便秘体質の猫には、小松菜がいいと知人に聞いたので、バロンにもゆでた小松菜の葉を与えました。バロンも気に入ったようで、多いと2、3株くらい食べることも。実際、バロンの様子を見ていると、便通もよくなったような気がします」(東京都 Yさん 愛猫・バロンくん<オス・3才>)
先生のジャッジは……「△」
アクが強いので、大量に与えるのは控えて!
「小松菜は食物繊維が豊富なので、便通を改善する効果は確かにあるかもしれません。しかし、与えるなら細かく刻んで小さじ1程度にして。小松菜はアク(シュウ酸)が強い食材なので、与えすぎると尿結石になるリスクも。泌尿器の病気の猫には与えないでください」(高崎)
★④レーズン
©ねこのきもち グラフ:「ねこのきもち」2017年2月号特集より
猫が欲しそうにするので、レーズンをおすそ分けしました。
「『あいにも、いろんな味を楽しんでもらいたい』と、レーズンを購入したときは、3分の1くらいの量を、週に2、3回与えています。今のところ、あいに異変は見られません。干したものが好きなようで、干し柿や干しいもを与えたことも」(千葉県 Y・Sさん 愛猫・あいちゃん<メス・当時4才>)
先生のジャッジは……「×」
ぶどうの有害成分が凝縮されているので危険!
「レーズンの原料・ぶどうには、猫に有害な成分が含まれています。レーズンは干されている分、その成分が凝縮されており、ごく少量与えるのも危険なので、中止して。干し柿と干しいもに関しては、少量ならOKです」(高崎)
猫がぶどうを食べると、腎臓に悪いとされています。ぶどうを誤食してしまう猫が多いようなので、注意!
★⑤ささみ
©ねこのきもち グラフ:「ねこのきもち」2017年2月号特集より
食欲が落ちたときはいつも、半レアのささみを1本与えると、嘘のように元気に。
「バロンの食欲が落ちたときはいつも、大好きな半レアのささみを1本与えています。ささみを見ると、さっきまでの食欲不振が嘘だったかのように、ものの数本で完食! 食後も元気そうにしています」(東京都 Yさん 愛猫・バロンくん<オス・3才>)
先生のジャッジは……「△」
頻繁に与えてしまうと、フードを食べなくなることも。
「ささみは与えてもOKな食材です。しかし、量は1回に1本分の3cm角に留めて。そして、習慣的に与え続けると、バロンくんは『フードを食べないでいると、ささみがもらえる』と覚えてしまい、フードを食べなくなる可能性があるので、与える回数も減らしましょう。また、食欲が落ちたときは、ささみを与える前に、その原因を探ることが大切です」(高崎)
★⑥焼きいも
©ねこのきもち グラフ:「ねこのきもち」2017年2月号特集より
季節を感じさせてあげたいと思い、寒くなると焼きいもをおすそ分けします。
「年に1、2回、私が焼きいもを食べるときに、ロロにも与えています。皮をむいて、3cm角くらいの量を差し出すと、『待ってました!』と言わんばかりに喜んで食べます。ついには私が食べていると、催促するようになりました」(山口県 Iさん 愛猫・ロロくん<オス・3才/ペルシャ(チンチラ)>)
先生のジャッジは……「○」
柔らかく消化もいいのでOK。ただし、冷ましてから与えて◎
「食物繊維が豊富なので、便通改善などの効果がある焼きいも。量も猫のひと口程度なのでOKでしょう。ただし、猫がヤケドをしてしまわないよう、冷ましてから与えるように注意して。また、与えすぎは肥満の原因になるので要注意」(高崎)
「人に栄養のある食材が、必ずしも猫にもいいとは限りません。人の食べ物を与える際は、猫の体質などを理解して、愛猫の健康を害さないようにしましょう」と、高崎先生。
上記の食べ物で「△」「×」のものを愛猫に与えている飼い主さんは、与え方を見直したり、あげるのをやめるようにしましょう。
参考/「ねこのきもち」2017年2月号『獣医師さんがジャッジ! 与えてよかった? 人の食べ物』
(監修:高円寺アニマルクリニック院長 高崎一哉先生)
文/Honoka
ねこのきもちWeb編集室
~転載ココマデ~
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