この記事内で使用している世界遺産の画像は、インターネット上の情報を基に、私がmidjourneyというAI画像作成サイトを用いて制作したものです。AI画像は、全体的なイメージは比較的実際のものに近いものを描き出しますが、建物の配置や細部のディテール、形状、現実には存在しない建物や風景、太陽の位置などはAIが生成したものであるため、事実と異なることがあります。これらの画像は、写真ではなく、あくまでも絵画として鑑賞することを推奨いたします。なお、各世界遺産の見出しをクリックすると、Wikipediaの該当ページへとリンクします。現在、政治情勢等により渡航が難しい国も含まれていますので、ご了承ください。

 

 

 

 

 

 

** フランドル地方のベギン会修道院 / ベルギー王国 **

 

 

 

フランドル地方のベギン会修道院群は、ベルギーにあるユネスコの世界遺産で、13世紀に北西ヨーロッパで生まれたキリスト教徒の女性たちの共同体、ベギン会の施設です。これらの修道院群は、中世の都市計画や建築文化の優れた例として1998年に世界遺産に登録されました。ベギン会は北西ヨーロッパに広範にみられた信仰をベースとした互助会のようなものから出発し、その成員であるベギンとよばれる半聖半俗の女性たちの生活の場であったベギンホフを形成するにいたりました。

 

 


 

 

 

** トゥバタハ岩礁自然公園 / フィリピン共和国 **

 

 

 

トゥバタハ岩礁自然公園は、フィリピンのスールー海に位置し、多種多様なサンゴ礁生態系が生息する海域です。1993年に自然遺産に登録され、130,028ヘクタールという巨大な海域を誇ります。サンゴ礁に囲まれた小島群は、鳥類の営巣地やねぐら、ウミガメの産卵地にもなっており、高さが100mに達する断崖や広大な礁湖など、手つかずの自然が残っています。
 

 

 

 

 

** ピトンズ・マネジメント・エリア / セントルシア **

 

 

 

ピトンズ・マネジメント・エリアは、カリブ海に浮かぶセントルシア島にある世界遺産で、高さ743mのプチ・ピトン山と798mのグロ・ピトン山の2つの火山から構成されています。この2つの火山は「双子の山」と呼ばれ、そこに生息する様々な種類の動物や、美しく壮大な自然が評価されて2004年にユネスコの世界遺産に登録されました。海岸部分は乾燥した気候であり、グロ・ピトン山のふもとには細い木々やサボテンの森が広がっています。
 

 

 

 

** ビキニ環礁核実験場 / マーシャル諸島共和国 **

 

 

 

 ビキニ環礁は、マーシャル諸島共和国に属する環礁で、1946年から1958年にかけてアメリカ合衆国が23回の核実験を行った場所です。2010年にユネスコの世界遺産リスト(文化遺産)に登録されました。ビキニ環礁で行われた最初の核実験は、1946年7月1日と7月25日のクロスロード作戦であり、これは1945年のニューメキシコ、広島、長崎に続く、史上4番目と5番目の原子爆弾の核爆発であり、第二次世界大戦後の最初の核実験でした。