もっと猫と仲良くなるためのデータ集。
今回は、しんみり、退屈、すねている…シーン別の気持ちについてです。
≪以下転載≫
しんみり、退屈、すねている…シーン別の気持ち
2019/8/5(月) 12:05配信 ねこのきもちWeb編集室
愛猫の様子を観察したり、愛猫と触れ合ったりしていると、ふと人のような複雑な気持ちを抱えているかのように見えることはありませんか?
今回は、猫が人と同じような気持ちを抱くことはあるのかどうか、シーンやポーズごとに解説します。
しんみりとした気持ちだと思っていたポーズが・・・
はじめに紹介するのは、長年猫を撮り続けている猫フォトグラファー・Kさんが体験した猫のポーズです。とある飼い主さん宅を訪れたKさん。訪問してから数時間後、ようやく姿を見せてくれるようになった猫ちゃんが、段ボールのおもちゃにもたれて床にぺたっと座り込んでいる姿を目撃。カメラを向けても平気な状態になり少し接近したところ、どこか「しんみり」とした気持ちのようにもみえるポーズをしていたのだといいます。
「しんみり」とする気持ちは、人と同様に猫にもあるそう。しかし猫ちゃんの目の内側に白い瞬膜が見えている場合は、「しんみり」というよりも、まどろんで「まったり」としている気持ちのほうが強いと言われています。この瞬膜は眠いときなどにもよく現れますので、一度愛猫の目をじっくりと観察してみると面白いかもしれません。
退屈しているのかと思っていたら・・・
続いては猫フォトグラファー・Cさんが目撃した、猫のポーズに着目しましょう。その子はテーブルから近くに置いてある椅子に向かって、まっすぐ伸びをしながらウトウトとしていたのだそう。Cさんいわく、その姿が「退屈」しているように見えたとのことですが、猫にも「退屈」という気持ちはあるのでしょうか。
基本的にはウトウトとし始めた段階で、猫のさまざまな感情はなくなるといわれています。猫にも「退屈」な気持ちはありますが、今回のケースは「リラックス」で伸びをしたと考えるほうがベターです。おそらく体を伸ばしたことが気持ちよかったために、そのまま眠ってしまったのではないでしょうか。
すねているのかと思いきや・・・
次に紹介するのは、読者さんから寄せられた猫のシーン。とある読者さんの愛猫は、飼い主さんにかまってもらえないと、わざと邪魔な場所で寝てみたり、しっぽを振ってみたりするのだそうです。果たしてこのポーズは、人の「すねる」気持ちに似た感情から生まれる行動なのでしょうか。
猫は人の気を引くために不平がましい態度をとったり、あえてよそよそしく接したりすることはほとんどありません。そのため今回の場合も、読者さんの猫に「すねる」気持ちはなかったと考えられます。飼い主さんにとって邪魔な場所でしっぽを振る行為は、もしかすると「すねて」いるのではなく、かまってほしいのかもしれません。
なつかしんでいる・・・?
続いても日常の些細なシーンにおける、猫の気持ちに関する疑問を見ていきましょう。穏やかで天気のいい日に読者さんが目撃したのが、窓の外を静かに眺めている愛猫ちゃんの姿。まるで過去を思い出して「なつかしむ」ポーズのように見えたのだといいます。
猫は人のように過去の思い出を振り返り、「ああ、あの頃はよかったなあ。あの頃に戻りたいなあ」としみじみすることはないとされています。猫が晴れた日に窓の外を眺めているのは、過去を「なつかしんでいる」わけではなく、おそらく外の景色に動きがあって刺激を得られるからなのでしょう。
猫の行動に関する研究はこれからも増えていく
今後も猫の行動に関する研究は、ますます発展していくことでしょう。ミステリアスな動物である猫の生態が、最新の研究によって徐々に解明されていくのは楽しみですね。
参考/「ねこのきもち」17年5月号『人の感情のようにフクザツかも!? 猫にもあるの? この気持ち』(監修:武蔵野大学教育学部講師 齋藤慈子先生)
文/子狸ぼん
撮影/小森正孝、石原さくら、栗林愛、山下良子、中川文作
ねこのきもちWeb編集室
~転載ココマデ~
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