ブラームス ピアノ三重奏曲 第3番 | 音に巡る想い(2005~2010) / ビデオ画像と音楽(2011~)

音に巡る想い(2005~2010) / ビデオ画像と音楽(2011~)

クラシック音楽に目覚めたのはSP時代だった。知人から借りたレコードが
きっかけ。後にLPを集めたりしたが、時に感動して涙した頃が懐かしい
な~。/

主に四季の花や自然の風景などビデオ撮りした動画に、出来るだけ自作のBGMを付けて載せたいと思います。


音に巡る想い

椿が年末から咲いたのは恐らく初めてではないかと思う。

暖冬だからか・・・・。

そういえば、ゼラニュームがこの冬中咲き続けていた。

今も咲いている。


椿の花が少ないのは、根詰まりを起こしているに違いない。

確か、引越し前に植え替えてから、そのままの筈である。

この3月に忘れず植え替えをしよう。


今日聴いたのは

ブラームスピアノ三重奏曲第3番 ハ短調

作品101


いかにもブラームスらしい旋律・特徴が濃厚。

しかし、残念ながら私の好みには合わないタイプだ。


第1楽章冒頭の主題がそうだ。断固とした力強さの

漲った旋律。第2主題は弦の歌うような旋律ではある

が、力がこもったもの。

エネルギーに満ち、充実した音楽だが、今の私には

どうもきつ過ぎるんだな。


第2楽章は、ほっとする面がある。もの悲しいような、

それでいてどこかおどけたような不思議な音楽。

解説には、実質的にはスケルツォとある。


第3楽章は弦で始まるゆるやかな楽章。聴いている

だけでは気付かないけれども拍子が変則的、つまり

4分の3拍子1小節のあとに4分の2拍子が2小節とか、

8分の9拍子と8分の6拍子の混合とか・・・(解説)。


第4楽章は第1楽章に通じるような力強く激しいもの。

無理に全身の力を奮い立たせるようなリズムもあって、

きびきびしたものだが、こういうのが私にはしっくりこない。

もっと自然体の方がいい。


全体的に充実した音楽だけれども、内に籠もりすぎて

開放感がわえない。


 演奏:スークトリオ(LP盤)