リビングに畳のスペースが欲しいと言う要望がよくある

寝転がりたい派の人たちからの要望で

気持ちがわからなくはない

と言いつつウチには和室がないが、寝転がってる

 

それはともかく、その場合の和室の床の高さをどうするかで

お部屋の印象が大きく変わる

一段上げる

一段下げる

そのままの高さ

大きく分けるとこの三択になると思うが

 

今回見学したお家の和室は一段高くなってました。

リビングの床から約40センチほどの高さ

 

実際現場で体感すると

床の色が落ち着いた感じでいい雰囲気でしたが

一段上がって畳の床に上がると

なんだか不思議と、癒される感じがするのですよね

癒されると言うか、落ち着く感じ?

 

なんだこの心地よい感じは?

 

と色々考えた結果

人はきっと狭い空間が落ち着くのだろうと思いました

一段上げるってことは

床が上がるので、言い方を変えると天井高さが低くなると言う状態になる

 

そもそも畳の空間で育った私にとっては

このほど良い天井の低さと、畳の心地よさで

本能的に癒されてしまうのだろう

 

和室の場合は床に座るスタイルになる

なので、家具は重心を下げて低い高さでコーディネートされ

逆に窓は高く付けて開放感を感じるようになっている

普通のリビングより天井が低いが、視点が下がるのでなんだか逆に広くすら感じる

と言うかそのように感じる演出をしている

家具から上はシンプルに作り余計なラインを無くすことでスッキリした仕上がりに整え

照明も天井に付けずに床に置くことで、夜にライトアップしたときに

陰翳が出来て奥行き感を感じるような作りになっている

 

天井が低い空間をコーディネートする場合

二通りのアプローチの仕方があると思う

一つは、狭さを感じさせないように広く感じるような演出をする方法と

もう一つは、狭さを心地よさと捉え、より心地よく感じるような狭さを活かした空間作りをする

 

その感覚を意図してコーディネートしてるお家は心地よく感じるし

他の部屋と同じようにコーディネートしてると煩雑に感じるので落ち着かない空間になる。

 

和室の床の高さを変えるだけでも

コーディネートの仕方は結構かわるが

この状況をきちんと提案できるコーディネーターさんと家作りするのはとても楽しい時間になります

やっぱり、一流の人との仕事は面白いですよね