あたしを必要としないひとなら
あたしもそんなひと必要じゃない。
あたしを必要としない世界なら
あたしもそんな世界必要じゃない。
ひとりでは生きていけないくせに、
いつか放り出されることが怖くて自ら遠ざけてしまう。
本当はいつだって望まれてそこにいたい。
そして、ひとを、世界を望む自分でありたいけれど。
あたしを必要としないひとに囲まれて、
あたしを必要としない世界の中で、
何にも執着しないで生きていく寂しさをいつも天秤にかけている。
あたしを必要としないひとなら
あたしもそんなひと必要じゃない。
あたしを必要としない世界なら
あたしもそんな世界必要じゃない。
ひとりでは生きていけないくせに、
いつか放り出されることが怖くて自ら遠ざけてしまう。
本当はいつだって望まれてそこにいたい。
そして、ひとを、世界を望む自分でありたいけれど。
あたしを必要としないひとに囲まれて、
あたしを必要としない世界の中で、
何にも執着しないで生きていく寂しさをいつも天秤にかけている。
誰の役にも立てず、存在価値も見出せないあたしだから、
人間ひとりぶんの生命活動をするのが申し訳ない気 持ちになる。
でも、死んでゼロにする勇気もない、ちっぽけなあたし。
少し前なら、ちょっとだけ腕に傷をつけて、
滲む赤色に安堵できた。
自分の命をほんの少しだけ削り取れる気がしたから。
でも、そんな自分を晒すことはしたくないから、
今の季節はそれもできない。
あたしができることなんてたかが知れていて、
たとえば食事を一回減らしてみるとか、そんなこと。
誰に対して見せつけたいわけでもない、
自分が生きていることに対しての、馬鹿らしいくらい小さな小さな抵抗なんだ。
大切なひとのために何かしてあげたかった。
大切なひとの幸せを、いつまでも願っていたかった。
でも、あたしは自分で思っていたほど強い人間では、なくて。
淋しさに押し潰されそうな自分を守るために、
今、大切なひとを利用しようとしている。
哀しませると、分かっているのに
淋しさに押し潰されることがこわくて、あたしは逃げてしまった。
こんなにも弱いあたしを、どうか赦してください。
「好き」の理由はなんですか。
かっこいいところ。
やさしいところ。
おもしろいところ。
きっとそれぞれに理由がある。
でもね、あたしの「好き」はちょっとずるい。
あたしは、「あたしを‘一番’にしてくれるひと」が好き。
そうじゃないと本気で好きになれない、と言った方が正しいかもしれない。
あたしに興味がないひとを振り向かせる自信なんて、ないから。
がんばってがんばって、それなのに否定されるのがこわいから。
他人に依存する「好き」の理由が、今日もあたしをひとりにする。
誰かのために何かしたい。
誰かに必要としてほしい。
他人に求められることで、あたしはあたしでいられた。
でも、いまは。
誰かの一番になれないあたしは、輪郭のないあやふやな生き物。
何のために生きているかを考えると、けっこう単純だったりする。
いまは、「死ぬ理由」がないから生きてる。