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今回は、愛猫が私に気を遣っている気が…そもそも猫って遠慮する生き物なのか・・・についてです。
≪以下転載≫
愛猫が私に気を遣っている気が…そもそも猫って遠慮する生き物なのか
2020/1/21(火) 7:10配信 ねこのきもちWeb編集室
猫を見ていると、飼い主さんや同居猫などに対して「遠慮がち」に見える行動をしていることってありませんか? そもそも……猫も人のように遠慮することはあるのでしょうか?
★人はなんで遠慮するのか?
猫が遠慮するのかどうかを考えるにあたり、「人はなんで遠慮をするのか」という疑問が浮かびますよね。人の「遠慮」についてくわしい電気通信大学国際交流センター教授の池田裕先生は、次のように解説します。
「遠慮とは、『本当は○○したいけれど、相手の気持ちを考えて辞退する』こと。その背景には、『相手によく思われたい・悪く思われたくない』という気持ちがあります。つまり、よりよい人間関係を結び、円滑なコミュニケーションをもつために、人は遠慮をするのです」
遠慮の捉え方は、文化によって異なる
「ただし、日本のように遠慮が習慣化している文化においては、たいてい『自分が遠慮していることを、相手が察してくれるはずだ』という前提で遠慮をします。また、文化が異なれば、遠慮よりも率直さのほうが人間関係によい影響をもたらす場合もあります」(池田)
★愛猫のこんな行動って…私に遠慮しているの?
さて、ここからは飼い主さんたちから「ねこのきもち」に寄せられた「遠慮がちに見える愛猫の行動」について4つのエピソードを紹介します。猫たちは遠慮しているのかどうか、帝京科学大学助教の小野寺温先生に解説してもらいました!
★行動1:私の体調が悪いときは、いつもよりおとなしくしている
まずは、アントニオくん(♂・8才/アメリカンショートヘア)の飼い主Nさんから寄せられたエピソードを紹介します。
ふだんは、机の上の物を落としたりして「かまって」とアピールするアントニオくん。しかし、飼い主さんの体調が悪いときは、そばにじっと座って飼い主さんの体に片方の足をのせるなど、アピールが控えめになるのだそう。「アントニオなりに、気を遣ってくれているんだな」と飼い主さんは感じているようです。
【遠慮ではないかも…】
「人は体調を崩すと、ずっとベッドで寝ているなど、いつもと違う行動をとるはず。すると猫は、『いつもと違う』『何か変だぞ』と不安になってしまいます。おとなしくしているのは、いつもより警戒心をもって様子を見ているからでしょう」(小野寺)
★行動2:イラッとして噛むとき、かなり手加減している
次は、あびちゃん(♀・12才/アビシニアン)の飼い主Y・Tさんから寄せられたエピソード。
あびちゃんは、飼い主さんが触りすぎるとイライラするようで、噛みつこうとするそう。しかし、かなり手加減して緩~く噛むのだそう。噛むというより、カプッとくわえている感じで「痛くないよう気を遣ってくれているようで、優しいな」と飼い主さんは感じているようです。
【遠慮ではないかも…】
「飼い主さんとのいつものやりとりの繰り返しで、『これくらい噛めばやめてくれる』とわかっているので、それ以上は噛まないのでしょう。もしくは、過去に一度強く噛んで、飼い主さんの反応にビックリしたのかも?」(小野寺)
★行動3:私が忙しくしていると、暇になるチャンスを待っている
次は、騎士くん(♂・4才/アビシニアン)の飼い主Mさんから寄せられたエピソード。
飼い主さんが夕食の支度で忙しくしていると、飼い主さんの視界に入る位置に座って、微動だにせず熱視線を送ってくる騎士くん。かまってほしいはずなのに、待ってくれている様子に飼い主さんはキュンキュンしてしまうそう。つい、料理の手を止め、ギューッとハグしてしまうのだとか!
【ある意味、遠慮】
「これまでの経験を通して、『忙しくしているときはアピールしてもかまってもらえない』または『見つめているだけでかまってもらえる』ことを、学習したのでしょう。控え目な行動をする意味で、遠慮といえるのかも」(小野寺)
★行動4:私がいると夫に冷たくて、私がいないと夫にベッタリしている
最後は、一郎くん(♂・1才/アメリカンショートヘア)の飼い主Aさんから寄せられたエピソード。
一郎くんは、飼い主さんが家にいるときは飼い主さんのあとをついて回り、旦那さんには冷たく接しているそう。しかし、飼い主さんの留守中に、一郎くんが旦那さんにくっついている写メが…! 「私がいるときは、私に遠慮して夫を好きではない様子を装っているの!?」と飼い主さんは思ってしまったそう。
【遠慮ではないかも…】
「一郎くんにとって、飼い主さんが『一番目に好きな人』、旦那さんが『二番目に好きな人』なのでしょう。飼い主さんがいる間は、旦那さんをライバルのように思っているのかも。または、どうでもいいのかもしれません(笑)」(小野寺)
★【結論】猫は、人のような遠慮はしない!
小野寺先生によると、結論として、猫は人のような遠慮はしないのだそう。
「今回、たしかに猫は『遠慮のような行動』をすることがあるなと感じました。しかしそれは、『相手の気持ちを考えて』ではなく、『緊張や不安があるために警戒して』するケースが多いように思います。つまり、自分の身を守っているのですね。できるだけ、猫が『遠慮』しないで過ごせるようにしてあげたいですね!」(小野寺)
参考/「ねこのきもち」2016年5月号『猫も遠慮、するのかな? 同居猫や飼い主さんへの行動を検証してみました。』
(監修:帝京科学大学助教、動物看護師 小野寺温先生)
(監修:電気通信大学国際交流センター教授 池田裕先生)
イラスト/simico
文/雨宮カイ
ねこのきもちWeb編集室
~転載ココマデ~
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