もっと猫と仲良くなるためのデータ集。
今回は、『猫の「寝る」「乗る」「鳴く」の行動に隠されたホンネ』についてです。
≪以下転載≫
猫の「寝る」「乗る」「鳴く」の行動に隠されたホンネ
2020/4/9(木) 19:05配信 ねこのきもちWeb編集室
愛猫が寝る姿だったり、飼い主さんのひざの上に乗ってきたり、人が話すように鳴いてきたり。そんな行動を愛おしく感じる飼い主さんもいると思いますが、愛猫の本当のキモチ…知っていますか? 今回は、猫の「寝る」「乗る」「鳴く」にまつわる行動に隠されたホンネを紐解きます!
★猫の「寝る」の基礎知識
「寝子」が語源といわれるように、寝ているイメージが強い猫。実際、睡眠時間は14時間ほどとされ、1日の3分の2近くを寝て過ごしているのだそう!
これは狩猟動物である猫が、野生時代、いざ獲物を捕るときのためにエネルギーを温存していたことに由来します。飼い猫になった現在、狩りはしないもののその習性は残っているのです。
それでは、日常で見られる愛猫の「寝る」しぐさのホンネについて、3つのケースを紹介していきます。
①熟睡しているようなのに、ヒゲが動いているのはなぜ?
A。夢を見ているからかも。猫の眠りは浅いです。
猫の睡眠は、人と同様で、深い眠り「ノンレム睡眠」と浅い眠り「レム睡眠」を繰り返します。しかし、警戒心が強い猫はほとんどが「レム睡眠」なのです! このとき、眼球の動きと連動するヒゲが動いていれば、夢を見ている可能性が。寝言で鳴くこともありますよ。
②私と一緒に夜間に寝る愛猫。夜行性のはずでは……?
A。飼い主さんに都合を合わせて、夜寝ることも。しかし、早朝には起きることが多い!
飼い猫の場合、飼い主さんが起きている時間にゴハンをくれたり、遊んでくれたりなどイイコトがあるので、夜に寝る猫も増えてきたのでしょう。ただ、猫は「薄明薄暮性」ともいわれていて、明け方と夕方に活発になる傾向が。早朝には起きて、飼い主さんを起こそうとする猫が多いようですね。
③寝る場所を変えるのは飽きたから?
A。猫はその都度、快適な場所を選んで寝るもの。
猫は「快適な場所を探す天才」。環境の変化を敏感に察知して、適温で安全な場所を見つけて寝ています。そのため人のように同じ場所に寝続けず、日が当たる時間帯は窓際へ、安心感を求めて四方が囲まれた場所へなど、寝場所をコロコロ変えるのです。さて、次は「乗る」しぐさの心理について見ていきます!
★猫の「乗る」の基礎知識
猫は野生時代、獲物を見つけたり敵から身を隠したりするためなど、多くの時間を高い木の上で過ごしていました。その習性が飼い猫になった今もインプットされていて、家具など、少しでも高い場所を好んで乗りたがります。
また、優位性を示すために、ライバルよりも高いところへ乗ろうとすることも。猫にとって「乗る」ことは、気分がいいようです。
ここで、日常で見られる愛猫の「乗る」しぐさのホンネについて、3つのケースを紹介します!
①薄っぺらい紙の上に乗るのは、寒いから?
A。寒いのかも。「心地のいい」ものになら何でも乗ります!
高い場所が好きな猫ですが、紙袋など薄いものにも乗りたがります。それは、冷たい地面より枯れ葉の上が暖かいように、寒くて体温調節するためかもしれません。もしくは、単に「紙の素材の感触が気持ちいい」という理由から、好んで乗っているとも考えられますね。
②猫が人に乗るとき、その人のことを好きだと思ってる?
A。「好き」をアピールしているほかに、人に乗るのが心地いいだけのことも!
警戒心の強い猫が乗るのは、安心できる場所。そのため、好きな人の上でなければ乗らないでしょう。しかし、ある程度の信頼があれば「好き」の気持ちよりも「やわらかい」「温かい」など、心地よさを優先して乗っている場合も多いでしょう。
③使っていたパソコンに乗ってくるのは、寂しかったから?
