「囮物語」西尾維新 | 休憩室のMonologue

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囮物語 (講談社BOX)/西尾 維新

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何というか・・。
千石撫子がどうとか、話の展開がとか、色々あるが何より。
西尾維新おそるべしだ、まったく!!!!
とか言いながら「化物語」シリーズ以外は読んだことないけど。

今回の新章シリーズは発刊当時、羽川翼メインの「猫物語(黒・白)」を購入して読んだだけで
以降はのんびり図書館で借りられるまで待つか、という感じだった。
いかんせんヒロインについては、羽川翼と戦場ヶ原ひたぎの2名にしか興味がなかったせいでもある。
その前の「偽物語」は話の脱線が激しすぎて、どうにも乗り切れなかったし、それはアニメでも同様だった。
だが、その話の脱線が魅力でもあるので、この「化物語」シリーズが好きになれるかどうかは、
延々と続く会話劇を、許容出来るかどうかに尽きると思う。


困るのが、その脱線話の中にハッとするような、人間心理を突く文章を縫い込んであることだ。
だからスルー仕切れない・・。

今回のシリーズは、全く持って只者ではない。
それまで触れられなかった、ヒロインの心を抉るような言葉が、容赦なく発せられる。
千石撫子もズタズタに抉る抉る・・・。
しかも読者にも跳ね返ってくる。まるで「人間失格」だ。


ところで、これは本当にアニメ化不可能だと思うのだが。
シャフトは乗り気らしいが果たして?