椿が年末から咲いたのは恐らく初めてではないかと思う。
暖冬だからか・・・・。
そういえば、ゼラニュームがこの冬中咲き続けていた。
今も咲いている。
椿の花が少ないのは、根詰まりを起こしているに違いない。
確か、引越し前に植え替えてから、そのままの筈である。
この3月に忘れず植え替えをしよう。
今日聴いたのは
ブラームスのピアノ三重奏曲第3番 ハ短調
作品101
いかにもブラームスらしい旋律・特徴が濃厚。
しかし、残念ながら私の好みには合わないタイプだ。
第1楽章冒頭の主題がそうだ。断固とした力強さの
漲った旋律。第2主題は弦の歌うような旋律ではある
が、力がこもったもの。
エネルギーに満ち、充実した音楽だが、今の私には
どうもきつ過ぎるんだな。
第2楽章は、ほっとする面がある。もの悲しいような、
それでいてどこかおどけたような不思議な音楽。
解説には、実質的にはスケルツォとある。
第3楽章は弦で始まるゆるやかな楽章。聴いている
だけでは気付かないけれども拍子が変則的、つまり
4分の3拍子1小節のあとに4分の2拍子が2小節とか、
8分の9拍子と8分の6拍子の混合とか・・・(解説)。
第4楽章は第1楽章に通じるような力強く激しいもの。
無理に全身の力を奮い立たせるようなリズムもあって、
きびきびしたものだが、こういうのが私にはしっくりこない。
もっと自然体の方がいい。
全体的に充実した音楽だけれども、内に籠もりすぎて
心の開放感が味わえない。
演奏:スークトリオ(LP盤)