A。寂しいというより、かまってほしいのでしょう。自分の要求を通そうと乗ることも!
パソコンだけでなく新聞や本など、人が使っているものに乗る猫は多いでしょう。これは、「アピールの行動」。本能的というよりは、猫が自ら学習して得た技といえます。「パソコンに乗ったら、かまってくれた」などの経験から、乗れば要求が通ると覚えたのでしょう。
最後は、「鳴く」しぐさの心理について見ていきましょう!
★猫の「鳴く」の基礎知識
猫は舌が薄く、声を発すること自体が苦手な動物です。しかも野生時代の猫は、敵に居場所を知られないように極力鳴かず、単特行動をしていたため鳴く必要性もそれほどなかったのです。しかし飼い猫は、飼い主さんに気持ちを伝えるためには、「声を発したほうが有利」と学習して鳴くようになったのです。
それでは、日常で見られる愛猫の「鳴く」しぐさのホンネについて、3つのケースを紹介していきます。
①たまに人が話してるような鳴き方をするけど、なぜ?
A。以前そう鳴いたときに、飼い主さんが喜んだのが嬉しかったのでしょう。
猫は、とくに要求が通ったときに鳴き声を「効果的だ」とよく覚えます。鳴き声の大きさや高さを変えて、どうすれば要求が通るか学習しているのです。この場合、猫の要求は飼い主さんにかまってもらったり、飼い主さんが喜んでくれること。そのため、以前の経験からしゃべるように鳴いて、アピールしたのでしょう。
②うちの猫はあまり鳴かないけど、控えめなの?
A。その可能性も。性格や猫種の違いで鳴く頻度には差があります。
鳴く頻度には個体差があり、多くは性格によるとされています。頻繁に鳴く猫は、飼い主さんへの要求・アピールが強いということ。飼い主さんへの依存心が強く、積極的な性格の傾向がありますね。反対に、あまり鳴かない猫は独立心が強く、控えめな性格です。また、猫種も関係あるといえるでしょう。
□あまり鳴かない猫種
シアンブルー/ベンガル/エジプシャンマウ
□よく鳴く猫種
シャム/バーミーズ/アビニシアン
③大きくなるにつれて鳴かなくなったような…病気!?
A。そうではないことも。子猫は母猫への依存から、成猫よりよく鳴きます。
猫の一生でよく鳴くのは、子猫時代。母猫に面倒を見てもらうために、必死で鳴いてアピールするためです。そして、たいていの猫は成長するにつれて、自分でできることが多くなるので鳴くことが少なめに。しかし、甘えん坊の飼い猫は成猫になってもよく鳴くでしょう。
以上の日常でよく見られる猫の「寝る」「乗る」「鳴く」に関する豆知識を知っておけば、愛猫のふとしたしぐさの心理がわかるかも! 愛猫の気持ちに気づいてあげましょうね。
出典/「ねこのきもち」2018年2月号『よくする行動の謎にせまる! 猫を解き明かす5つのN』
(監修:哺乳動物学者、「ねこの博物館」館長 今泉忠明先生)
文/sorami
ねこのきもちWeb編集室
~転載ココマデ~
【関連記事】
★かわいいのは必然だった!? 人が猫を「かわいい」と感じるメカニズム
★よく野良猫があとをついてくる…なぜ? 好かれやすい人の特徴4つ
★猫を人に例えると3歳児くらい!? 飼い主さんの体験談つきで解説
★猫が後ろ足で「けりけり」する理由って?写真と合わせてご紹介
★脱力しすぎて寝方がすごい! 我に返ったニャンコだけれど…
梵のブログでも、犬猫のためになる記事を取り上げています。いぬのきもちと交互の更新ですが、ためになるものがありましたら、ご利用くださいませ。
★ねこのきもちの記事
★いぬのきもちの記事
※既に削除されている記事を挙げております。最新の記事は、Yahoo!やgooでご覧くださいませ。
※予定していた日時に取り上げることができなかったので、予定していた日時で取り上げています。











