東京オリンピック開催まで本当に紆余曲折ありましたが,1年延期,無観客という異例尽くしの形でようやく今日,東京オリンピックが開幕となりました。
東京オリンピックに人生をかけてきた選手やその家族,監督・コーチ・サポーターなど多くの人たちの思いを考えれば,政治とか関係なしに私は心から選手たちを応援したいと思います。
今回のオリンピックに限らず,批判するだけならば誰でもできます。ネット社会が浸透して,国民の多くが顔の見えない批評家になったような気がします。正直,無責任な意見もたくさん目にしました。
オリンピックとまったく関係ないですけど,傍観者ならではの身勝手で無責任な意見を目にすると,ついつい自分は中島みゆきさんの「ファイト」の歌詞を思い浮かべます。闘わない人間が闘っている人間をあざ笑うことは簡単です。どんな世界でも最前線で闘っている人たちへの敬意や,その背景に対する想像力は最低限持ち合わせるべきだと私は考えます。
ファイト!闘う君の唄を戦わない奴等が笑うだろう
ファイト!冷たい水の中を
ふるえながらのぼってゆけ
体操の内村航平選手が,昨年の11月,コロナ禍で開催された国内初の国際大会の場で以下の発言して話題となりました。
「できない」じゃなくて,「どうやったらできるか」をみんなで考えて,どうにかできるように,そういう方向に考えを変えてほしいと思います。非常に大変なことであるというのは承知の上で言っていますが,国民の皆さんとアスリートが同じで気持ちでないと,大会はできないのかなと思う。どうにかできる,なんとかできる。やり方は必ずあると思うので,どうか「できない」と思わないでほしいと思います。
もう東京オリンピックが始まったからには,安心安全に最後まで行われることを祈るとともに快く日本代表の選手たちを応援しましょう。オリンピックに向けて頑張ってきた選手たちには何の非もありません。コロナがなければ母国開催という最高の晴れ舞台で大歓声の中,選手たちは死力を尽くしたはずです。大歓声を直接聞くことは夢叶いませんでしたが,選手の多くが自分のベストの力を出し切ってほしいと思います。
▼最終聖火ランナーは,テニスの大坂なおみ選手でした。
▼よろしければ,下の「合格ハチマキの女の子」をポチッと押して,応援よろしくお願いします。
▼箕郷町・金古町・吉岡町・榛東村にお住まいの方で,塾をお探しの方はぜひご覧下さい。