飼い主さんも意外と知らない、キャットフードの疑問6つ | 政宗のブログ

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今回は、飼い主さんも意外と知らない、キャットフードの疑問6つについてです。

 

≪以下転載≫

 

飼い主さんも意外と知らない、キャットフードの疑問6つ
2019/7/2(火) 7:10配信 ねこのきもちWeb編集室

★人と猫で必要は栄養素は違う!


愛猫が食べるフードは、栄養バランスのよいものを選んであげたいところ。でも、たくさんあるフードの中から、どんなフードを選べばいいのでしょう……?  飼い主さんは、猫に最適な食事を与えるうえで重要な栄養学の基礎を押さえておきたいですね! まずは基本的な知識として、「人と猫で必要な栄養素が違うこと」について解説します。

①猫の主要エネルギー源は「たんぱく質」


すべての動物は、食べたものを消化・吸収・分解して、活動のためのエネルギー源にしています。人は、米・小麦などの穀類に含まれる「炭水化物」を主要エネルギー源に。これに対し、猫は肉・魚などの肉類に含まれる「たんぱく質」を主要エネルギー源にします。肉食性の動物である猫には、人よりかなり多くのたんぱく質が必要なのです。

②猫の体は炭水化物をうまく取り込めない


どんな動物も、食べ物に合った消化器のしくみや消化酵素をもっています。肉食性の猫の場合は、肉類に多く含まれるたんぱく質を効果的に取り込み、活用できる消化器のしくみと消化酵素をもっています。一方、炭水化物を取り込むしくみや酵素は極めて少ないので、エネルギー源として使うことができません。

③猫は人より体内でつくり出せない栄養素が多い


動物の体は多くの栄養素を体内でつくり出すしくみを持っていますが、いくつかはつくり出すことができません。これを「必要栄養素」といい、不足しないように食べ物から摂取する必要があります。必要栄養素には、必須アミノ酸、必須脂肪酸、ビタミン、ミネラルなどがありますが、猫は必須アミノ酸やビタミンが人より多いことがわかっています。

たんぱく質を構成しているアミノ酸は全部で約20種類。そのうち、人では9種類、猫では11種類が自らの体内でつくり出すことができない必須アミノ酸です。これらは、必要量を食べ物から摂取する必要があるのです。

さて、ここからは猫の栄養学の視点から、フードに関する飼い主さんのさまざまな質問に答えていきます! 疑問に思っていること……ありませんか? 

Q1.栄養バランスのよいフードを選ぶにはどうすればいい?
A。猫に必要な栄養の基準をクリアした「総合栄養食」を。

パッケージに「総合栄養食」の表示があるフードは、猫に必要な栄養の基準をクリアしています。主食には「総合栄養食」を選びましょう。一般食(副食)やおやつを与えすぎると栄養バランスが崩れるので、与える場合は1日に必要なカロリーの10%以内にするように。

【注意】ひと昔前の"ねこまんま"では、猫は栄養不足に!
ごはんに味噌汁をかけた"ねこまんま"は、たんぱく質が少ないです。そのため猫は栄養を充分にバランスよく確保できず、体調を崩してしまいます。

Q2.毎日、同じフードばかり与えて大丈夫?
A。栄養的にはまったく問題ありません。飽きるなら替えてもOK。

総合栄養食は猫にとって栄養バランスがとれた完全食なので、ずっと同じものを与え続けてもまったく問題はありません。ただ、愛猫が飽きやすいタイプなら、たまに違うフードに替えて気分転換するといいです◎

Q3.ドライフードとウエットフードで栄養の吸収のされ方は違うの?
A。栄養の吸収に違いはありません。水分摂取量に違いがあります。

栄養の吸収のされ方が違うということはありません。大きな違いは、ウエットフードは栄養と同時に水分を摂れること。水分を多く摂る必要がある腎臓病の猫などに適しています。また、満腹感も得られやすいようです。

Q4.保存料などの添加物が入っていないものを選ぶべき?
A。保存を前提としたドライフードには保存料が必要です。

ドライフードは保存を前提としたものなので、酸化や腐敗を防ぐ保存料が使われているのが一般的。「保存料」と記されていなくても何らかの形で使用されているはずなので、気にしすぎないようにしましょう。気になるようなら、保存前提ではない無添加のウエットフードを選んで。

Q5."グレインフリー"(穀物不使用)がよいと聞きましたが本当?
A。穀類(炭水化物)もまったく無駄ではないので、一概にいえないでしょう。

猫は肉食性とはいえ、獲物の胃に入っていた穀類(炭水化物)を間接的に摂取していました。そして、フードに含まれる炭水化物は猫が消化・吸収しやすいように加工されており、無駄にはなりません。そのため、一概に「グレインフリーがよい」とはいえないでしょう。

Q6.猫の年齢によって必要な栄養は変わる?
A。変わります。必要に応じてフードの変更を検討して。

必要な栄養が変わることから、基準が定められているのは、

・成長期
・成猫期
・妊娠・授乳期


の3つ。それぞれのライフステージに合ったフードを与えることが大切です。

 

また、基準はないものの、シニア期に入ると必要エネルギー量が少なくなります。肥満や体調などが気になったら、獣医師に相談のうえフードの変更をしましょう。

★現代の飼い猫は、肥満に要注意!


現代の飼い猫に最も多い栄養障害は、栄養過多による肥満。栄養バランスがよいフードでも、必要以上に与えていると猫は肥満になってしまいます。肥満になると、肥大化した脂肪細胞が「炎症サイトカイン」という物質をたくさん放出(分泌)するために、慢性の全身性炎症が引き起こされます。

 

飼い主さんが責任を持って、愛猫の肥満を防いで!


愛猫の肥満を防ぎ適正体重を維持するために、フードは毎回計量し、おやつの与えすぎに注意をしましょう。また、ダイエット用フードを選ぶのも手です。

【おまけ】アメリカのペットフード事情…知ってる?


アメリカで獣医師として活躍されている岡田ゆう紀先生によると、今アメリカではさまざまな企業がペットフード市場に参入する一方で、規制が追いついていないのが現状だそうです。そんな中、ベンチャー企業の地元素材を使ったフードがトレンドになる風潮もあるようで、岡田先生は次のように指摘します。

「はたして研究機関で給与試験を行っていないフードが猫の必要栄養素を賄えているのか……危惧しています。猫に必要な栄養を理解し信頼できるフード選びを! トレンドに振り回されないことも大切ですね」(岡田)

愛猫の健康を保つためにも、飼い主さんはフード選びにも気を配ってあげましょう!

参考/「ねこのきもち」2019年2月号『体のつくりも必要なものも人とは違うから 知っておきたい猫の栄養学』
(監修:獣医学博士、米国獣医師 岡田ゆう紀先生)
文/雨宮カイ

ねこのきもちWeb編集室

 

~転載ココマデ~

 

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