営業しないことが最大の営業① | クレスト榛東校の塾ブログ 群馬県榛東村・箕郷町・金古町・吉岡町の小中学生対象の学習塾

クレスト榛東校の塾ブログ 群馬県榛東村・箕郷町・金古町・吉岡町の小中学生対象の学習塾

榛東中・箕郷中・群馬中央中・吉岡中の4つの校区を対象とした,
群馬県北群馬郡榛東村にある個人塾です。
親身できめ細かい指導と,大手学習塾の3分の2以下の良心的な授業料で,
塾生の半数以上が毎年,難関校に合格しています。

私が20代の頃に勤めていた大手学習塾は,とにかく営業力に長けていました。塾の規模拡大という点においては成功を収めましたが,指導内容については私の望むものとはまったく異なるものでした。「大きな声で明るく元気よく」という社風は今も昔も変わりないでしょう。

 

その塾では,中間・期末テスト対策や,各季節講習のお知らせを授業で生徒に渡すときには,必ず「やる気のある子がいたら声をかけてね!」とか「塾に行っていない子がいたら連れてきてね!」などと生徒に声掛けすることがルーティンワークとなっていました。最初は抵抗がありましたが,組織の中で身を置く以上,仕事と割り切って取り組むしかありません。

 

もう20年以上も前の話ですが,こういった生徒を通した外部への声掛けは,いつの間にか当たり前となって,現在では大小問わず多くの学習塾がやっています。しかし,こんな声掛けを生徒の前でいくらしても,ほとんどの子は友達など連れてきません。冷静に考えればわかることですが,子供が塾に通う理由は,「自分の成績を上げたい」からであって,塾に通っていない友達の成績も上がってほしいなどと願う子はまずいません。それは保護者の方の気持ちも同様で,営業が前面に押し出されると,塾に対する不信感も次第に募ります。

 

要するに露骨に営業すればするほど逆効果なのです。自分の立場に置き換えても,しつこい営業や過度な勧誘は,商品の内容以前にそれだけでお客としての気持ちは遠のきます。

 

うちの塾では開校初年度こそ,前職の経験から,外部への声掛けを,生徒を通じて頼んだことはありましたが,二年目以降はまったくやっていません。それどころか,定期テスト対策や各季節講習は,塾生のみを対象としたもので,塾外生の体験授業(通常授業は除きます)や講習生などは一切受け付けていません。

 

定期テスト対策も各季節講習も,塾生の成績を伸ばすことが唯一且つ最大の目的であり,塾に入るかどうかわからない子の相手をしている暇は正直ありません。すべては目の前の生徒の指導に全力であたること,塾生や保護者の方の期待に結果で応えることがすべてです。その地道な信頼と実績の積み重ねが,やがてクチコミとなって次の新しい生徒につながっていくと私は実感しています。他の塾が当たり前とする営業をあえて行わない。「営業しないことが,最大の営業である」というのが,クレストの基本方針であり,私の信条です。

 

 

よろしければ,下の「合格ハチマキの女の子」をポチッと押して,応援よろしくお願いします。

 

にほんブログ村 地域生活(街) 関東ブログ 高崎情報へ

にほんブログ村

 

箕郷町・金古町・吉岡町・榛東村にお住まいの方で,塾をお探しの方はぜひご覧下さい。

クレスト榛東校のホームページ