野外コンサートは気持ちが良くて好きだ。
フジロックフェスが有名だが、参加した人の話だと、季候が悪くて、寒くて辛かったそう。たしかに山の中のフェスにはそのリスクがある。
日比谷野外音楽堂のライブはよく行っている。
80年代は内田裕也主催のフェスがあり、裕也本人や松岡力也、クリエーション、ベイシティローラズの1人とか、近田春夫、ジョー山中が出演していた。アメリカ軍の兵士みたいな人も聞きにきていて、日本人のロックには感心を示さなかったが、ジョー山中が出てきて歌い出したら急に前のめりになって聞いていた。
シーナ&ロケットが東京で最初の演奏をしたのもこのフェスだ。
鮎川は学生服姿、シーナは黒の革ジャンで網タイツだった。
また、時にはシャネルズ、モンタ&ブラザース、MIE(ピンクレディ解散後初めての単独出演)という歌謡曲寄りになって行った。山本翔もいたかな。
野外コンサートのよい所は、最初はまだ陽が照っていて、明るいのだが、途中から薄暮になり、照明が綺麗になっていくことだ。
山下洋輔トリオの歴代メンバーが集まったコンサートもあったが、二重の虹がかかり、司会の音楽評論家相倉久人が「これは最初から縁起が良いな」と言っていた。相倉さんは数年前に亡くなっている。
バブルの頃、上々颱風のコンサートもあったが面白かった。
日比谷野外は後ろの売店でビールも売っているし、場合によっては入場せずに、日比谷公園で音だけ聞いていたこともある。ウエザーリポートのコンサートも外で聞いた。故ジャコパスが悲し気なベースソロを弾いていたのが記憶に残っている。
プログレロックフェスにも行った。四人囃子、ルネサンス、ステーブハケットという並びだった。暑くて参った。プログレには夏の野外はあまり向いていない気がした。
もう一つの野外と言うと、田園コロシアムのライブアンダーザスカイというフュージョン系ジャズの催しものが、これも80年代にあった。
中目黒から東横線で田園調布駅を少し過ぎた左側にあった。今はもうない。
テニスの試合とか、女子プロレスの試合とか色々やっていた。
音楽は、パコデルシア六重奏団、スタンリークラーク、チックコリア、トニーウィリアムズ&ビリーコブハム、サンタナ、マクラフリン&ラリーコリエルなど。
まぁ、時代的な取り合わせだったが、ソニーロリンズも演奏をしていた。麻布からは広尾から一本なので割とよく行った。