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beach boysとは「サーフィンUSA」などのヒット曲で知られた、
アメリカの60年代を代表するポップスグループである。
というのが、ビーチ・ボーイズについての一般的な認識だと思う。
しかしそういった謳い文句だけでは収まりきらない、ビートルズに匹敵するほどの偉大な存在であり、
1966年に発表された「pet sounds」は音楽史上の名盤なのだ。
・・といったようなことまでは、未だに音楽ファンにしか知られていないことだろう。
ビーチ・ボーイズの再評価が始まったのは90年代に入ってかららしい。
日本でも、ファンであることをミュージシャンが表明したり、フリッパーズギターやスパイラルライフが
音ネタとして使ったりしたことでも知られていたようだ。
私も当時、ブームに煽られ、聴いてみようと何枚か手に取ったのだが、
その時はハマることは無かった。
ましてや「pet sounds」も何がどう凄いのか理解出来なかった。
ライナーノーツをあの山下達郎氏が書いていたとしてもだ。
Pet Sounds/The Beach Boys

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私自身がハマったのは、実は3年ほど前のことで、
聴き方が変わったのは、文藝別冊・KAWADE夢ムックの特集を読んでからだ。
これは図書館にあったので手に取ったのだが、
監修がジャズ評論家の中山康樹だったことにまず驚いた。
この人はジャズ(主にマイルス・デイヴィス)だけでなく、
ビートルズやボブ・ディラン、桑田佳佑までも語る幅広い人なのだが、
ビーチ・ボーイズまで語るとは・・。それはともかく、この本が実に面白かった。
ビーチ・ボーイズ―永遠の夏永遠のサーフィンU.S.A (KAWADE夢ムック)/中山 康樹

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様々な人がビーチ・ボーイズに対する思いを語っている。
この曲が良い。このアルバムが良い。この時期が最高だ、などなど。
私もあらためて聴いてみたら、すっと耳に入ってきたのが新鮮な驚きだった。
ベスト盤を聴きなおし、オリジナル盤の「All Summer Long 」「Today!」「Summer Days」を聴いた。
もちろん「pet sounds」も聴いたがそれでもまだ馴染めなかった。
「god only knows」は山下達郎氏のカバーが好きだったので良い曲だと思っていたけれど。
しばらく時間が経って、I-Podに入れた「pet sounds」を2~3回聴き返す機会があった。
そうしたらふと、やけにその音楽が耳に染み渡ってきたのだ。
この吸引力は何だろう?しばらくはエンドレスリピート状態だった。
歌だけではなくインストの「Let's Go Away for Awhile」もすっかりお気に入りになった。
誰かが言ってたが、なんとも中毒性の高いアルバムであることがようやく分かった気がする。
だが「pet sounds」がビーチ・ボーイズの最高傑作か、と聞かれればそうではないと答える。
60年代に限れば、傑作なのは「Summer Days」だと思っている。
それまでのサーフィンミュージックのポップさと「pet sounds」の内省的な部分が見事に同居してると思うのだ。
もう1枚が「Friends」。地味なアルバムだがこの穏やかさがなんともたまらない。
Summer Days/Beach Boys

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Friends / 20/20/The Beach Boys

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