もっと猫と仲良くなるためのデータ集。
今回は、猫の鳴き声から気持ちを察知 声の高さや状況で接し方を変えよう・・・についてです。
≪以下転載≫
猫の鳴き声から気持ちを察知 声の高さや状況で接し方を変えよう
2019/9/2(月) 17:35配信 ねこのきもちWeb編集室
愛猫が鳴くときの気持ちを理解できていますか?「なんとなくは…」と答える飼い主さんが多いと思いますが、鳴く意味が分かれば満たすべき欲求も分かります。ストレス解消に繋がることもあるので、声の高さや状況から猫の気持ちを察してあげましょう!
★猫が鳴く理由とは?
野生時代の猫は、単独行動を取っていました。一人で生活をしていくうえで仲間同士の会話は必要とせず、敵に見つかる心配もあったため声を出す習慣がありませんでした。しかし人と暮らすうちに「ごはんが食べたい」「トイレを掃除して欲しい」「遊んで欲しい」などの欲求を伝えるため、鳴き声を発する能力が発達したと考えられています。
子猫が母猫を探す時「ニャーニャー」と鳴いているところを見たことはありませんか? これは「どんな鳴き方をすれば母猫にアピールできるのか?」という子猫の実験かもしれません。たくさん鳴いて、さまざまな声色を出し、いろいろな場所で呼んでみる。そうすることで「どの声が母猫を効果的に引き付けるのか」と試しているんですね。一方で、シニア猫の鳴き声を聞く機会はほとんどないでしょう。それは子猫のときよりも「かまって欲しい」という気持ちが少なくなってきているからかも。
ちなみに、メス猫よりもオス猫の方が鳴き声を高いことがあります。オスは成熟前に去勢手術をすることによってオス固有のホルモンが抑えられ、メスよりも幼さが残っているためだと言われています。たしかに成猫になってもオス猫の方が甘えん坊で、子猫のようにやんちゃなことが多いですよね。
★猫が鳴く声がうるさいと感じたときの対処法
普段はおとなしい猫でも、時にうるさく鳴くことがあります。それは大抵「何かをして欲しい」とき。皆さんの愛猫はどんな時に鳴きますか?
「ごはんを食べたい」
猫がうるさく鳴く理由として最も多いのは、ごはんの催促でしょう。「はやくごはん!お腹空いた!」と催促する姿は、まるで成長期の子供のようです。
「トイレを片付けて」
きれい好きな猫は、汚れているトイレでは排せつをしないことが多いですよね。「掃除をしてくれないと、オシッコができない」と飼い主さんを呼んでいるのです。
「出かけないで」
かまって欲しいときや飼い主さんが出かけるときに、そばに来て飼い主さんを見上げながら「ニャー」と鳴くことはありませんか?「なんで自分だけお出かけしてんのよっ!」と、責められているような気分になりますよね。
「イライラするっ!」
猫はストレスを感じると、ずっと鳴き続けることがあります。気をそらせてもずっと鳴き続ける、もしくは普段と違う鳴き声の場合は、早めにストレス原因を取り除いてあげましょう。
★「猫の鳴き声」対処法は?
愛猫といつも一緒にいると、鳴き声の原因が徐々に分かるようになります。まだお付き合いの浅い猫の気持ちは、声の高さと鳴いている場所から察してあげましょう。それぞれ欲求を満たしてあげると、鳴くのを止めます。
・フード・水皿のそばで鳴いている
→ごはん・水が欲しい!
・トイレのそばで鳴いている
→トイレを掃除して欲しい
・玄関のそばで鳴いている
→外に出たい
・飼い主さんのそばで甘えたように鳴く
→かまって欲しい
しかし「ごはんを食べたい」「外に出たい」と言われても、その欲求に応られないケースもあります。そんなときは心を鬼にして、無視を貫きましょう。「鳴けば要求したことが叶えられる」と、簡単に学習させないことが大切です。
★猫がストレスで鳴いているとき
・引っ越しで環境が変わった
・家族以外の子どもが近くに来た
・洋服を脱ぎたい
・花火や雷などの普段とは違う騒音
・お客さんが猫のトイレのそばにいる
・体調不良やケガ
上記のようなストレス要因がある場合は、長時間毛づくろいを続けたり、トイレと違う場所でオシッコをしたり、狭い場所に隠れたりと、鳴きながらなんらかの行動を起こしている可能性があります。このような行動が見られた場合は、早めにストレス要因を無くしてあげましょう。もし病気やケガが原因だと、排泄物の異常や脱毛、出血や湿疹などと体に異変が伴うこともあるので、獣医師に相談しましょう。
★猫の気持ちを音楽で例えると…
甘えたいときは「ソプラノ」で!
飼い主さんの姿が見えなくなると、高い声で「ニャオーン」。飼い主さんがいなくなったことに不安を覚え、甘えたい気持ちが声に現れているのでしょう。その他にも名前を呼ばれると「ウニャ―」と返事をしたり、大好きなおもちゃを飼い主さんが持っていると「キャーキャー」と高い声で騒いだりすることもあるでしょう。
数日間会えなかったときには、「ニャー、ニャー、ニャー」と鳴きながら体をこすりつけてくるときがありますよね。このとき愛猫は、「寂しかったよー」と訴えているのです。高い声を出しているときは、甘えたい欲求や信頼感を伝えていることが分かります。
中音「アルト」は葛藤中!
愛猫が窓から鳥を見ていると「ムキョキョキョ」と、短い音を繰り返す声が!「なにごと?」と振り返ると、窓をカリカリとこすっている愛猫の姿を発見。こんなとき愛猫は、「あの鳥を捕まえたい」と考えているのでしょう。
短めの音節で連続的な鳴き声は、野性味の強い猫ならでは。飼い主さんや他の猫に何かを主張しているのではなく「目の前に居る鳥が捕まえられそうなのに捕まえられない」と、もどかしい気持ちを表しています。
威嚇や主張、低い「バス」
多頭飼いをしている家庭でよく見られるのが、猫同士がにらみ合いながら「ウニャ~」と低い声を発している場面。これは見て分かるように、威嚇や主張をしている場面ですね。「そこをどけ!」「そのおもちゃはボクのだ!」と相手をけん制しているのです。
★猫が鳴く時には注意が必要な場合も
夜中にウロウロしながら、高い声で「アオーン」。この声を出す猫は注意が必要かもしれません。若い猫の場合は、遊び足りずに不満がたまっている証拠。シニア猫の場合は、認知症の恐れもあります。猫は認知症になりにくいと言われていますが、心配があるようなら獣医師に相談しましょう。
猫の鳴き声から気持ちを察するときには、「声の高さ×その時の状況」で判断ができそうですね。みなさんの愛猫は、上手に気持ちを伝えられているでしょうか? 猫たちは、飼い主さんとのコミュニケーションを図るために鳴いているのかもしれませんね。
出典元/『ねこのきもち』2016年10月号「鳴き声の「高さ」で気持ちがわかる! サウンド オブ MEOWジック」(監修:小野田温先生)
文/HONTAKA
ねこのきもちWeb編集室
~転載ココマデ~
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