バッハ ブランデンブルグ協奏曲 第5番 | 音に巡る想い(2005~2010) / ビデオ画像と音楽(2011~)

音に巡る想い(2005~2010) / ビデオ画像と音楽(2011~)

クラシック音楽に目覚めたのはSP時代だった。知人から借りたレコードが
きっかけ。後にLPを集めたりしたが、時に感動して涙した頃が懐かしい
な~。/

主に四季の花や自然の風景などビデオ撮りした動画に、出来るだけ自作のBGMを付けて載せたいと思います。

今日は朝から久しぶりに青空が見え、朝日もベランダに差し
込んだので、文鳥の籠をしばらく外に出してやった。
先日買った鉢植えのぼたんの蕾が大分膨らんできて、先が
ピンク色に。開花が楽しみ。
クレマチスの蕾も大きくなってきたが、如何せん背が伸び
すぎている。春先の新芽の時に剪定すべきだったのか、
それとも去年秋の剪定が足りなかったのか?

鉢に植えっ放しにしていた百合(カサブランカ)の芽の伸びが
急激である。鉢植えの百合は毎年新しい球根にせねばいけ
ないと書いてあるが、どうなのだろう。駄目で元々と、そのまま
見守るつもりでいる。


さて、今日はバッハのブランデンブルグ協奏曲第5番を。
中学・高校時代には全然分からなかったバッハの音楽。
レコードを買うようになった30歳半ばに手にしたエラートの
一枚がこの協奏曲から2、4、5番の3曲入ったものだった。
クルト・レーデル指揮のミュンヘン・プロ・アルテ室内管弦楽団
の演奏。 確か1000円台の廉価版だったように思う。


これを久しぶりに取り出したのだが、音は思ったよりも貧弱に
聞こえた。レコードを買い始めた頃と比べれば、装置はかなり
アップしているので、大抵は音の良さに感動するのだが、今日
は期待はずれであった。

それのみならず、なんともおとなしい演奏に聞こえた。
冒頭から音楽に躍動感がない。クルト・レーデルってこんな
感じだったのかな~。 優雅と言えばそうなのか。
第1楽章終りの長いチェンバロのカデンツァも音が小さい。
マイクから遠い感じ。でも生で聴く感じに近いようにも思う。


第2楽章もおとなしい。まあ独奏楽器の部分が多いから
こんなものかも知れぬが、それにしても弦とチェンバロが
控え目すぎるようで・・・・。


第3楽章でようやく音楽に生気が感じられて、それが救いで
あった。
クルト・レーデルは名高いバッハの研究家で、この録音は第
一回目のものだそうだが、フルートも演奏しているのだろうか。
その点は記されていない。


全体としてなんとなく満足感に乏しいので、よほど他の演奏を
聴いてみようかと思ったが、また同じ曲を・・・・と面倒になって
止めにした(苦笑)。 また後日の機会にしよう。