久しぶりのブログ更新です。
クレスト榛東校のラストイヤーとなる今年度の中3クラスは7月末をもって募集終了となりました。現在,中3夏期講習の真っ最中で,本日でちょうど折り返し地点を過ぎたところです。16年目にして過去最高に中身の濃い夏期講習になっている実感があります。ただ,8月に行うモギテストや夏休み明けの実力テストで塾生全員がすぐにこの夏の成果を発揮するとは思っていません。
毎年そうですが,夏は基本となる足場をじっくりと固め,2学期以降,そのしっかりとした土台に太い柱を積み上げ,どんどん外堀を強固にしていくイメージです。
今年の中3夏期講習は4月から綿密な計画と準備を重ね,例年以上に授業の「質」と「量」にとことんこだわった内容になっています。詳細については書きませんが,長年磨き上げた独自教材の質の高さと妥協を許さない演習量,そして塾生全員が競い合って勉強に集中できるクラスの一体感及びきめ細かい指導体制は,大手学習塾を含め他塾では環境的にも物理的にも絶対に真似できないものだと自負しています。
持論ですが,「勉強の量」だけを強調する塾にろくな塾はないと思っています。「勉強の質」が伴わなければいくら「量」をこなしても無意味です。また,「質」だけでは塾生全員の学力を伸ばすことはできません。「質」と「量」は,言わば「空気」と「水」みたいなもので,生命が生きる上でどちらも欠かせないもの,すなわち受験生が学力を高める上でどちらも両輪となるものです。そのどちらかが欠けたら意味をなさないものであって,そのどちらか一方だけで事足りると考えること自体,ナンセンスです。
▼中3夏期講習の様子です。お盆休み明けからさらに質量ともに濃い内容になっていきます。
今年度は中3クラスのみの運営で,もう新たな塾生募集を行うことはありませんので,このブログに費やす時間よりも中3クラスの指導により時間を割いて集中したいと思います。よって,おそらく次のブログ更新は,今年度の中3生の受験指導が終わったあとになるかと思います。そのときに,このブログにて改めて最後のごあいさつをしたいと考えています。